“me time”Overseas
波と音楽で家族が繋がるビーチライフ!
マリブの桟橋からキャニオン沿いにクルマで20分ほど内陸に入ると、こぢんまりとした美しい街が見えてきます。ここはファミリー層が多く住み、落ち着いた雰囲気の住宅が並ぶ谷あいのバレー地区。このエリアで育った夫チャドはマリブを代表する名プロサーファーで、上位を争うロングボードの競技者。兄弟でマリブのサーフショップ〈ブラザーズ・マーシャル・マリブ・サーフショップ・コミュニティセンター〉を運営し、忙しい毎日を送っています。最近はドラマーとしての才能も開花。バンドのコンサートツアーにも参加しています。妻のローレンは、同じバンドのギタリストとして活躍。最近は結婚カウンセラーの資格も取得。夫婦間のケアを担っています。
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そんな夫妻が3人の娘とともに賑やかに住んでいるのが、広々とした一軒の平家。一歩足を踏み入れると、コレクションのロングボードやアートがセンスよくディスプレイされ、サーフミュージアムのような雰囲気。天候がよくない日は、ここで一日中ハングアウトしてクリエイティブな時間を過ごします。娘たちにとっては最高の遊び場で、家の中でも大はしゃぎ。ガレージにはドラムセット、アウトドアグッズ、サーフボードなどがあふれ、雨の日でも家族みんなが温かいグルーブ感に包まれています。
ローレン・マーシャルさん(ギタリスト)
夫チャドは10代でプロサーファーになり、ロングボードのコンペティションで好成績を記録。兄弟とサーフショップ〈ブラザーズ・マーシャル・マリブ・サーフショップ・コミュニティセンター〉(@brothers_marshall)を創業。妻ローレンもサーファーで名ギタリスト。
寝室は魂を休める楽屋
陽気でアクティブな生活を好む一方、ベッドルームは色合いや照明の明るさを控えて心が休まる空間を演出。子供たちのケアを生活の中心にしつつ、この空間だけは魂が休まる夫婦のサンクチュアリに。キャンドル風のライトを灯すことで、心を穏やかにヒーリング。親密感も高まります。
オレンジやハーブを育てる庭
表の庭にはハーブやサボテン、フルーツなどの植物を栽培。今年は少し気温が低いせいか、この季節でもオレンジが収穫できるそう。裏庭のフェンス沿いにも、野菜や花を育てる花壇をレンガで設置。水やりなどの手入れは、子供たちが率先して行います。
親子を夫婦を音楽が繋げる!
人気ロックバンド“ファーマーデイブ・アンド・ウィーザーズ・オブ・ザ・ウェスト”のドラマーでもあるチャド。時間があれば、ガレージでドラムの練習に励みます。その姿を見て娘たちも挑戦。
ドラムセットの下にはヴィンテージのペルシャ絨毯を敷いて1970年代カリフォルニア風に。奥にはスピーカーやアンプなどの音楽機材を収納
リビングのコーナーに、ピアノを中心に楽器を飾って収納。ギターやウクレレはすぐに手にとって弾けるように壁にかけておくのがポイント
スポーツは生活の一部!
早朝から全員でサーフィンに行くほどアクティブな家族。彼らにとってスポーツは空気を吸うのと同じくらい当たり前のようです。海だけでなく、湖や雪山にも出かけエクストリームスポーツを楽しみます。
ガレージにはサーフボードはもちろん、スケートボード、スノーボード、バスケットボール、自転車などアクティビティに必要なアイテムが十分に揃っています
メインエントランスの脇には、ミニスケートボードが立てかけてあります。外に出かけるときにいつでも気軽に使えるそう