7月20日、ドイツのベルリンにあるセントラルステーションの前で、白煙が上がった。近くにはクルマがあったため、「もしや、衝突事故でも起きたのか?」と思ってしまうが、ご安心を。これは映画のロケ撮影のワンシーンだ。
映画のタイトルは、『Retribution』(原題)。2015年のスペイン映画『暴走車 ランナウェイ・カー』のリメイク版だ。オリジナルの内容は、クルマに仕掛けられ爆弾により座席から離れることができなくなった主人公が大金を要求する犯人と交渉しつつ、車中にいる子供たちを救おうとするノンストップサスペンス。リメイク版では、主人公をリーアム・ニーソンが演じる。
LIAM NEESON [リーアム・ニーソン]
ロケ撮影には顔に傷跡のメイクを施したリーアム・ニーソンの姿も確認できた。爪楊枝のような物をくわえているが主人公のトレードマークのようで、ほかのシーンでもその仕草が見られた。本作は全体の90%がクルマの中で進行していくようで、キアヌ・リーブス主演の『スピード』を彷彿とさせる作品になりそうだ。監督は『プレデターズ』のニムロッド・アーントル。
映画『Retribution』(原題)の全米公開日は未定。