【5選】“タフ見え”アウターをお探しなら、
今なら断然“ファティーグジャケット”!
羽織るだけでたくましい印象を醸し出せるのが、ミリタリーなアウター。パッと思い浮かぶのがMA-1やB-3あたり? そうなると寒い季節のウエアだと思われがちだけど、ちょっと待って。もちろんそのほかにも、ライトな着心地のジャケットだってちゃんとある。で、今時期にちょうどいいのが、今回ご紹介するファティーグジャケットだ。
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ファティーグジャケットとは、1960年代に開発された亜熱帯地仕様のミリタリージャケット。別名“コンバットトロピカルコート”。年代と地域性からご想像のとおり、ベトナム戦争時にアメリカ軍が採用したことが出自とされるウエアだ。高温多湿なエリアで着ることを想定したため、コットンポプリンなど軽く乾きやすい素材を使用。また、4つのマチ付きフラットポケットや二重のフライフロント、調整カフスなど、ディテールも特徴的だったりする。
と、うんちくを語るといろいろあるけど、とにかく見た目のタフさがポイントで、今シーズンは様々なブランドがピックアップしているのがニュース。まさに旬なアウターゆえに、さっそくワードローブに追加してみてはどう?
RON HERMAN
6万7100円(ロンハーマン)
タフでこなれた装いも簡単!
実際にミリタリーウエアにも活用される丈夫なバックサテン生地を採用。地厚な生地に製品染めや洗い加工を施すことで、風合いよく仕上げた。比較的装飾を少なくすっきりと仕立てたため、どんなスタイルにも合わせやすいのも特徴。白T+デニムなんてミニマルな装いに羽織るだけでも、貫禄あるスタイルが叶う!
HUNTING WORLD
4万9500円(ハンティング・ワールド/ハンティング・ワールド帝国ホテル店)
羽織るだけで品よくタフに決まる!
ファティーグジャケットの大元である、1960年代の米軍ユニフォームをモチーフにした1着。素材にはコットンのリップストップ生地を採用。リアルヴィンテージさながらのディテールをあしらうなど、ミリタリー好きも納得する作りのよさはお見事。ほどよいボックスシルエットで、タフな雰囲気はそのままに、すっきり見えする一面も!
STEVEN ALAN
5万9400円(スティーブン アラン/スティーブン アラン フタコタマガワ)
味わいたっぷりな表情が魅力!
オリジナルのコットンツイル素材を使って仕立てた、ミリタリーウエアベースのジャケット。“ニドム加工”と呼ばれる、生地を叩いたり揉んだりすることでヴィンテージ感を出す加工を施し、くったりと味のある表情に仕上げている。幅広のゆったりシルエットのおかげでリラックスして羽織れるのもポイント。自宅でのケアも簡単!
CINQUANTA
17万1600円(チンクワンタ)
素材替えでより大人らしい表情に!
1973年にフィレンツェ近郊で創業したレザーウエアの名門からも、ファティーグジャケットが登場。ほどよくゆとりのあるシルエットは残しつつ、アームホールを少し細く修正してモダンな佇まいを演出した。上質なゴートスウェードによるなめらかな毛並みと美しい光沢は、大人カジュアルをぐっと格上げてくれる。
ESTNATION
4万6200円(エストネーション)
軽やかな“品格”ミリジャケ!
製品洗いをかけ、味感たっぷりに仕上げた1着。素材にコットンリネンを採用したことで、より涼やかに羽織れるのが魅力。前面ではミリジャケ然としたタフな表情を醸し出し、背面はインパーテッドプリーツと据付のベルトを備えることで、やや絞りの効いたラインを描く。背中で魅せる“バックシャン”なスタイルがなんともたまらない!
●エストネーション
TEL:0120-503-971
●スティーブン アラン フタコタマガワ
TEL:03-5491-7511
●チンクワンタ
TEL:050-5218-3859
●ハンティング・ワールド帝国ホテル店
TEL:03-3501-7080
●ロンハーマン
TEL:0120-008-752
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Takumi Tagawa(remix) text : Yuta Yagi