まるでレミーの『落穂拾い』のような雰囲気が漂っている1枚。まるで絵画のように見えるけど、こちらはネットフリックスの新作映画『The Wonder(原題)』の撮影風景のひとコマ。そして正面に立っている美女は、旬の若手俳優フローレンス・ピューだ。
Florence Pugh [フローレンス・ピュー]
アイルランドのウィックローで撮影が行われた本作は、エマ・ドナヒューの同名小説が原作で、1850年代を舞台にしたスリラー作品。物語はイギリスの看護師リブ・ライトが、数カ月もの間、食事をせずに生きているという11歳の少女アンナに会うためアイルランドの小さい村を訪れるというもの。フローレンスは、リブ・ライトを演じる。
エマ・ドナヒューの原作といえば、小説『部屋』が『ルーム』として映画化、大ヒット。主演のブリー・ラーソンがオスカーを獲得している。『ルーム』と同様に、エマは『The Wonder(原題)』でも原作、製作総指揮、脚本を兼ねている。となると、『ルーム』のような傑作が生まれる予感も。これは完成が楽しみでならない。監督は、セバスティアン・レリオ。ちなみに『落穂拾い』も1857年の作品なので、雰囲気が似ていても不思議ではない!?
映画『The Wonder(原題)』は、ネットフリックスで2022年全米配信。