夏に欠かせない“白スニ”こそ、リッチブランドで格上げ狙う!
「どんなスタイルも、足元ひとつで印象は変えられる」。コレ、大げさに聞こえるかもしれないけどあながち間違いではない。その代表格が白スニだ。重めの黒スタイルでも、お堅いセットアップでも、足元を白スニにするだけで、一気に爽快な印象に導けるのだから。ただ、ベーシックなアイテムのため、汎用性が高い反面、まわりと差をつけることが難しい……。お洒落な大人を印象づけるには、さて、どんな1足を選べばいい?
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そんなとき頼るべきは、やはりリッチブランドだろう。極めてシンプルなスニーカーに施された、格上ブランドらしい貫禄と洒落たディテールはさすがと言うべきだ。もちろん、素材も上質だから、見た目からしてワンランク上。なかでも次に選んだ4ブランドの白スニは、ほぼオールホワイト。使い勝手も履き心地も抜群なうえに、主役級の存在感だ!
11万4400円(エルメス/エルメスジャポン)
上質レザーにパンチングを施すことで、白が持つ爽快な印象を格上げ。肉厚加減とデザインで目を惹くソールのアクセントも手伝って、清潔感たっぷりながら個性的な印象に仕上がった。
9万9000円(サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ/サンローラン クライアントサービス)
白レザーにガムカラーソールという、なんともレトロな組み合わせが魅力の“SL/61”。往年のコートシューズをモチーフにしたデザインは、大人カジュアルの仕上げに最適。履き口はパイルで仕上げることで、アタリが柔らかく履き心地もかなり良好。
8万8000円(ヴァレンティノ ガラヴァーニ/ヴァレンティノ インフォメーションデスク)
ブランド初のサステナビリティプロジェクト“オープン フォー ア チェンジ”から登場したシンプルな白スニーカー。バイオベース素材やリサイクル素材を活用。ヒールにはお馴染みのスタッズディテールで洒落たアクセントを。この1足だけでなく、シューズバッグやボックスに至るまで、すべてにリサイクル素材を採用するこだわりっぷりも見どころ。
8万6900円(ジル サンダー バイ ルーシー アンド ルーク・メイヤー/ジルサンダージャパン)
1990年代に人気を博したローカットタイプのバスケットボールシューズを思わせる、どこか懐かしいデザインがポイント。上質レザーをうまくレイヤードすることで、ほどよく貫禄ある見た目に仕上がった。トウはぽってり、フォルムはスマートと、今どきな形ゆえに旬なワイドシルエットのパンツとも合わせやすい。
3万5200円(エンポリオ アルマーニ/ジョルジオ アルマーニ ジャパン)
1990年代のバスケットボールシューズのスタイルを取り入れつつ、コットンポリエステルを使ったハイテク素材でアップデイト。アッパー、ソール、シューレースとすべてを白で仕立てることで、シンプルなイーグルロゴがさりげに映える。品格スタイルの仕上げに最適な1足だ。
●ヴァレンティノ インフォメーションデスク
TEL:03-6384-351
●エルメスジャポン
TEL:03-3569-3300
●サンローラン クライアントサービス
TEL:0120-95-2746
●ジョルジオ アルマーニ ジャパン
TEL:03-6274-7070
●ジルサンダージャパン
TEL:0120-919-256
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Takumi Tagawa(remix) text : Yuta Yagi