一番お洒落に見せたいシーンって? と言われれば、それはデートしかないでしょ。彼女に洒落た姿を見せて一目置かれたいからね。であれば、女性ウケのいい色合いや素敵ねって思わせるこなれた重ね着ワザが有効!
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ぐっと甘さ控えめに!
ピンクやボルドーは、どうしてもフェミニンに思えて挑戦できないという大人のみなさん。それってちょっともったいない。こういった色は着るだけで色気が出るし、ロマンチックな雰囲気にもなるので、特にデートにはお誂え向き。でも、甘ったるくなってしまうんじゃ……って懸念する気持ちもわかる。そこで、これらを取り入れるときの簡単なコツを伝授したい。それが、“とにもかくにも黒でサンド”という法則。ここではその効果をわかりやすくするため、ピンクパーカにボルドージャケットというロマンチックカラーのWパンチに、ダメ押しでオフホワイトのパンツを合わせてみた。いかにも甘ったるい色合わせには、黒のガウンを羽織り、シューズも黒に。やったことはたったこれだけ。でも、黒で挟むと各段に全体が引き締まり、色気もちょうどいい塩梅に。とまあ、いいこと尽くしだが、もちろん注意する点もある。それは、あくまでも黒は外側で取り入れるということ。なぜなら、インナーだとその効果が弱まってしまうからだ。ちなみに、今回、黒アイテムをカシミヤガウンとスウェードシューズで取り入れたのは、強い印象の黒を優しい風合いにし、赤系と馴染みやすくするためだ。男だって赤系色をうまく取り入れられてこそ一人前⁉
カシミヤガウン23万円(ジ エルダー ステイツマン/サザビーリーグ)、トラッカージャケット6万円(トゥモローランド)、パーカ3万5000円(ラグ & ボーン/ラグ & ボーン 表参道店)、コーデュロイパンツ2万3000円(RHC/RHC ロンハーマン)、サングラス4万7000円(アイヴァン 7285/アイヴァン 7285 トウキョウ)、シューズ2万3000円(クラークス オリジナルズ/クラークスジャパン)
挟むだけで個性をアピールできる!
テイラードジャケットの中でも、この時期活躍してくれるのが、優しげな印象と上品さが持ち味のツイードジャケット。ほっこりとした印象だから、デートにはぴったり。でも、考えてみて。デートにテイラードジャケットって、正直そんなに珍しくもなく、大抵みんながやっている。であれば、彼女の心をぐっと引き寄せるためにも、もう一歩洒落たワザを見せて、ほかの男性との違いをアピールするべきじゃない? うんうんと頷いたあなたに、彼女も一目置くワザを教えましょう。まずは、シャツやTシャツの上にジャケットを羽織ろうとしたその手を止め、自分がいつも着ているカジュアルアイテムを挟んでみるという手を提案したい。たとえばアメカジ好きであればGジャン。「えっ?」っと思うだろうが、コレ、ありがちなジャケット姿に個性をもたらす手段のひとつ。Gジャンってラフだけど襟付きだから、まさかのジャケットとも好相性。シャツ感覚でサンドできるから実はトライしやすいのだ。意外な重ねワザで、テイラードジャケットの真面目さをカジュアルダウンさせれば、彼女だってもっと近寄りやすくなるのでは? というわけで、いざジャケットを羽織って家を出発! というその瞬間に、このサンドイッチテクを思い出してくれたら嬉しいな~。
ツイードジャケット5万3000円(フリーマンズ スポーティング クラブ/フリーマンズ スポーティング クラブ ギンザ シックス)、Gジャン5万4000円、半袖ニット1万8000円(以上レッドイヤー/ポール・スミス リミテッド)、デニムパンツ1万9000円(アントレ アミ/インターブリッジ)、ポケットに入れたメガネ3万1000円(アイヴァン/アイヴァン PR)、スニーカー1万6000円(コンバース/コンバースインフォメーションセンター)
お洒落コーデの肝!
