【スニーカー】見た目は普通なのに、
“実は身長が盛れちゃうスニーカー”5足!
今年の箱根駅伝では約95%の選手が厚底ランシューという驚きの着用率が話題になったけど、街のスニーカーも厚底がまだまだ健在。足元のボリューム感が新鮮だってことが人気の理由だけど、実はそれ以外に見逃せないのが、この手のスニーカーの脚長効果。数㎝ソールが厚くなるだけで断然スタイルがよく見えるんだから、なんともありがたい話じゃない? というわけで今回集めたのは、そんな“身長が盛れちゃうスニーカー”。なかでも今回は、ベーシックなデッキシューズやレトロランシュー系で厳選!
デッキシューズやレトロランシュー系で厳選した理由は、パッと見がほぼいつもと変わらないデザインだから。つまり、これみよがしに身長を盛ることなく、さりげな〜くスタイルアップが叶うってわけ。さらに、どちらも大人カジュアルと相性がよく、特に厚底ともなれば冬のボリュームアウターとも好バランス。というわけで2ブランドからピックアップした5足をご覧あれ!
[エイティーズ]
EYTYS
スニーカー各2万4500円(以上エイティーズ/エドストローム オフィス)
大人っぽく底上げできる!
〈エイティーズ〉といえば、厚底とは無縁の靴を厚底にしてしまう、意外性のある靴作りの名手。たとえばブランドを代表する“マザー”というモデル。顔つきは内羽根の昔ながらのデッキシューズだけど、バルカナイズ製法で底付けしたラバーソールが超肉厚。衝撃を吸収してくれるコルク製のインソールも中に仕込まれているので、約4cm超えの脚長効果が期待できる。ちなみにこの2色は、どちらも毛足を短く整えたスウェードをアッパーに採用。コットンキャンバスとはまた違う、落ち着き感を出せるのもいいところ。ソールがアッパーの配色に馴染むのはベージュだけど、パキッとコントラストを作れる黒も都会的なコーデの足元に映えそう!
[フィリップモデル]
PHILIPPE MODEL
スニーカー各4万5000円(以上フィリップモデル/トヨダトレーディング プレスルーム)
さりげな〜くスタイルアップ!
こちらは“トロペ エックス”というレトロ顔ランシューで、きめ細かいスウェードの切り替えや流れるようなトウシェイプの作りがスタイリッシュ。ソールの厚さはイン&アウト合わせて約5cmもあるのにそれが目立たないのは、つま先との高低差をつけた設計だから。このアウトソールのおかげで、歩行中の体重移動や足運びもスムースに行える。ブラックとネイビーのモデルは、アウトソールのかかと側に走るラインがアッパーと同色なので、横顔もシャープに。どれもオーセンティックなランシュー顔だから、ちょっと上品な着こなしにだってすんなり馴染んでくれる!
●エドストローム オフィス
TEL:03-6427-5901
●トヨダトレーディング プレスルーム
TEL:03-5350-5567
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Masahiro Enomoto(remix) text : Takumi Endo