雨で真価を発揮!
便利で快適な“パッカブル”ナイロンアウター4選!
ハリウッド映画の主人公のように、いかなるピンチもチャンスに変えられる男でありたい。ベタな話だけど、これって男にとって永遠の憧れ。たとえばスケール感は違うけど、突然の雨に遭遇したとき。デキる男なら、雨が降ってから傘を買いに店を探すのではなく、前もって雨具を準備。しかもそれがお洒落なアイテムであれば、さらにお洒落度の高さを印象づけられるチャンスってわけ。で、それを可能にしてくれるのが、パッカブルなナイロンアウター!
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言うまでもなくパッカブルアウターとは、それ自体のポケットの中や、付属の収納袋に小さく畳めるアウターのこと。持ち歩き前提に作られているので、素材自体が軽量かつ、かさばらない作り。最近は、雨具と変わらない防水機能を備えているものも少なくない。なので、想定外の雨が降ってきても、これをさっと羽織れば傘なしで街を歩けるってもの。しかも、雨が止んだら畳んでバッグにしまえば、濡れた傘を持ち歩く煩わしさからも開放され、便利さもハンパない。というわけで、そんな機能を持ったうえに洒落感にも手抜きなしのナイロンアウターをご紹介!
3万1900円(ザ・ノース・フェイス/ゴールドウインカスタマーサービスセンター)
街使いにも映えて、雨具らしからぬデザインで人気を集めている“マウンテンレインテックスジャケット”。ボディは、3レイヤーのゴアテックス仕様。表地は堅牢性に富むナイロンシェルで、カラダに触れる裏面は柔らかなトリコット生地を採用している。前身頃のポケット位置が少し高めな設計は、バックパックを背負った際にショルダーストラップが干渉しないように考えられたもの。この計算し尽くされた使い勝手のよさには頭が下がる!
2万5300円(ウールリッチ/ウールリッチ カスタマーサービス)
“ハイエアレーションフーディ2.0”と名づけられたこちらは、寝袋やダウンの表地としてお馴染みのパーテックスのナイロンリップストップ素材を採用。軽くてしなやかな着心地ながら、耐久性の高さは申し分なし。フードの裏にメッシュポケットが設けられていて、そこに本体を畳んで入れると小さく収納できる。環境汚染が懸念されているフッ素化合物を使用しないPFCフリー撥水加工を用いたサスティナブルな作りも魅力。
6万4900円(ムースナックルズ/グルッポ タナカ)
肩線をドリップさせ、身幅にゆとりを持たせた今どきのビッグシルエットを描いた“ステレオス アノラック”。ボディのシェル素材は撥水性の高いリサイクルナイロン製で、背面側のヨーク裏に取り付けられたポーチの中に畳んで収納できる設計。ブランド自体はカナダ発のアウターブランドで、カーディ・Bやザ・チェインスモーカーズといった、ミュージシャンが着用したことで人気が赤丸急上昇中。あざやかなイエローカラーは、雨が降る街でこそ使いたい。
2万7500円(フィルソン/アウターリミッツ)
“スウィフトウォーター レイン ジャケット”と呼ばれるこちらのシェルアウターは、2.5レイヤーの防水透湿素材をボディに採用し、ジッパーも止水なので防水対策は完璧。フードを被っても、視界が遮られないツバが付いているから安心。フードのドローコードも紐をブラブラとさせない調節機構にするなど、細部の設計も機能的。持ち歩くときは、付属のミニポーチに収納して。
●アウターリミッツ
TEL:03-5413-6957
●ウールリッチ カスタマーサービス
TEL:0120-566-120
●グルッポ タナカ
TEL:0120-135-015
●ゴールドウインカスタマーサービスセンター
TEL:0120-307-560
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Hidenori Asai text : Takumi Endo