今、お洒落な人が“味黒”デニムを選ぶ理由!
黒さえ着ておけばスタイリッシュに見えるはず……と考えている人は結構多い⁉ でもそれって実は、半分正解。確かに黒はスタイリッシュに見える色だけど、黒ならなんでもいいというワケじゃない。同じ黒でも、真っ黒からグレーに近いトーンまでいろいろ。着たときの印象はかなり違ってくる。で、今黒デニムを履くなら、真っ黒ではなく、褪せた風合いの味のある黒を選ぶのがおすすめ。なぜかって……?
そもそも真っ黒デニムは、モードやロックのイメージが強いアイテム。つまりストイックな印象になりがち。その点、褪せ感のある味黒デニムならハードさは控えめ。逆にこなれた印象とリラックス感が手に入る。大事なのがココ。というのも、今どきのお洒落は、頑張りすぎは禁物。それにリラックス系アイテムが主流の世の中。見た目にも力が抜けたアイテムのほうがお洒落に見える。そう、味黒デニムが今お洒落に見えるのはそこに理由があるってわけ。というわけで、今回はお洒落な人がこぞって取り入れている味黒デニムをご紹介!
2万5000円(リーバイス ビンテージ クロージング/リーバイ・ストラウス ジャパン)
全体を軽~くウォッシュしたような褪せ黒が絶妙な1984年モデルの“501” 。定番らしい大人っぽく落ち着いた雰囲気が魅力だが、こちらは切りっ放し風の裾により、ラフなニュアンスを加えているのがポイント。王道のストレートフィットを都会的にこなしたいなら、やっぱりこの1本は間違いない!
2万9000円(ヌーディージーンズ/ヌーディージーンズ ラフォーレ原宿店)
黒をダークグレーまで色落ちさせたうえに、明るいグレーでハイライトを加えているという、凝った色出しが魅力の1本。クラッシュ&リペアの加工により、ヴィンテージ風のアクセントを加えている。オーガニックコットン製のストレッチデニム生地を使用し、スリムながら動きやすく仕上げている。
3万2000円(ラグ & ボーン/ラグ & ボーン 表参道店)
しっかりとストレッチの効いた日本製デニム生地を使い、非常に穿き心地よく仕上げた1本。シルエットはややゆったりとしたスリムテイパードで、どこかクラシックな雰囲気が漂う。グレーに近い褪せた色合いなので、都会的にすっきりと見せたい人にはとくにオススメ。NY発のブランドらしい洗練された1本だ。
3万円(パープル ブランド RHC/RHC ロンハーマン)
2017年に設立され、昨年本格的に日本上陸を果たした注目ブランド。ほどよいダメージ感の褪せ黒デニムも、まさに今が旬というべき顔つき。裾は切りっぱなし風のラフな仕上げで、これがまた絶妙なアクセントになっている。ストレッチ入りで動きやすく、大人が穿きやすいバランスのいいテイパードシルエットも魅力。
3万2000円(ディーゼル/ディーゼル ジャパン)
太腿まわりに余裕をもたせたキャロットシルエットの“D-VIDER”を、軽く色落ちさせ、味のある黒に落としこんだ1本。フロントとバックが切り替え風のデザインになっており、ひと味違う個性的なルックスを演出。ベルトの太さに合わせて使える二重のベルトループも意外に便利。
2万3000円(ヤヌーク/カイタックインターナショナル)
股上を深めに取り、裾にかけてテイパードした’70s風スリムフィットの“ブルース”をベースに、軽いストーンウォッシュ感のある黒に仕上げた1本。部位に合わせて異なるストレッチ生地を使うことで、穿き心地よく動きやすいのも特徴。レングスを短めに設定することで、裾上げなしで穿けるのも魅力。
●RHC ロンハーマン
TEL:0120-088-752
●カイタックインターナショナル
TEL:03-5722-3684
●ディーゼル ジャパン
TEL:0120-55-1978
●ヌーディージーンズ ラフォーレ原宿店
TEL:03-5772-0770
●ラグ & ボーン
TEL:03-6805-1630
●リーバイ・ストラウス ジャパン
TEL:0120-099-501
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Hidenori Asai text:Kunihiko Nonaka(OUTSIDERS.Inc)