心とカラダの再生を求めるなら
オアフだって西海岸がいい!
海好きのみなさんなら、バカンスの行き先は当然南国リゾートが第一候補。今から今年のGWはどこに行こうかな~なんて、すでに考えている人も多いのでは? 実はそんな人に、是非おすすめしたいデスティネーションがある。それがハワイ・オアフ島。
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「あれ? 随分とお馴染みなところじゃない?」と思うことなかれ。今回ご紹介したいのは、ワイキキでもアラモアナでもなく、オアフ島の西海岸に位置するコオリナ。では、今回そこをおすすめしたい理由とは⁉
今必要なのは南国リゾートの心地よさ!
ファッションの春夏の傾向を見てみると、とりわけ強いのが南国リゾートに思いを馳せるようなコレクション。トロピカルなボタニカル柄をはじめ、南国の日差しによく似合うカラフルなアイテムが目白押し。シャツひとつとっても開放的な開襟タイプがとっても多く、たとえばアロハシャツのような、サラッと素材で着るだけで心地いいものがトレンドだ。
なぜファッションの話をしたかというと、今、南国リゾートで味わえるような心地よさを世の中が求めていることを言いたかったから。ファッションは時代の空気感を映す鏡のようなもの。ホラ、時代の変化に敏感なアナタならそんな気がしませんか? その点でも、ハワイ・オアフ島は日本人にとっても馴染み深い、絶好のデスティネーション。なにしろ島全体がパワースポットといわれるくらいだから、心を癒しながらゆったりと過ごすにはうってつけ。ま、旅慣れたみなさんには、今さらその魅力を語るのは釈迦に説法かも。
ちょっと騒がしいワイキキよりも
ダンゼン西海岸!
そんな中で、オアフの西海岸をおすすめする理由は2つある。ひとつが、本当に安らげる環境だってこと。オアフ島といえば、多くの人が滞在するメジャーな存在が、ワイキキ・アラモアナエリア。ショッピングにも便利だし、観光用の様々なアクティビティも思う存分楽しめるのはご存じのとおり。だけど、便利で世界中から人が多く集まるってことは、なにかにつけて騒々しいこともある。その点西海岸なら人も少なめ。ショッピングに駆けまわる若者たちをほぼ目にすることもないから、フラッと散歩に出てもなんら落ち着きのなさを感じることもない。
大人がゆったり滞在できる
ホテル選びも重要!
そして西海岸をおすすめする理由のふたつめ。それがホテルだ。現在西海岸のコオリナ地区には大きなホテルが3つ。さらにこの先、もう一軒大きなホテルの開業が予定されているというから、いかにこの地区が注目されているかわかるだろう。とはいえ肝心なのは、「ワイキキを離れてよかった~」と思える西海岸体験。ショッピングはさておき、ここに滞在する目的は、大自然の中に身を置いていかにゆったりと過ごせるかってこと。それには、ホテル選びはとっても重要。ホテルステイだけでどれだけ満足できるのか。あるいはホテルを拠点にどんな楽しみが味わえるのか? で、そこを探るなら、実際にホテルに泊まってみないとなにもわからない。というわけで、今回選んだホテルは、“フォーシーズンズリゾート オアフ アット コオリナ”。ここからは、このホテルを拠点に、いかに西海岸ステイが魅力的なのかをご紹介したい。
ホテルに到着すると、さっそくウエルカムドリンクとおしぼりのサービス。ハワイのホテルらしくレイも首にかけてくれる
コオリナで味わえる
ラグジュアリーなステイ!
コオリナではいかにリラックスして自分を解放できるかが大事。だから、多くの時間を過ごすホテルステイの良し悪しが、充実した西海岸体験の大部分を占めると考えていい。そこへいくと今回滞在した“フォーシーズンズリゾート オアフ アット コオリナ”は、ご存じ世界でラグジュアリーホテルを展開する“フォーシーズンズ ホテルズ アンド リゾーツ”が運営するホテルのひとつ。開業は2016年6月。オアフ島で唯一のフォーシーズンズブランドだ。
このホテルの魅力といえば、まるで自宅にいるような気兼ねなくゆったりとした雰囲気、スタッフの質の高さは当然のこと。さらに長期滞在しても飽きのこない、レストランをはじめとする施設がとっても充実しているってことが挙げられる。また、ハワイに根差した文化を多く取り入れていて、ゲストひとりひとりの要望に応じてカスタマイズされたサービスが受けられる点も嬉しい。
立地は、まさにオン・ザ・ビーチ。370室のゆったりとした客室とスイートルームは、ほぼすべてがフルオーシャンビュー! ビルなどに眺めを遮られることもなく(ワイキキじゃよくあるでしょ?)、専用のラナイからは美しいハワイの海がいつだって堪能できる。まさに絶景を独り占めってことで、海を眺めながら心地よい潮風に吹かれたらついウトウト。そんな至福のひとときが訪れるのだから、心とカラダの癒しにはこれ以上の環境はない!?
