“厚い胸板”で”開襟シャツ”を着こなす！
【野田クリスタルの『服が似合う』筋トレ vol.1】
近年、盛り上がりを見せるフィットネスブーム。新たにトレーニングをはじめたり、それが習慣化してライフスタイルの一部になっている人も多いのでは？ でもその一方で「カラダを鍛え過ぎたら、服が似合わなくなるかも……」な〜んて心配も。たしかにサイズ選びやコーディネートなど、マッチョのファッションは難しいイメージ。とはいえ、お洒落を諦めるのはまだ早い。むしろ、”鍛えられた肉体だからこそ似合う服”も存在するのだから。 というわけで、全3回に分けて、迷えるマッチョを救うトレーニング＆スタイリング企画をお届け。 トレーニングを教えてくれるのは、「ファッションに一切関心がない、服はほぼすべてもらいもの、人からの意見をすべて鵜呑みにしてきた」と話す最高の被検体、野田クリスタルさん（マヂカルラブリー）。トレーニー代表として、スタイリストが用意した“マッチョに似合う服”のモデルを務めてくれた。
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野田クリスタル
お笑いコンビ・マヂカルラブリーのボケ担当。ピンとしてＲ‐１グランプリ2020優勝、コンビとしてＭ‐１グランプリ2020優勝。トレーニング歴 10年。筋トレをはじめたきっかけは、ダンクシュートができるようになるため。2021年、東京・新宿に自身の名を冠したクリスタルジムをオープン。
初心者にもオススメ！
ダンベルフライで大胸筋を鍛える！
「胸のトレーニングは、大きく分けて2つ。1つはプッシュ系。ベンチプレスや腕立て伏せのような“押す”種目。そして、フライ系の種目では、羽のようにパタパタと、両腕を大きく“広げる&閉じる”動作を行います。
どちらもやるべきなのですが、プッシュ系のほうは、腕が先に疲れてしまって、大胸筋に刺激を入れる感覚を得るのが難しい場合が多いです。自重トレーニングの定番・腕立て伏せも、ちゃんと胸に効かせるとなると、実は難易度が高いんですよ。
一方フライ系は、肩関節を中心に動かすトレーニングなので、ダイレクトに大胸筋を狙いやすい。初心者でも胸のストレッチを感じやすいと思います。
ただ、ダンベルが重すぎるとコントロールできなくなってしまうので、10〜15回の高回数を扱える重量で、3セットからはじめてみましょう」
スタートポジション。両手にダンベルを持ちベンチに仰向けに。手のひらを向かい合わせ、肩甲骨を寄せておく。
肘を曲げながらゆっくりとダンベルを下ろす。胸の一番高い位置くらいまで。肘の開き過ぎ、深く下ろしすぎには注意。肩を痛める原因に。
アップとして、ダンベルを持たずに動作確認をすると感覚が掴みやすい。手で触りながら胸の筋繊維のストレッチを感じよう。
閉じる時は大胸筋の収縮を意識。“だっちゅーの”のイメージで胸を寄せてみて。
爽やかな開襟シャツを着るなら、
厚い胸板がバッチリ合う！
開襟シャツ3万4980円（ノンネイティブ／ノンネイティブショップ）、デニムパンツ3万6300円（ウティ／にしのや）、ネックレス3万5200円（シンパシー・オブ・ソウル／S.O.S fp 恵比寿本店）、スニーカー1万7050円（コンバース／コンバースインフォメーションセンター）、その他はスタイリスト私物
ガッチリ体型には、胸元で爽やかなヌケ感を。
「ここ数年のトレンドで1枚は持っておきたい開襟シャツ。華奢な体型よりも、ある程度、胸に厚みがあったほうが、よりカッコよく着こなせるアイテムです。ボックスシルエットのものが多いので、筋肉がつき過ぎて、かなり胸が張っている人でもOK。半袖の開襟もかっこいいけど、長袖を捲って着るのも大人な雰囲気に仕上がります」（スタイリスト 田川 匠さん）
「自分は、女性は筋肉を主張した服装が嫌いと聞いた瞬間から、全く主張しなくなるようなタイプで。シャツを開けるのも、中にタンクトップを着るのも新鮮でした。こういう爽やかな着こなしだったら、嫌らしくないし、全然アリですよね。このバランス感覚を学んでいきたいです」
こんなトレーニングをするなら、
クリスタルジムへ！
「せっかくジムに入会しても、半分ぐらいの人たちは結局行かなくなってしまうんですよ。その理由って、”つまらない”からなんですね。やり方が分からない、1人でやっていても楽しくないとか。だから、ジムに行く理由が”面白い”になったら続くんじゃないかなって思うんです。マッチョ芸人がトレーニングを教えるジムがあったら、楽しいだろうなと思って始めたのがクリスタルジムです。芸人って話上手だから、指導も分かりやすいし、なにより、こんなに笑い声が聞こえてくるジムってないと思うんで、初心者こそ是非。」（野田クリスタルさん）
クリスタルジム
住所：東京都新宿区西新宿8-13-2 星野ビル2F
URL：https://crystal-gym.jp/
●S.O.S fp 恵比寿本店
TEL：03-3461-4875
●コンバースインフォメーションセンター
TEL：0120-819-217
●にしのや
TEL：03-6434-0983
●ノンネイティブショップ
TEL：03-5990-4720
photo：Keisuke Takahashi styling：Takumi Tagawa text : Shu Nissen
