【まとめ】2021年には観られる!?
今年、ロケ写真を入手したハリウッド映画19選!
2020年にキャッチした撮影現場を総ざらい。新型コロナの影響で撮影が中断したため、完成するのは来年以降の作品がほとんど。けれども、その分、手のこんだ作品になるはず。完成を楽しみに待とうではないか!
『ラス・オブ・マン』(原題)
本作は、2004年のフランス映画『ブルー・レクイエム』のハリウッド・リメイク版。大金を扱う現金輸送会社を舞台にした復讐劇になるという。主演はジェイソン・ステイサム。ガイ・リッチー監督の1998年『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』でデビューしただけに、久々のタッグはファンいとっても嬉しいところ。ちなみに、それ以外のガイ・リッチー作品では2000年『スナッチ』、2005年『リボルバー』に出演している。
ロケ風景を撮影した写真には、共演のジョシュ・ハートネットやスコット・イーストウッドの姿も。2人ともステイサムと同じ衣装を着用しているところをみると、ステイサムと同じ現金輸送会社の同僚役なのかもしれない。ステイサムが銃を構えている姿も見られるので、激しい銃撃戦が繰り広げられる可能性も! 公開日は、2021年1月全米公開予定。
Jason Statham[ジェイソン・ステイサム]
Josh Hartnett[ジョシュ・ハートネット]
Scott Eastwood[スコット・イーストウッド]
『ザ・ファルコン・アンド・ザ・ウィンター・ソルジャー』(原題)
Sebastian Stan[セバスチャン・スタン]
Anthony Mackie[アンソニー・マッキー]
これはアトランタで行われているマーベルの新ドラマ『ザ・ファルコン・アンド・ザ・ウィンター・ソルジャー』(原題)の撮影風景。作品は、人気キャラのファルコンとウィンター・ソルジャーの新たな冒険を描く内容となるようだ。入手した現場写真にも、ウィンター・ソルジャーを演じるセバスチャン・スタンや、ファルコンを演じるアンソニー・マッキーの姿が確認できる。さらにエミリー・ヴァンキャンプもエージェント13役として登場するようだ。
Daniel Bruhl[ダニエル・ブリュール]
気になる敵キャラだが、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』に登場したヴィラン、ヘルムート・ジモになりそうだ。というのも、こちらジモを演じたダニエル・ブリュールの姿も撮影現場で見られたからだ。キャラクター名は”バロン・ジモ”になるとの噂もあるが、果たしてどうなるのか?
Wyatt Russell[ワイアット・ラッセル]
で、もっと気になるのが、こちらの1枚。ジョン・ウォーカー役として登場するカート・ラッセルの息子ワイアット・ラッセルが、なぜかキャプテン・アメリカのスーツを着込んでいるところ。ジョン・ウォーカーは、原作コミックでは”USエージェント”と名乗るキャラクターとして描かれているのだが、彼が新しいキャプテン・アメリカとして活躍するのか? それとも……?
『ザ・ファルコン・アンド・ザ・ウィンター・ソルジャー』(原)は、Disney+で配信予定。配信時期は未定となっている。
『マトリックス4』(原題)
ワイヤーアクションや、バレットタイムなどのVFXを駆使した斬新な映像で大ブームとなった『マトリックス』(1999年)。その最新作『マトリックス4』(原題)の撮影が現在、行われている。この日、サンフランシスコにて実施されたのは、キャリー=アン・モスとキアヌ・リーヴスがバイクでタンデム走行しているシーンの撮影。
前輪を撮影車両に固定して、市街地を走り抜ける様子が見られた。撮影車両には、ラナ・ウォシャウスキーも同乗。ラナは、新作で、製作、監督、脚本を兼ねている。で、気になるのがキアヌの風貌。ネオといえば、これまでサングラス姿で、髪型も短めでキッチリと整えていた。けれども、現場の風景をみるかぎり、長髪で無精ヒゲ姿とまるで『ジョン・ウィック』の主人公のよう。これはいったい、どういうことなのか? こちらの疑問を解消するには、本編の仕上がりを待つしかなさそうだ。
キアヌ・リーヴスとキャリー=アン・モスともに、『マトリックス』らしく黒い衣装を身に纏っている。
監督のラナ・ウォシャウスキー。以前はピンク色のウィッグを愛用していたが、今回は色鮮やかなオレンジ色に変更し、気合いも十分!?