フルオーシャンビューのお部屋からの眺めはこんな感じ。朝起きて、こんな贅沢な風景が独り占めできるなんて最高でしょ?
お部屋を出たら
ホテルの敷地での~んびり!
いくらお部屋が心地いいとはいえ、ハワイでは日差しの心地よさも味わいたい。そこでまず楽しみたいのは、“フォーシーズンズリゾート オアフ アット コオリナ”の敷地内にあるプールとラグーン。プールはキッズ用を入れるとなんと4つ。だから空いているプールを選んでパラソルの下、デッキチェアでのんびりできる。ちなみに子供は入れない大人用プール横には、ジャクージのほか“カバナ”がある。ここを予約してお洒落なフードとシャンパンをオーダー。そうすれば、まさにVIPな気分が味わえること請け合いだ。是非試してみてはいかがだろうか?
ホテルのすぐ前にあるラグーンでは、スタンドアップパドルボードやシュノーケリングなど、お楽しみはいろいろ
大人専用プールは、日光浴や読書など思い思いに過ごせる場所。プール右奥にはカバナが見える
心とカラダの再生には
ホテルの施設も上手に利用!
せっかくハワイに来たなら、癒しだけでなく心とカラダの再生を考えたいもの。日頃頑張っている自分のケア。これも忘れちゃいけない大事なことでしょ? このホテルなら、そんな人への対応もバッチリ。たとえば、朝日を浴びながらのモーニング・ヨガに参加するのも手。ヨガ未体験の人でも大丈夫。親切なトレーナーが無理なくリードしてくれる。
カラダのケアというと、スパ体験もおすすめしたい。ホテルのすぐ横にある“ナウパカ・スパ&ウェルネス センター”では、ハワイ伝統のロミロミマッサージほか、様々なメニューを選べるセラピーを用意。静かな空間で腕利きのプロが至福の時間を提供してくれるから、これを利用しない手はない。あれ? 「男性がスパなんて!」な~んてこと、まだ思っている? もちろんそんなことはない。世界中からここに集まるそれなりのビジネスマンだって、ここのセラピーで心もカラダも再生。できる大人こそ自分のヘアには気を遣うってことで、男性の利用者もかなり多いんだとか。
そしてもうひとつ。是非体験してほしいのが、“ヤマグチサロン”だ。ここは、多くのセレブリティを手掛けるなど美容業界に革命を起こした世界的スタイリスト、ビリー・ヤマグチのお店。ユニークなのは、風水を取り入れたカットやメイクアップ、さらにはファッションのスタイリングまで提案してくれるところ。つまり、セレブ御用達レベルのヘアケアを体験できるうえ、自分の魅力をさらに引き立てる方法、さらには運気アップまで期待できるのだから、これはありがたい。また、無料の風水ビューティセミナーも不定期(開催日はHPにて確認)で開催。きっと思い出に残る体験になることは、間違いない。
風水ビューティセミナー中のビリー・ヤマグチさん。セミナーでは、まず自分のパーソナリティやライフスタイル表す言葉や色などをチェック用紙に記入。それに基づき、ビリーさんが的確なアドバイスをしてくれる。サロンの鏡にマーカーで直接書くスタイルは、まさにライブ感たっぷり!
長い滞在でも味わいきれない!
せっかく旅を満喫しようとしても、毎日のお楽しみとなる食が“しょぼい”と旅の満足度も急降下。特にハワイの西海岸では評判のレストランがワイキキほどたくさんあるわけじゃないから、滞在するホテルの食の充実度は必須となる。でも、ご安心を。“フォーシーズンズリゾート オアフ アット コオリナ”なら、屋内外でダイニングが楽しめる美味しさで評判の料金施設が5つ! しかもバラエティに富んだメニューを用意しているので、長い滞在でも決して食べ飽きる心配がない。そんな中でも、ちょっと特別なのがシーフードレストラン“ミーナズ・フィッシュハウス”とイタリアンレストランの“ノエ”だ。
“ミーナズ・フィッシュハウス”は、数々の賞に輝くセレブリティシェフのマイケル・ミーナが手掛けたクオリティの高いシーフード料理が堪能できるレストラン。近海産の新鮮な魚介を素材とした感性豊かな料理は、オーシャンビューのロケーションで味わうとまた格別! しかも服装は、リゾートカジュアルでOK。席数も244あるから、ゆったりとした空間で贅沢なお食事を楽しんで!
