シルク100%のツイル生地を使用した艶やかな1枚。2色の縄を捻ったようなエンブロイダリーモチーフを前立てと袖口に施し、ブルーを品よく引き立てた。16万5000円(グッチ/グッチ ジャパン クライアントサービス)
由緒正しい意匠は無敵!
次世代のクルマとして選択肢が増えているBEV(バッテリー駆動の電気自動車)には、クルマの顔を特徴づけるフロントグリルを省いた“グリルレス”デザインが目立つ。BEVはエンジンを冷却する必要がないので理にかなってはいるが、これがないとなんだか華がない印象に見えることも。もちろん近未来的なシンプル顔も悪くないが、ラグジュアリーBEVの場合はアイデンティティを体現する意匠としてグリルを残すことが多い。〈BMW〉のBEVのように“キドニーグリル”という伝統ある意匠を継承していたりすると、やっぱり華があるなぁって思えたりする。
で、華があってほしいのは、春に向けて仕込んでおきたい半袖シャツも同じ。ということで選択肢に入れたいのが、〈グッチ〉のボウリングシャツだ。品よく描かれた柄は、アーカイブをモチーフにした“GGモチーフ”。由緒正しい意匠だから、華やかさに加えてシャツイチとは思えないクラス感も印象づけられる。華のあるラグジュアリーBEVを春までに手に入れられなくても、このシャツで春の街が似合う華のあるオトコを目指せれば御の字かも⁉
アーカイブをグラフィカルにアレンジした“GGモチーフ”プリントは、青を基調にした春らしい爽やかな配色
●グッチ ジャパン クライアントサービス
TEL:0120-99-2177
雑誌『Safari』4月号 P42掲載
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photo : Mika Miyamoto text : Takumi Endo