【スニーカー】ブランド主張がさりげない、
大人好みの格上“白スニ” 7選!
白スニは、装飾性を削ぎ落としてこそ、持ち味の爽やかさが武器になるってもの。だから、いくらラグジュアリーブランドのものであっても、これみよがしなロゴアピールは禁物。むしろ“さりげなく気づいてもらう”くらいのブランドアピールのほうが、大人の演出としてはちょうどいい。
ということで、今回集めた白スニは、いずれもブランドアイコン的なものをドヤ顔で主張するものではなく、さりげな~い手法であしらったものばかり。デザインの一部として取り入れたり、あえての手書きでロゴを描いたりするなど、ちょっとしたところで見せ場を作っているのがお洒落。これならシンプル派はもちろん、若造との違いをさりげなく意識する大人にもぴったり。“奥ゆかしさ”でお洒落のセンスを見せるのも大事!
MARNI
7万1500円(マルニ/マルニ ジャパン クライアントサービス)
大人の遊び心をじんわり主張!
“GOOEY(グーイー)”と名づけられたこちらは、ベーシック路線のキャンバススニーカーと思いきや、ソールに走るラインがまさかの手描きペイント。アウトソールの踵にあしらったロゴも、手描きというセルフパロディ的なデザインになっている。ペイントをあえてアッパー側にはみ出させているけど、一流ブランドのスニーカーなら、やっぱりアピール力が違う!?
DIOR
13万2000円(ディオール/クリスチャン ディオール)
アイコンがそこかしこに!
〈ディオール〉のスニーカーといえば、ジョーダンブランドとのコラボ作でも話題を集めた“ディオール オブリーク”柄がやっぱり気になるところ。これは、薄グレーに染まったその新アイコンが横顔でさりげなく主張してくれる“B27 ”ロートップスニーカー 。シュータンには CD アイコンが描かれ、ヒールカウンターの“DIOR”ロゴもさりげない。とはいえ、全方位どこから見てもタダ者じゃない足元に⁉
BOTTEGA VENETA
12万2100円(ボッテガ・ヴェネタ/ボッテガ・ヴェネタ ジャパン)
格の違いを印象づけられる!
ブランドロゴがなくても〈ボッテガ・ヴェネタ〉のものだと一瞬でわかる、イントレチャートのアッパーを採用。モデル名は、“レースアップ プラット”。“ルレックス”と呼ばれる伸縮性のあるラメ糸とゴムを編みこんでいるので、締めつけ感なしの優しい履き心地が楽しめる。ライニングがないので通気性もよく、見た目にも涼しげ。左右非対称のチューブレースからチラ見えするナッパレザーも、高級感を感じさせる意匠。
SAINT LAURENT
7万7000円(サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ/サンローラン クライアントサービス)
ブランドロゴが逆に新鮮!
手書きでロゴを描くセルフパロディ的手法は、ちょっとしたトレンドのよう。〈サンローラン〉はこの手法の先駆け的な存在で、この“マリブ スニーカー”もアウトソールの側面に“SAINT LAURENT”と書きこまれている。しかもこれは、ソールにほんのり汚し加工が施されていて、履きこんだ感も演出。白スニというと、上品さを印象づけるために履くのが普通だからこそ、あえての味出し。こんな発想が個性出しに威力を発揮!
BRUNELLO CUCINELLI
12万1000円(ブルネロ クチネリ/ブルネロ クチネリ ジャパン)
極上の履き心地をお約束!
ひと目で上質な革で仕立てていることが伝わる〈ブルネロ クチネリ〉の“ラテックスソール付き グレインドレザー スニーカー”。足をしなやかに包んでくれるレザーと、職人が1足1足丁寧に仕上げた天然ラバーのアウトソールの組み合わせ。上質な天然素材こそがカラダに自然にフィットし、快適さをもたらしてくれるということを再認識できる1足。
FENDI
8万6900円(フェンディ/フェンディ ジャパン)
醸し出すリッチさはこってり濃厚!
真っ白な白スニながら、タダ者じゃなさそうなオーラを感じるのは、ぽってりとしたアウトソールの効果だけではない。アッパーは、表面が均一な質感に整った上質極まりない白レザー仕立て。よく見ると、ソールのつま先には、“FF”ロゴのアイコンが型押しされている。ライニングは、汗ばむ季節も爽やかなテクニカルメッシュ仕様で、快適さへの配慮も抜かりない。モデル名は、“フェンディ フォース レースアップスニーカー”。
MONCLER
7万5900円(モンクレール/モンクレール ジャパン)
新しさを感じさせる白スニ!
せっかく〈モンクレール〉の白スニを履いたら、やっぱりそれがまわりにもさりげな~く伝わってほしいのが本音。であれば、こちらを。ロゴテープ風デザインのパイピングを走らせ、ストリートっぽい味つけを施した“GLISSIERE(グリッシエール)”。シュータンのトリコロール色リボンも“さりげなさ”を演出しているけれど、実は真っ黒な靴底の踵側には白色のエンブレムが。つまり、これが歩行中にチラ見えするという仕掛け。う~ん、奥ゆかしい⁉
●クリスチャン ディオール
TEL:0120-02-1947
●サンローラン クライアントサービス
TEL:0120-95-2746
●フェンディ ジャパン
TEL:03-3514-6187
●ブルネロ クチネリ ジャパン
TEL:03-5276-8300
●ボッテガ・ヴェネタ ジャパン
TEL:0120-60-1966
●マルニ ジャパン クライアントサービス
TEL:0120-420-502
●モンクレール ジャパン
TEL:0120-977-747
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Hidenori Asai text : Takumi Endo
※2021年4月1日より、商品価格はすべて消費税込みとなっています。