サイドシャンなパーカ使い!
スコット・ディシックは“横姿”がかっこいい!?
リアリティ番組で名が売れて、その後もなにかとお騒がせなスコット・ディシック。最近では、歌手ライオネル・リッチーの愛娘との交際が報道されるなど、30代半ばにして浮いた話題に事欠かない。
とはいえ普段のスコットは、いかにもモテ男っぽい服装ではなく、西海岸風のラフなスタイルが基本。リラックスしたカジュアルをベースに、どこか茶めっ気を感じさせる着こなしで周囲の注目を集めている。そんな彼がこのところハマっているのは、サイドに特徴のある”サイドシャンパーカ”。どんなアイテムを、どんなふうに着こなしているのか、さっそく見ていこう。
最近のスコットが愛用しているのは、袖に文字や柄がプリントされたパーカ。’90年代のスケーターが着ていたようなイメージだ。つまり、正面から見るとシンプルだけど、横から見るとプリントが効いているというモノ。これみよがしじゃないから、スコットのような大人でも取り入れやすいうえ、デートなどで気の利いた遊び心を演出できる。たとえば、ドライブの場面。助手席の彼女から見ると、ステアリングを握るたくましい腕には楽しげなプリントが……という具合。これ、スコットもよく使っているテクなので、参考までに。頑張りすぎのお洒落より、さりげない遊び心で勝負するのが大人ってことかも!? ただ、あまりにストリートっぽさが強く出すぎると、大人らしさが薄れるのが現実。そこでスコットは、白や黒ベースのシンプルなものを選んで、ガチャガチャした印象にならないように気をつけているよう。さらに足元には必ず白スニを合わせて、清潔感や軽快さを加えている。このあたりは、彼の着こなし上手なところといえそうだ。
01 サイド国旗柄パーカ
ちょうど愛車から降りてきたスコットをスナップしたのがコチラ。クリーンな白パーカ姿だけど、その袖には万国旗がプリントされている。淡青デニムを合わせたシンプルな着こなしだけに、袖のプリントが非常に効果的。ちょっとした遊び心をアピールするのに、ぴったりなアイテムといえそうだ。で、裾からインの黒Tシャツを見せてバランスを整えつつ、足元には軽快な白スニーカー。サラッと着こなしたリラックスカジュアルに見えて、実はスコットのこだわりが詰まった着こなしに仕上がっている。
こんな“サイドシャン”も!
ポイントのメランジ風パーカ!
メランジが“味あり”な雰囲気を醸すパーカ。アームにアメリカ国旗などのワッペンがついて“サイドシャン”な1枚。男らしさを感じさせるデザインがいい。1万4000円(アヴィレックス/アヴィレックス渋谷)
02 サイドストライプ柄パーカ
コートニー・カーダシアンとの間に生まれた愛娘と一緒のスコット。休日らしいリラックスしたスタイルなのだが、サイドに白ラインを効かせたパーカ&パンツでシャープにこなしている。インに着たTシャツも黒にして、サングラスも骨太なアビエータータイプ。これだけだとコワモテになりそうだけど、足元の白スニで上手にヌケ感を出しているのがスコットらしいところ。結果として、白と黒の分量が非常にいいバランスになり、大人っぽさ満点のスウェットスタイルに仕上がった。
こんな“サイドシャン”も!
RESOUND CLOTHING
ライン入りパイル地カーディガン!
ニット柄のパイル地カーディガン。アームにストライプがあるのでシャープな“サイドシャン”効果あり。リラックスしたシーンでの羽織りにいかが? 2万7000円(リサウンド クロージング)
03 サイドロゴパーカ
コチラは噂のソフィア・リッチーとデート中のスコット。黒パーカに迷彩パンツという男っぽいコーデだけど、スケーター風の袖ロゴのおかげで、ほどよい遊び感を演出するのに成功している。パーカの裾からは白Tシャツ、足元は白スニーカーという”ヌケ感出し”もお見事。お相手が19歳のソフィアだから、デートでもこのくらいカジュアルなのがちょうどよさそう。あまりかっこつけず、いつも自然体なところが、スコットの魅力なのは確か。本人もそれをわかったうえで、普段のお洒落を楽しんでいるようだ。
こんな“サイドシャン”も!
白文字がシンプルでさりげない
ロゴ入りグレーパーカ!
グレーパーカのアームにロゴが入ったこちらも“サイドシャン”。ストリート感のあるパーカだが、シンプルなロゴなので、大人が遊び心を出すにはほどよいのでは? 1万800円(スリルズ/サーフボードエージェンシージャパン)
●アヴィレックス渋谷
TEL:03-3461-7705
●サーフボードエージェンシージャパン
TEL:047-326-4405
●リサウンド クロージング
TEL:06-6441-6061
文=野中邦彦 text: Kunihiko Nonaka(OUTSIDERS Inc.)