レトロな雰囲気が味わい深い快速カフェレーサー! 〈カワサキ〉KZ305
10代の頃からバイクにハマったジョニー。ノーマルでは満足しない探究心は愛車に施したオリジナルカスタムからも見てとれる。まさしくオンリーワンに仕上げられた愛車にはバイクへの熱い思いがたっぷりとつまっていた!
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- カリフォルニアのモーターサイクリスト! vol.28
[ジョニー・シャルドネイ]Jonny Chardonnay
LA出身。自転車、モーターサイクルなどの2輪に興味をもち、一時期はメカニックを志したほどバイク愛が強い。現在はソーラーパワーを扱うサステナブルブランドのセールスを行いながら、モータサイクルライフを満喫中。
父親の影響で幼い頃からオフロードバイクを楽しんでいたジョニー。そのせいか10代半ばにしてバイク沼にどっぷりとハマり、今はアスファルト上でのライディングを楽しんでいる。そんな彼の愛車は日本ブランドの旧車〈カワサキ〉KZ305。なんとも男らしい渋いチョイスだが、KZ305の面影はほとんどなく、オリジナルカスタムが満載な仕様に。ゴールドとホワイト、ブラックで統一された外装は、LAの街中にいてもひと際目を引くほどの存在感。
「このバイクは4年前にツーリング仲間から購入したもの。ブレーキ、電気システム、シリンダーなど10カ所以上の修理が必要だったんだ」
修理完了までに相当な時間がかかったというが、笑顔で当時を振り返ることができるのは、このバイクで公道復帰したときに“底知れぬ喜び”がこみ上げてきたからだそう。ツーリングだけでなく、リモートワークで近所のカフェに行くときも“相棒”と一緒で彼の生活には欠かせない存在に。街では愛車の写真を撮ってもいいかと尋ねられることも。まさしく自慢の1台、愛着はどんどん増していく。
レトロな雰囲気のバイクに合わせてヘルメットは、バブルシールド付きの〈ビルトウェル〉の“グリンゴ”をセレクト
ボディ色に合わせて色を統一したことですっきりとしたハンドルまわりに。ヘッドライトもLEDをインストール
タンクにはゴールド×ブラックのチェッカー柄をあしらいレーシーな雰囲気に
シートはカフェレーサーらしいカウル付きのシングルシートに変更。座面のダイヤキルト柄もレトロ感があって渋い
アスファルトの上を走りながら大自然を満喫できる、海沿いのPCH(パシフィックコーストハイウェイ)。特にマリブのズマビーチ近辺のコーナーは景色が美しく、気持ちよくて好きなんだそう。
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雑誌『Safari』11月号 P233掲載
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photo : Kentaro Minato (Seven Bros. Pictures)
text : Momo Takahashi