ダウンやフリースの楽ちんコーデを大人っぽく変えるアイテムとは?
冬になると増殖する、ダウンやフリースジャケットにスウェットパンツを合わせた楽ちんコーデ。たしかに楽だから、リラックスしたい休日にはぴったり。とはいえ油断すると、それが部屋着に見えてしまって、いくらご近所でも恥ずかしいな~んてことも。で、それを回避する方法のひとつが、足元に上品シューズを合わせること。でも、シューズだけ品がよくても、逆に浮いてしまう!? じゃあ、どうすれば!?
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上品シューズが浮かないようにするポイントは、ずばりボトムにあり。それには、いつものスウェットパンツを変えなくちゃね。といっても形はそのまま、素材を変えるだけ。たとえば、落ち着き感が漂う上質なニットパンツは最適。これなら、ローファーのような上品シューズと合わせても違和感がないし、大人っぽさも倍増。それでいて楽ちんさは変わらないとくれば、取り入れない手はない。今回は、トップは同じで、ニットパンツを合わせた場合とスウェットパンツを合わせた場合を比較。その違いを見てみよう。
プリマロフトジャケット3万8500円(ザ・ノース・フェイス/ゴールドウイン カスタマーサービスセンター)、ロングスリーブTシャツ1万120円(マジェスティック フィラチュール/インターブリッジ)、スウェットパンツ1万3200円(デウス エクス マキナ/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)、ローファー12万1000円(ジェイエムウエストン/ジェイエムウエストン 青山店)
ニットパンツ4万8180円(ルクシー/同興商事)、その他は上のコーデと同じ
ダウン系コーデを大人っぽく!
ダウン風中綿ジャケットに白T、足元はローファーという、ボトム以外はすべて同じアイテムを使った2つの着こなし。スウェットパンツの場合はスポーティさという点でダウン風ジャケットとは相性バッチリなんだけど、やはり上品ローファーとは違和感あり? ところがニットパンツの場合はどうだろう。パッと見はスウェットパンツと同じようでも、しなやかなニット素材のおかげで全体的に落ち着き感がアップ。大人らしさが増したせいで、品のあるローファーもごく自然に馴染んで見える。こうなると、もはやご近所コーデという印象はどこへやら。こんな上品さとリラックス感を両立した大人の楽ちんコーデなら、カジュアルなデートにも使えそう!
スウェットパンツ1万3200円(デウス エクス マキナ/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)、ローファー11万6600円(ジェイエムウエストン/ジェイエムウエストン 青山店)、その他はスタイリスト私物
ニットパンツ4万8180円(ルクシー/同興商事)、その他は上のコーデと同じ
ニットパンツは有効!
上のダウンコーデと同じく、スウェットからニットパンツに変えると、大人らしさが段違い。モコモコしたフリースと上品なニットの風合いとが相まって、見た目のウォーム感も増量。まさに大人にふさわしい冬の楽ちんコーデになる。ちなみにこのコーデでは、カラーリングもポイント。上のコーデは、ベージュとライトグレーという淡色で構成しているが、そうなると黒のローファーが浮いて見えがち。一方、下のコーデは渋みのあるミディアムグレーのニットパンツ。こんなふうに落ち着いた色を挟むことで、足元が浮くことなく、着こなしに統一感をもたらしてくれる。
インターブリッジ
TEL:03-5776-5810
オリエンタルシューズ
TEL:03-6804-3280
ゴールドウイン カスタマーサービスセンター
TEL:0120-307-560
ジェイエムウエストン 青山店
TEL:03-6805-1691
ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム
TEL:03-3401-5001
同興商事
TEL:03-6804-2068
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Masahiro Enomoto(remix) text:Kyoko Chikama