2021年はどうやら“風の時代”と風水や占い界隈では言われているらしい。今までの価値観が変化するターニングポイントとのこと。とはいっても、どんな時代でも変わらないこともある。そのひとつが、“優しさ”のある男は、女性ウケがいいということ。でも、優しさをダイレクトに表現するって難しい。であれば、ファッションで優しさと柔らかさをアプローチしてみるのも、ひとつの手。これで女性の心が和めば、デートも自然とうまくいくはずだからね。ということで、今回は優しさたっぷりの“ホワイトコーデ”をご紹介。週末のデート服にお困りの方は必見。まず、メインとなるアウターに、Gジャンはどう? Gジャンというと、ブルーデニムのイメージが強いけど、コレ、白になるだけで、ほら上品。その上品さを生かすなら、もちろんインナーも白で統一。しかも、Gジャンを脱いでも品のよさをキープできる、ニット素材なんかがちょうどいい。流れでパンツまで白にしてしまうと、コワモテに!? だから、ここは淡いベージュのチノパンにして、グラデになるように仕上げて。白系まとめで印象がボンヤリしてしまうのが心配であれば、小物に茶系を選んで、引き締めるくらいがベターだ。どう? このホワイトコーデ、なんだか大人の包容力ありそうでしょ?
Gジャン3万9000円、ニット2万8000円(以上マッキントッシュ/マッキントッシュ青山店)、チノパン2万9000円(アスペジ/トヨダトレーディング プレスルーム)、手に持ったカーディガン5万9000円(アクネ ストゥディオズ/アクネ ストゥディオズ アオヤマ)、サングラス3万4000円(モスコット/モスコット トウキョウ)、スニーカー3万5000円(パントフォラ・ドーロ/アドナスト ミュージアム)
さらりと合わせるが鉄則!
モコモコなアウターは見た目にも暖かそうだし、引き続き人気が高いのは言うまでもない。女性目線からも「かわいい~!」と支持を受ける冬のアイテムだ。でも、いい年齢の大人が果たして“かわいい”だけでよいものか⁉ どこかで大人らしい落ち着きと、男らしさも演出したいところ。そこでまず大切なのは、モコモコアイテムの選び方。アウトドアライクな化繊素材も悪くはないのだけど、もしデートに着て行くというのなら、大人の風格漂うムートンがオススメ。このコートはシアリングをダッフルに落としこんだ贅沢な1枚で、ほら、纏うだけで高級感が漂う。さらに男らしさを足すにはどうするか。こちらは至極簡単で、いつものTシャツ×デニムを中に着ればいい。なんだかんだデニムはレザー(=ムートン)との相性もいいし、モコモコを着ていてもこの組み合わせにはどこか頼れる骨太感が生まれる。いつものラフな服装にラグジュアリーなコートを羽織っているそのギャップもまた魅力的ととらえてもらえるかも⁉ なんなら足元もいつものキャンバススニーカーでとことんカジュアルに。優しげニットを合わせてほっこり仕上げるのも悪くないけど、アメカジを愛する大人であれば、こんなふうにさらっと男らしくモコモコを羽織るのがいいんじゃないかと♡
ダッフルコート34万円(デニム × トゥモローランド/トゥモローランド)、ニットカーディガン3万1000円(フィリッポ デ ローレンティス/トヨダトレーディング プレスルーム)、Tシャツ4300円(ジャクソン マティス/ハンドイントゥリー ショールーム)、デニムパンツ2万3000円(アッパーハイツ/Safari Lounge)、サングラス3万8000円(ローワーケース/ブリンク外苑前)、スニーカー1万2000円(コンバース/コンバースインフォメーションセンター)
●アイヴァン 7285 トウキョウ
TEL:03-3409-7285
● RHC ロンハーマン
TEL:0120-008-752
●クラークスジャパン
TEL:03-4510-2009
●サザビーリーグ
TEL:03-5412-1937
●トゥモローランド
TEL:0120-983-522
●ラグ & ボーン 表参道店
TEL:03-6805-1630
●アイヴァン PR
TEL:03-6450-5300
●インターブリッジ
TEL:03-5776-5810
●コンバースインフォメーションセンター
TEL:0120-819217
●フリーマンズ スポーティング クラブ ギンザ シックス
TEL:03-6263-9924
●ポール・スミス リミテッド
TEL:03-3478-5600
●アクネ ストゥディオズ アオヤマ
TEL:03-6418-9923
●アドナスト ミュージアム
TEL:03-5428-2458
●トヨダトレーディング プレスルーム
TEL:03-5350-5567
●マッキントッシュ青山店
TEL:03-6418-5711
●モスコット トウキョウ
TEL:03-6434-1070
●Safari Lounge
TEL:03-4485-1305
●ハンドイントゥリー ショールーム
TEL:03-3796-0996
●ブリンク外苑前
TEL:03-5775-7525
photo : Tomoo Syoju (BOIL) styling : Takeshi Yanagawa、Takumi Tagawa(remix)
※価格は例外を除きすべて税抜き価格です