【コーデ例付き】夏のお洒落で重要なのは?
涼しげに見せるコーデテク!
日本の真夏は、どうしても汗だくになってしまうのがツラいところ。洒落た格好をしていても、そんな見た目では格が下がるってものですよね。ってことは、大人の夏スタイルでなによりもアラフォー男が気にするべきは、“爽やか見え”。というわけで、今回は、涼しげに見えてまわりの人の気分もよくなる(?)、夏のお洒落テクを紹介。これさえ押さえておけば、もう夏の暑さも怖くない!?
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着こなしを涼しげに見せるポイントは、大きくわけると“素材、色、アイテム”の3つ。簡単にいえば、涼しげな素材や色を選ぶということと、いつものアイテムをひと工夫するということ。まずは“百聞は一見に如かず”ということで、それぞれのコーデ例をもとに詳しく解説していこう。
シャツ2万3100円、デニムパンツ2万7500円(以上セオリー/リンク・セオリー・ジャパン)、ネックレス3万7400円(ハックニー キャリアーズ/ジェットン ショールーム)、サンダル9680円(ザ・ダファー・オブ・セントジョージ/ジョイックスコーポレーション)
基本中の基本といえる素材使いのテクから。たとえばコットン素材のいつものシャツを、リネン素材に変えてみる。似たようなデザインのシャツであっても、素材を変えるだけでグッと夏らしく涼しげな印象になる。そもそもリネンは、暑い地域の服やリゾートウエアとして用いられてきた素材。生地がざっくりとしていて通気性がよく、淡い光沢感と自然なシワが涼感を誘う。素材の風合いのわかりやすい白シャツは、ゆったりしたシルエットのパンツと合わせて、大人の余裕を感じる涼しげスタイルを楽しみたい。
Tシャツ1万1000円(コロニークロージング/バインド ピーアール)、ショーツ7150円(ミスフィット シェイプス/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)、キャップ3850円(デウス エクス マキナ/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)、サングラス3万5200円(アイヴァン/アイヴァン 東京ギャラリー)、スニーカー6万4900円、その他はスタイリスト私物
続いて、色合わせテクをご紹介。涼しげな色というと、白やブルーを思い浮かべがち。もちろんそれもアリだけど、実は褪せたトーンの淡色でもそれは可能。原色系が熱帯地域をイメージさせるのと対照的に、淡い色は涼しい気候をイメージさせる。イエロー、オレンジ、赤といった暖色系であっても、トーンが淡ければ涼しげに見えるのだ。さらに褪せたような風合いならこなれた雰囲気を出しやすく、フェミニンな印象も避けられる。淡色合わせの成功のコツは、写真のように、近い色合いを重ねること。
ジャケット6万3800円(バレナ/三喜商事)、Tシャツ9240円(リーバイス ビンテージ クロージング/リーバイ・ストラウス ジャパン)、ショーツ6万4900円(ヤコブ コーエン/ヤコブ コーエン 東京ミッドタウン店)、サングラス5万600円(モスコット/モスコット トウキョウ)、スニーカー3万1900円(セオリー/リンク・セオリー・ジャパン)
最後に紹介するのは、是非デートなどでジャケットを着る際に実践してほしいコーデ技。普通ならジャケットには長いパンツと相場が決まっているけれど、実は、ショーツも意外に似合うもの。ただ、カッチリジャケットではなく、一枚仕立ての軽いものやニットジャケットなど、夏向きのタイプをチョイスするのがポイント。で、これに合わせるショーツは、すっきりしたシルエットのものが最適。イマドキとはいえワイドなタイプだと、バランスが取りづらく、逆に小僧っぽい印象になってしまうので要注意。上下ともに清潔感のある色を選べば、爽やかさもひとしお。是非お試しを!
●アイヴァン 東京ギャラリー
TEL:03-3409-1972
●三喜商事
TEL:03-3470-8232
●ジェットン ショールーム
TEL:03-6804-1970
●ジャック・オブ・オールトレーズ プレスルーム
TEL:03-3401-5001
●ジョイックスコーポレーション
TEL:03-5213-2532
●トヨダトレーディング プレスルーム
TEL:03-5350-5567
●バインド ピーアール
TEL:03-6416-0441
●モスコット トウキョウ
TEL:03-6434-1070
●ヤコブ コーエン 東京ミッドタウン店
TEL:03-3405-0852
●リーバイ・ストラウス ジャパン
TEL:0120-099-501
●リンク・セオリー・ジャパン
TEL:03-6865-0206
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Hidenori Asai text:Kunihiko Nonaka(OUTSIDERS.Inc)