繰り返し買いたい定番とは? グレースウェット厳選5ブランド!
アメカジの大定番アイテムのひとつがスウェットシャツ。元々はアスレチックウエアだったコレはデニムとの相性も抜群だけに、必ず1枚は持っていることかと。なかでもグレーは定番らしい貫禄と汎用性の高さが魅力で人気もトップ。世の中には数えきれないほどのスウェットシャツが存在するが、何度も繰り返し買いたいと思わせるのがズバリこの5ブランドだ!
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“汗”を意味するスウェットは、動きやすさを求めてストレッチ素材を混紡することもあるけれど、汗をよく吸うコットンで作られているのが基本。なんでグレーが定番? と思うかもしれないが、それには諸説あり。黒は染色の関係で柔らかさが失われる、白では汚れが目立つ、天然素材の代表格ウールの自然な色を目指した、といったところが理由とされる。特にプリントなしのシンプルなものは、秋には1枚で、冬はインナーにと着まわし自在。持っておいて損するわけがない!
1万1000円(チャンピオン/チャンピオン ブランドハウス シブヤ トウキョウ)
“ザ・キング・オブ・スウェットシャツ”と評され、世界中にファンを持つのがコチラ。コットン、レーヨン、ポリエステルの混紡糸を使用し、ヘビーウェイト特有の触感に柔らかさを持たせた。本来は縦方向に使われる生地を横方向に使用する“”リバースウィーブ“製法によって縦の生地の縮みを防止。と同時に、両脇のエクスパンションガゼットで横の縮みへの影響を少なくし、動きやすさに配慮。
1万8700円(レイニング チャンプ)
ブランドのシグネチャーモデルであるクルーネックスウェットシャツ。プレミアム品質のミッドウエイトテリー生地を使用した、カナダメイド。低摩耗のフラットロックシーム、セットイン仕上げのラグランスリーブなど、手間を惜しまず作られている点も魅力。襟、袖口、裾には頑丈な綿100%リブを採用し、着込むことで発生するへたりを予防。美しいシルエットを保ってくれる。
2万8600円(フィルメランジェ)
シーアイランドコットンのオーガニック種を使用し、美しい艶とカシミヤのような柔らかさを実現。裏糸には世界各国から厳選し、独自配合でブレンドしたオーガニックコットンを使うことで肌当たりも柔らかに。この最高級の原料のよさを生かすために、生産効率が下がるのを覚悟のうえで、あえて吊り編み機でゆっくり時間をかけて編み立てている。開反せずに起毛をかける丸起毛の工程を経てできあがった、丸胴使いのスウェットは10年先も風合いのよさを堪能できる。
1万4080円(ヘルスニット/ヘルスニット・ブランズ)
旧式の吊り編み機で編まれ、ソフトで自然な伸縮性を備えるこちら。洗い込んでも柔らかな風合いを持続し、型崩れもしにくい点が特徴で、長きにわたって愛用できる。各部の縫製は極限まで縫い代を薄くするために、特別な針で仕上げられ、着用時のゴワツキなどのストレスを軽減。また“フリーダムスリーブ”と呼ばれる、S字のような曲線を描く腕の縫い付け仕様は、肩まわりの窮屈さを感じさせないようにとブランドが考案。
1万7600円(ループウィラー/ループウィラー 千駄ヶ谷)
吊り編み機でゆっくりと空気をたっぷり含みながら編まれた吊り裏毛は、しっかりとした厚みがありながらもふんわり柔らかく、着用と洗濯を繰り返すことでカラダに馴染む。その着心地が失われにくいのが大きな特徴。身頃には脇接ぎのない筒状の編み地を使う“丸胴”を採用し、縫製には適所にフラットシーマを使用するなど、クラシックでオーセンティックな仕様が詰まった、ブランドを代表する定番モデル。
●チャンピオン ブランドハウス シブヤ トウキョウ
TEL:03-5962-7600
●フィルメランジェ
TEL:03-6447-1107
●ヘルスニット・ブランズ
TEL:03-3833-1641
●ループウィラー 千駄ヶ谷
TEL:03-5414-2350
●レイニング チャンプ
TEL:03-3401-1811
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Takumi Tagawa(remix) text : Yuta Yagi