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2024.10.03


歴史的な景観と、新鮮な魚介を北欧スタイルのフレンチで楽しめる〈ルアン NIPPONIA HOTEL 函館 港町〉!

日本初の国際自由貿易港として開港し、発展した函館。レンガ造りの歴史的な姿が残る場所で新たな食体験ができると噂のレストランが〈ルアン NIPPONIA HOTEL 函館 港町〉である。

函館を象徴する景観が残る“金森倉庫群地域”にある、レンガ造りの倉庫一棟を宿泊施設として改修した〈NIPPONIA  HOTEL 函館 港町〉。外観や内部の造りはできる限り残してあるという。

ホテルのエントランスに入るとすぐに広がるモダンな空間がレストラン。北海道と函館の山海の恵みを主役とした“北欧風にアレンジされたフレンチ”がいただける。宿泊せずとも利用できるのが嬉しい。

歴史的な景観と、新鮮な魚介を北欧スタイルのフレンチで楽しめる〈ルアン NIPPONIA  HOTEL 函館 港町〉!レストランは赤レンガ倉庫に北欧の雰囲気をプラスした空間

ディナーのCコース(1万円)は、アミューズ、オードブル、温かいオードブル、スープ、魚料理、肉料理、デザートといった構成。季節や仕入れによって内容は変わる。取材時の料理とペアリングした酒をいくつか紹介していこう。

歴史的な景観と、新鮮な魚介を北欧スタイルのフレンチで楽しめる〈ルアン NIPPONIA  HOTEL 函館 港町〉!“ディナーCコース”より、“オオズワイガニのファルシ 発酵トマトのガスパチョとともに”

オオズワイガニの脚肉の下に、函館の隣町・七飯(ななえ)町産のリンゴ、セロリなどと合わせたサラダ仕立ての蟹肉がたっぷりと詰められている“オオズワイガニのファルシ 発酵トマトのガスパチョとともに”。生のトマトを自家発酵させたものがベースのガスパチョをソースとして。

このレストランではドリンクのペアリングもシェフの提案。繊細な肉質ながらも濃厚な蟹の旨味たっぷりの料理に合わせたのは、はこだてわいんの“北海道100シリーズ ケルナー2023”(1210円/グラス)。北海道産の原料にこだわった“北海道100シリーズ”。余市産のケルナーを100%使用している。

きりっと冷えたワインは最初に甘味を感じ、飲み心地はスッキリ。ケルナーの大きな魅力である柑橘や青リンゴのような芳香が漂い、料理に使われているフェンネルの香りともよく合う。温度が上がるとともにボリュームがアップしていくのもいい。

歴史的な景観と、新鮮な魚介を北欧スタイルのフレンチで楽しめる〈ルアン NIPPONIA  HOTEL 函館 港町〉!コースより、“北海道産のブリを2種の仕立てで”

“北海道産のブリを2種の仕立てで”は、背と腹の2種の部位をグリルとミキュイ(低温調理による半生仕立て)の2種の味わいに。グリルは軽い薫香が鼻腔をくすぐる。どちらも絶妙な火入れで、ブリ本来のおいしさも感じられる。オリーブや自家製ベーコンなどで作られたタプナードソースとともに。

食中酒にぴったりと勧められたのが、函館醸造の“郷宝(ごほう) 特別純米 磨き五割五分” (1210円/グラス)。北海道産の酒米100%を使った淡麗旨口。ケルナーの後に味わっても違和感なく、ほんのりと薫香を秘めた、きれいでキレのいい、仕込み水の美味しさまでも感じられる日本酒。ブリの旨味や酸味にも寄り添う。

シェフの齋藤寿樹さんは、恵み豊かな道南の食材をメインに使い、サステナビリティにも意識的に取り組む。

最近、地球の環境変化により函館で漁獲量が増えたブリや、噴火湾で豊漁のオオズワイガニといった魚介も積極的に取り入れ、新たな食を提案。例えば、ブリは北海道ではあまりなじみがない魚であり、オオズワイガニは豊漁が好感されている一方で、ほかの水産物の漁の網を破るといった厄介者という一面も。害獣対象である函館や道南のエゾシカを使用したジビエ料理も登場する。

歴史的な景観と、新鮮な魚介を北欧スタイルのフレンチで楽しめる〈ルアン NIPPONIA  HOTEL 函館 港町〉!コースより、“函鹿の赤ワイン煮込み クリスティアン仕立て”

そして、メインの肉料理は“函鹿の赤ワイン煮込み クリスティアン仕立て”。〈ソバージュ ド 函館〉が手掛ける蝦夷鹿のブランド〈函鹿〉のバラ肉を使用したひと品。伝統的な手法で赤ワイン煮込みにした鹿肉を細かくほぐしてから、パリパリの生地で包んで仕上げてある。

こちらには軽めの赤ワインもいいが、函館のクラフトビール、函館麦酒醸造所の“ブラックベリー ポーター”(1815円/ボトル。前日までに要予約)を合わせた。函館産の無農薬のブラックベリーを使用し、赤ワインの雰囲気が漂うフルーツビールとの相性を探るのもまた面白い。

周辺は伝統的建造物群保存地区に指定されているエリア。食事の後は、彼女と函館の街並みを散策しながら帰ろう!

歴史的な景観と、新鮮な魚介を北欧スタイルのフレンチで楽しめる〈ルアン NIPPONIA  HOTEL 函館 港町〉!函館らしい場所で彼女とディナーを!

そして、フランス料理をとことん楽しむ“ダイナースクラブ フランス レストランウィーク2024”が、今年も開催されている(~2024年10月14日)。〈ルアン NIPPONIA  HOTEL 函館 港町〉も参加し、期間中は魅力的な限定メニューが味わえる。こちらのチェック&予約もお忘れなきよう! 

 

 
Information

●ルアン(LE UN) NIPPONIA  HOTEL 函館 港町
住所:北海道函館市豊川町11-8 NIPPONIA  HOTEL 函館 港町1F
営業時間:17:30~22:00(20:00LO)※予約が望ましい
不定休
TEL:0120-210-289(VMG総合受付)
URL:https://www.vmg-hakodate.com/
※サービス料込み

●ダイナースクラブ フランス レストランウィーク2024
URL:https://francerestaurantweek.com/

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取材&文=はまだふくこ text : Fukuko Hamada
ライフスタイルジャーナリスト
美酒と美食はもちろん、ホテル、ビューティ、インテリアなどライフスタイル全般を得意とする。現在はラグジュアリーメディア、ビジネス誌、ホテル専門誌など幅広い媒体に寄稿。美味しいもの探求家でもあり、日々のシャンパーニュは欠かせない。
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