マンネリ打破に効くデニムとは!?
青でも黒でもない“アースカラーデニム”が正解!
ブルーデニムの定番アメカジや、黒デニムのスタイリッシュコーデも、毎日続けていればどうしてもマンネリ化してしまうもの。でも、お洒落心が弾む秋ということもあるし、たまには定番色から脱して気分を変えてみてはどう? そこで有効なのがカラーデニム。とはいえ、これって色合わせが難しそう? ごもっとも。でも、その中でもいわゆる“アースカラー”のデニムを選ぶと、案外簡単にいい感じのコーデが完成。マンネリ防止が叶うことに!
- TAGS:
- Fashion
アースカラーというのは、植物や大地など自然界に存在するものの色のこと。ベージュ、ブラウン、グリーン、カーキといった落ち着いたトーンの色合いが代表的。ここに海っぽいブルー系を加えることもあるけれど、とりあえずブラウン系かグリーン系と考えておこう。これらの色はすこぶる肌との馴染みがよく、落ち着いた大人の雰囲気を出しやすいのが持ち味。しかも秋らしい洒落た印象に仕上がるから、まさに今が旬。コーデのマンネリ化を防ぐにももってこいというわけ。ではさっそく、アースカラーデニムの着こなしのコツと、オススメの5本を紹介していこう!
シャツ7万5900円、Tシャツ2万900円(以上ストーンアイランド)、デニムパンツ2万2000円(リーバイス ビンテージ クロージング/リーバイ・ストラウス ジャパン)、バッグ1万7600円(ザ・ノース・フェイス パープルレーベル/ナナミカ 代官山)、サングラス3万5200円(アイヴァン/アイヴァン 東京ギャラリー)、その他はスタイリスト私物
こちらは淡いグリーンのパンツを軸に、濃いグリーン、ベージュ、ブラウンといった色をミックスした着こなし例。アースカラーはどんな色にも合わせやすいが、統一感や新鮮さを出すのであれば、同じトーンでまとめるのがオススメ。同じグリーン系でも、ボトムとトップで濃淡を変えることで、立体感のあるお洒落を表現することができる。これならカラーボトムに抵抗感のある人でも、自然な雰囲気で着こなせるのでは?
2万2000円(リーバイス ビンテージ クロージング/リーバイ・ストラウス ジャパン)
どこかレトロな雰囲気が漂う淡グリーンのデニムパンツ。適度にゆったりとしたストレートフィットで、非常にナチュラルなシルエット。大人が肩の力を抜いて穿くのに、ちょうどいいバランスといえそう。爽やかさと落ち着き感を併せ持った色合いなので、オールシーズン穿けるのも魅力。
4万6200円(ディーゼル/ディーゼル ジャパン)
ミリタリーグリーンの硬派なカラーリングが秋冬の着こなしにぴったりな1本。ヴィンテージ風の加工だけでなく、裾部分が切り替えデザインになっていたり、ベルトループ付近にレーザー加工で文字を入れていたりと、凝ったディテールも魅力になっている。力強い太めストレートシルエットながら、スウェットのようなジョグジーンズ素材なので、穿き心地は非常にソフト。
2万4200円(ヤヌーク/カイタックインターナショナル)
グレーがかったベージュといった感じのクレイ(泥)カラーがお洒落な1本。バランスのいい細身シルエットに仕上げていて、すっきりと穿きこなすことができる。また、新開発のストレッチ素材を使用していて、驚くほど動きやすいのも大きな特徴。後部にはブラックレザーのパッチがあしらわれ、キリッと引き締まった後ろ姿を演出してくれる。
1万9800円(スコッチ アンド ソーダ/コロネット)
アムステルダム発の人気ブランドらしい、明るいブラウンカラーが垢抜けた雰囲気を演出するデニムパンツ。製品染めによる軽い色ムラ感があり、上品ながらもこなれている。シルエットはすっきりとした細身で、ストレッチ入りのため動きやすさも十分。季節感のある大人カジュアルを狙っているなら、もってこいの1本。
3万5200円(PT トリノ デニム/PT ジャパン)
知る人ぞ知る美脚シルエットの名作“スウィング”を、秋らしいマスタードカラーで楽しめる1本。“スーパースリムフィット”と謳われているものの、誰にでも穿きこなせるバランスのいい細身シルエットに仕上がっている。もちろんストレッチ入りなので、動きやすさの面でも優秀。茶系のトップを合わせると、抜群に洒落た着こなしに仕上がるはず!
●アイヴァン 東京ギャラリー
TEL:03-3409-1972
●カイタックインターナショナル
TEL:03-5722-3684
●ストーンアイランド
TEL:03-5860-8360
●ディーゼル ジャパン
TEL:0120-55-1978
●ナナミカ 代官山
TEL:03-5728-6550
●PT ジャパン
TEL:03-5485-0058
●リーバイ・ストラウス ジャパン
TEL:0120-099-501
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Hidenori Asai text:Kunihiko Nonaka(OUTSIDERS.Inc)