“ミーナズ・フィッシュハウス”は爽やかなオーシャンビューが楽しめる絶好のロケーション。心地よい潮風を感じながら味わうシーフードは絶品!
そして、イタリアンレストランの“ノエ”。ここも相当楽しめる。まずここは、ワイン・プログラムが、『ワイン スペクテーター』誌のベスト・オブ・アワード・オブ・エクセレンス』を受賞したくらい充実しているのが自慢。イタリアン料理はワインとのマリアージュもとっても大事。ハワイ=ワインが美味しいというイメージを抱く人は少ないと思うが、ここなら話は別。貴重なヴィンテージと世界のあらゆるワイナリーを網羅した豊富なセレクションは、舌の肥えたトラベラーでもきっと満足するのでは? もちろん料理だって、オリジナリティあふれる最高のものを提供してくれるのが“ノエ”。シンプルで味わい深い南イタリア料理がベースで、“カプリ島とオアフ島の出会い”をテーマにした料理は食通も唸るほど。う~ん確かに。新鮮な地元の魚介、最高級のお肉、それに自家製パスタなどなど、テイストは軽やかだけど味わいはリッチ。サンセットを眺めながら、お洒落に最高のイタリアンを味わえば、パートナーだってうっとり気分になることは間違いないだろう。
“ノエ”も屋内外のテーブルを用意。しっとりと楽しみたいなら落ち着いた雰囲気のインサイドで。アウトサイドではサンセットを楽しみながらワインを傾けるのもいい
“ノエ”の料理長は、日本人の高塚良さん。イタリアで10年の経験をとおして、ローマのレストラン“パリアッチョ”をはじめ、ヴェローナのレストラン“ペルベッリーニ”では、スーシェフとしてミシュラン2つ星獲得に貢献したスゴ腕!
ミーナズ・フィッシュハウスやノエ以外にも食のお楽しみはまだまだいっぱい。アジアや地元産の新鮮な食材にこだわる創作コンチネンタル料理が楽しめるダイニング“ラ ヒキ キッチン”では、サンデーブランチが楽しい
“ラ ヒキ キッチン”で人気のドリンクは右のDIYブラッディーマリー。スパイシーな味わいは常夏気分を刺激してくれそう
もちろん日本の食材も楽しめるのがココ。日本そばを数々のトッピングで召し上がれ!
サンデーブランチのビュッフェでは、滋味あふれるカキやエビなどのシーフードをその場で調理。お肉や炒め物などのコーナーもあり、目移りしちゃいそう!
ホテルを離れても楽しいのが西海岸!
“フォーシーズンズリゾート オアフ アット コオリナ”のすぐ近くに、美しいビーチはもちろん、ゴルフ場、マリーナがあるのはさすが西海岸。また、そんな雄大な自然の楽しみを存分に楽しめるよう、このホテルでは様々なオプショナルツアーを用意。大人の冒険心が掻き立てられる、そんな体験に満ちあふれているのは見逃せない。ちなみにこのホテルのゲストなら、コオリナ・ゴルフクラブとコオリナ・マリーナは優先的に利用可能。午前はゴルフを心ゆくまでプレイ、午後はゆったりとクルージングを楽しむなんてことも気軽にできるのは嬉しい限り。そう、これもまた西海岸だからこそできることなのだ。なかでも海好きに特におすすめしたいのが、やっぱりクルージングだろう。
ハワイらしさもあふれるケータリングの一例。お好みによってアレンジ可能
シャンパンやワイン、ビールなど、こちらもリクエストに応じて用意
コオリナ・マリーナを出港したら、そこに広がるのは青くて爽やかなハワイの海。シュノーケリングもできるから、海に飛びこみアイウミガメやリーフシャーク、カラフルな熱帯魚と戯れると、きっと心の癒しになるはず。運がよければクジラやイルカに出会える可能性もあるから、これを楽しみにするゲストも多いんだとか。また、サンセットクルーズの場合は、太陽が沈むタイミングを見計らってマリーナを出港。ロマンチックなひとときが待っている。とはいえ、クルージングはサンセット見物やシュノーケリングだけが楽しみではない。船内に持ちこむ豪華なケータリングサービス、これもラグジュアリーで楽しいひとときを後押ししてくれるもの。シャンパンを片手に頬をなでる心地よい潮風……。そして、遮るものがなにもない大海原に向き合う最高のひととき。そんな気持ちよい体験を贅沢に味わえるのがこのクルージング。「来てよかった~」と思える瞬間はここにもある。
もちろん、西海岸でのお楽しみはこれ以外にもたくさん。選ぶだけじゃなく、もし是非やってみたいことなどがあれば、“フォーシーズンズリゾート オアフ アット コオリナ”に相談。日本語に堪能なスタッフもいるから、ゲストのために様々アレンジメント。ラグジュアリーホテルらしい、キメ細かい対応をしてくれるだろう。
実は、最初は癒しを求め、ゆったり過ごすことを目的に選んだ西海岸のホテルステイ。確かに、ハワイの雄大な自然とホテルの贅沢な空間や施設、ホスピタリティの高さを味わうと心もカラダも癒される。ところが、いったんリフレッシュしちゃえば、逆にどんどん積極的に行動したくなるのも西海岸なのかも。まさに心とカラダの再生を求めるなら、ココこそうってつけの場所ではないだろうか。
オアフ島へは快適な“デルタ・ワン”で!
