〈ボッテガ・ヴェネタ〉が結びつけた2人とは?
異なるアーティストが生み出した、コラボ作品がお洒落すぎる!
このところ、日本でもアートに興味を持つ人が増え、インテリアとして部屋に取り入れているとよく聞く。しかも、アート=芸術という意味合いだけでなく、実用的な家電などにもアートを感じるデザインものが続々と登場。要は、ワンランク上の生活にはお洒落なアートは欠かせないってわけ。そこで、アートな今を表現したショートフィルム&写真シリーズが登場したので紹介したい。それはなんと〈ボッテガ・ヴェネタ〉が仕掛けたプロジェクトだ。
今回、〈ボッテガ・ヴェネタ〉が発表したのは、ショートフィルム&写真シリーズ『WHAT ARE DREAM』。これは、フォト・シークエンスという技法を使い物語性のある写真を作り出す写真家、デュアン・マイケルズと、今年劇場公開されNetflixでも配信中の映画『フランケンシュタイン』で話題の、かつブランドアンバサダーであるジェイコブ・エロルディとのコラボレーション。



モノクロで撮影された写真は、どこか懐かしくもあり新しくもある、独特な空気感を捉えており、なぜかリラックスした心地よさが伝わってくる。この不思議な感覚が、まさにマイケルズの追求してきた、シュルレアリズム(要は、夢と現実が混ざり合ったような“超現実主義”といわれる表現)。その現実に縛られることのない無意識下の世界をジェイコブが表現するという異色のコラボレーション作品だ。
作品は、ニューヨークにあるマイケルズの自宅で行われた。全14カットの写真は、日常でありながらも謎めいた情景の中のジェイコブを捉えている。たとえば、ふわりと揺れるカーテンや凸面鏡、傾いた台座、宙に浮かぶ羽根など、マイケルズの作品には頻繁に登場している詩的な小道具やモチーフも登場。



そもそも、この〈ボッテガ・ヴェネタ〉のプロジェクトは、世代も分野も異なるアーティストを結びつけるというもの。クリエイティブ同士を交流させることで〈ボッテガ・ヴェネタ〉の考える新しい作品を生み出していこうという意図だ。さらに、ブランドの過去と現在を繋ぐという意味も実は隠れている。たとえば今回でいうと、デュアン・マイケルズは1985年に〈ボッテガ・ヴェネタ〉のキャンペーンを撮影しており、ジェイコブ・エロルディは2024年5月にブランドアンバサダーに就任した。この新旧を結びつけたってわけ。
ショートフィルムでは、2001年に出版されたマイケルズの写真集『Questions without Answers』に収録された詩“What are Dreams”をジェイコブが朗読するなど、貴重な表情を作り出す彼に出会えるかもしれない。このプロジェクトで新たな〈ボッテガ・ヴェネタ〉の世界観に浸ってほしい。
⚫︎ボッテガ・ヴェネタ ジャパン
TEL:0120-60-1966
WHAT ARE DREAMS:https://www.bottegaveneta.com/ja-jp/whataredreams.html








































































