セクシーで、かわいい!
アン・ハサウェイ映画5選!
2006年の『プラダを着た悪魔』のヒットで世界中の映画ファンを虜にしたアン・ハサウェイ。今でもあんなにキュートなのに、実はもう38歳で二児の母だって知ってた? かわいいだけでなくアカデミー賞受賞歴もある実力派の彼女の魅力あふれる出演作5本をセレクト!
Anne Hathaway[アン・ハサウェイ]
『プリティ・プリンセス』
製作年/2001年 監督/ゲイリー・マーシャル 共演/ジュリー・アンドリュース、マンディ・ムーア
あどけない表情がかわいらしい!
サンフランシスコで画家の母と暮らす冴えない女子高生ミア(アン・ハサウェイ)。ある日、祖母が女王だったと知らされる。皇太子の父は亡くなってしまったため、なんとミアが次の女王になるという。祖母であり、欧州の小国の女王でもあるクラリス(ジュリー・アンドリュース)から、早速プリンセスになるための教育を受けるよう言われるのだが……。
本作で映画デビューを果たしたアン・ハサウェイは、当時19歳。どの瞬間も若くてピチピチ。まだあどけなさが残っている表情がいい。普通の内気な女子高生が、一国の王女になるというシンデレラストーリーにはぴったり存在。ミアが王女を継承するかを発表するラストのドレス姿は、気品があふれていて魅了されるはず。本作は大ヒットを記録し、2004年に続編も公開された。
『ブロークバック・マウンテン』
製作年/2005年 監督/アン・リー 共演/ヒース・レジャー、ジェイク・ギレンホール、ミシェル・ウィリアムズ
体当たりの演技で女優魂を見せつけた!
1963年、ワイオミング州。山で羊の放牧を行う季節労働者のイニス(ヒース・レジャー)とジャック(ジェイク・ギレンホール)は、厳しいキャンプ生活の中で互いを愛し合うように。それぞれ結婚した後も密かに2人は愛を貫いていく。保守的なアメリカの西部で、20年以上にも渡る男同士の愛を貫いた人間ドラマ。2005年のヴェネチア国際映画祭で、最高賞の金獅子賞を受賞。
アンは、のちにジャックの妻となる、地元の大金持ちの娘ラリーンを演じた。クラシックなヘアスタイルがよく似合い、テキサス美人のロデオクイーンをセクシーに演じた。夫が自分を好きではないと知り、苦悩する妻役をまさに体当たりで熱演。それまでのアイドル女優のイメージを払拭する女優魂を見せつけた。
『プラダを着た悪魔』
製作年/2006年 監督/デヴィッド・フランケル 共演/メリル・ストリープ、スタンリー・トゥッチ
大人の女性へと成長する姿にドキッ!
大学を卒業し、NYにやってきたジャーナリスト志望のアンディ(アン・ハサウェイ)。お洒落に興味のない彼女だが、ひょんなことから一流ファッション誌のカリスマ編集長ミランダ(メリル・ストリープ)のアシスタントとして働くことに。朝から晩まで鳴り続けるケータイと横暴な命令の数々に、振り回されてしまうアンディ。私生活もめちゃくちゃで、彼氏にも愛想をつかされてしまう。
今でも世の女性たちのバイブルとなっている大ヒット映画。ダサダサファッションだった田舎娘が、仕事に奮闘しながら〈ティファニー〉や〈シャネル〉などハイブランドのファッションを着こなすデキる女へと成長していく。どんどん大人の女性になっていくアンの姿に、思わずドキッとさせられるはず。明るく元気でかわいいアンドレア役は、当時23歳だった彼女のまさにハマり役。この映画を観れば誰もがアンの虜になっちゃう!?
『レ・ミゼラブル』
製作年/2012年 監督/トム・フーパー 共演/ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ
丸刈りも披露!
ヴィクトル・ユゴーによる傑作小説を原作に、1985年の初演以来、世界43か国、21か国語で上演され、世界最大のロングラン記録を誇るミュージカルの金字塔を映画化。
19世紀フランス。元囚人のジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)は、たびたびの脱走から情け容赦ない警官ジャベール(ラッセル・クロウ)に何十年にもわたり執拗に追われる身となる。そんなバルジャンは、不遇の女工ファンテーヌ(アン・ハサウェイ)に彼女の幼い娘コゼットの面倒を見ると約束するが、それが彼らの運命を大きく変えていく……。
アンは娘のために体を売る悲劇の母ファンテーヌ役。この作品の撮影中、2週間で7kg減量し、丸刈りも披露した。彼女が涙を流しながら歌う“夢やぶれて”は、映画の中で最も胸に迫る見せ場のひとつ。難しい役柄を見事に演じきり、この演技で第85回アカデミー賞助演女優賞を受賞した。
『オーシャンズ8』
製作年/2018年 監督・脚本/ゲイリー・ロス 共演/サンドラ・ブロック、ケイト・ブランシェット
嫌味な役を好演!
犯罪ドリームチーム“オーシャンズ”のリーダー、ダニーの妹デビー(サンドラ・ブロック)が刑務所から出所する。彼女は服役中にメトロポリタン美術館でのファッションの祭典、メットガラで高級な宝石を盗み出すという計画を立てていた。早速、かつての仲間のルー(ケイト・ブランシェット)と共に、次々と仲間をスカウトしていく。が、真の目的は宝石を盗み出すことだけではなかった……。
アンは、チームの標的にされる女優ダフネ・クルーガーを演じている。タブロイド誌を騒がせるワガママ女で、今まで彼女が演じてきた役柄にはなかった高飛車で傲慢な役どころ。でも、正統派が多かっただけに、本人もノリノリで演じているのが面白い。メットガラのシーンでは1億5000万ドル相当の宝石を散りばめたネックレスを着用。アンの美しさがいっそう引き立っている。