旅慣れた大人は、エアライン選びにもこだわるもの。特にビジネスクラスは、どのエアラインも独自のサービス投入に余念がない。でも、ハワイに行くならやっぱりアメリカのエアラインのほうが気分も上がるし、サービスだってそれなりのものが期待できそう。で、おすすめしたいのが、デルタ航空のビジネスクラス“デルタ・ワン”。今回の取材でも利用した、そのサービスの充実度とは?
デルタ航空のいいところは、まず日本の主要4都市から利用できるハワイ直行便があるところ。日本人向けサービスにも力を入れていて、ビジネスクラス“デルタ・ワン”ではこだわりの日本食を提供してくれるほか、機内の日本語サービスも好評だ。
全席通路から直接出入りできて
ビジネスクラスに求められるサービスは、快適に過ごせるためのサービス、食事、そして座席。それを最上級のレベルで味わえるのが“デルタ・ワン”。プライバシーを確保するため、全席が通路から直接出入りできるレイアウトを採用。ほかのゲストが気になる、な~んてことは全くない。もちろん座席は180度水平になるフルフラットベット。おまけに寝具は、大きく贅沢な厚さの掛け布団とダウンタッチの快適なピローを用意。ハワイ着便はだいたいがホノルル到着が朝。これなら、寝つけずに旅の初日からグッタリなんて心配もなさそうだ。
アメニティキットは〈トゥミ〉製で、“19 degreeコレクション”のデザインを踏襲したオリジナルソフトケース。その中には、NY発のスキンケアブランド〈キールズ〉の製品を採用するなど、旅慣れた大人にも嬉しい仕様
待ち遠しいのは厳選された食器で供される
おそらくビジネスクラスで最も楽しみなのは食事ではないだろうか。ここに満足ができなと旅も台ナシという人も多いはず。そこへいくと“デルタ・ワン”は、旬な食材をふんだんに使用。器も厳選されたものでもてなしてくれる。特に楽しみなのが、日本から出発する路線。ここでは、ミシュラン二つ星の和食店“一汁二菜うえの”の上野法男シェフ考案・監修のメニューを導入。本格的な日本食、または3種類の洋食から選べる楽しさもあるのは嬉しい。好評なのは機内食だけではない。ワインもそう。それもそのはず。デルタ航空のマスター・ソムリエ、アンドレア・ロビンソンは、ソムリエ教育国際機関のザ・コート・オブ・マスター・ソムリエを務めるほどの女性。彼女が毎年約2000本の中から、デルタの空の旅にぴったりなものを厳選しているからとっても楽しみ。“デルタ・ワン”は、高級レストラン顔負けの布陣で、食にこだわる大人を唸らせているってわけだ。
空港では“デルタ スカイラウンジ”で
ビジネスクラスでは、空港ラウンジの充実もポイント。デルタ航空の空港ラウンジ“デルタ スカイクラブ”は、世界に50カ所以上。もちろん、ホノルルの“ダニエル・K・イノウエ国際空港内でも利用可能だ。室内は、ハワイアンカルチャーをテーマに、木のぬくもりを生かしたデザイン。フレッシュフルーツ、マフィンやベーグルなどなど、軽食と飲み物を楽しみながら、搭乗までのひとときを心安らかに過ごすことができる。インターネットサービスは当然のこと、出発ゲートの近くにあるロケーションという点も便利で魅力的!
●フォーシーズンズリゾート オアフ アット コオリナ
住所:92-1001 Olani Street Kapolei, Hawaii 96707 U.S.A.
TEL:0120-024754
宿泊予約:reservations.oahu@fourseasons.com
ホームページ:https://www.fourseasons.com/jp/oahu
●デルタ航空予約センター
TEL:0570-077733(9:00~20:00)
ホームページ:delta.com
機内誌ウェブサイト:www.deltasky.jp