ちなみに全米での公開は2021年12月22日を予定。キアヌのもうひとつの人気シリーズ『ジョン・ウィック4』(原題)は、2022年3月27日全米公開予定となっている。
『ザ ・バットマン』
颯爽とバイクにまたがり登場したのは、どこのスター? と思ったら、なんとバットマン! 2月下旬、スコットランドのグラスゴーで、最新作『ザ・バットマン』(原題)の撮影が行われた。ロバート・パティンソンが主人公を演じる本作は、ブルース・ウェインの若き日を描くと噂されている。となると、「もしやバットマンの出番は無いのかも?」という、心配もあったが、こちらの撮影風景を見るかぎりでは、安心していいようだ。
で、気になるのが新生バットマンのスーツ。一見すると、肩当てがあるなど、まるで甲冑姿のサムライのよう。これを見て、アニメにもなった『ニンジャバットマン』を連想する人もいるかもしれない。さらに、胸にはお馴染みのマークを刻印。マントは無く、襟がスタンドカラーとなって、なんとも精悍な姿に変貌している。これまでのガッチリした体型ではなく、スマートになったのは設定が若返ったことを表しているのかも。
撮影現場では、バットマンが乗るビークル、バットポッドも登場。こちらも、これまでのマシンよりはシンプルな装備になっている。ただし、この姿で劇中に登場するかは不明。その全貌は、本編の仕上がりを待つしかないだろう。
何台も配置されていた泥だらけのクルマ。「これはなんだろう?」と、よ〜く見るナンバープレートに、”ゴッサム・シティ”の名が! どうやら、新作でのゴッサム・シティは荒廃しているのだろうか?
また、もうひとりの主役、ヴィランにはコリン・ファレル演じるペンギンと、ポール・ダノ扮するリドラーが登場する予定。ロンドンで2月中旬に行われたロケでは、屋外にNYのセントラルパークを再現。そこで、ペンギン風メイクを施した男たちにジョギング中の男が襲われるシーンを撮影。これはペンギンの手下たちなのか!? 残念ながら、コリン・ファレルの姿はカメラに収められていない。ちなみに、ジョギング中の男は、ロバート・パティンソンのスタントマンのようだ。
ROBERT PATTINSON[ロバート・パティンソン]
次に『ザ ・バットマン』のロケ撮影を目撃したのは行われたのは10月13日、イギリスのリバプールにあるセント・ジョージ・ホール。主人公のバットマン/ブルース・ウェインを演じるロバート・パティンソンも参加。撮影の合間ながら、ブルース・ウェインらしい精悍な表情で歩く姿が見られた。
どのような場面が撮影されたのかは不明だが、ロバートの衣装やエキストラの装いを見る限り、どうやら葬式のシーンだったようだ。一体、誰の葬式なのか? その答えは本編の完成を待つほかなさそうだ。ちなみ、ロバートの左にいる傘を持った男性は、コリン・ファレル。ペンギン役に扮していて、一見、コリンとは分からない大変身ぶり。こちらも気になる!
また、同日、バットマンの撮影シーンも収録した模様。気になるのは、ご覧のようにスーツの上に羽織ったフード付きのコート。これは劇中でも着用するのか?、それとも撮影中だけのものなのか? こちらも詳細は不明。
『ザ・バットマン』は、2022年3月4日全米公開予定となっている。
『ザ ・スーサイド・スクワッド』(原題)
MARGOT ROBBIE[マーゴット・ロビー]
この日、セントラル ホテル パナマで行われたロケ撮影では、真っ赤なドレスに身を包んだハーレイ・クインが登場。彼女といえば、前作ではバットを振りまわして暴れまわっていたハチャメチャなキャラクター。それが、うって変わって淑やかそうな見た目になっている。う〜ん、もしかして新作ではキャラが変わっちゃったの!?
いやいや、ご安心ください! 場所をコロン市に移した撮影現場では、ご覧のようにドレスが破れ、セットされた髪型もバッサバサ。どうやら、いつもの彼女らしく大暴れしたに違いない!? そして、このシーンでは、そのほかのヴィランの姿も確認できる。ハーレイ・クインの後ろにいるのが、イドリス・エルバ。役柄は明らかにされていないが、ヴィジランテ役ではないかとの噂も。写真中央右にいるのが、デヴィッド・ダストマルチャン扮するポルカ・ドットマン。最後尾で頭に特殊なヘルメットを被っているのがスティーヴ・エイジー演じるキング・シャークと見られている。
IDRIS ELBA[イドリス・エルバ]
前作でデッドショットを演じたウィル・スミスが本作では降板。そのため代わりにイドリス・エルバが引き継ぐのでは? との話もあったようだが、結局は新キャラクターに扮することになったとみられる。
ちなみに、ファンならご存知のところだが、昨年10月にアトランタで行われた撮影でも、数多くのヴィランの姿がキャッチされている。写真左の紫色のキャラクターがメイリン・ンが演じるモンゴル。隣のブルーとイエローのヴィランが、フルラ・ボルグが扮するジャベリン。写真中央にいる金髪姿は、かつてアリアナ・グランデと婚約していたこともあるピート・デヴィッドソン。彼の役どころも不明だが、一説ではサヴァントではないかとも言われている。
JAI COURTNEY[ジェイ・コートニー]
前作でも登場したジェイ・コートニー演じるキャプテン・ブーメランは続投。リッグ・フラッグ役のジョエル・キナマン、アマンダ・ウォーラー役のビオラ・デイビスも同様に再登場するようだ。これはファンにとって嬉しいところだろう。
NATHAN FILLION[ネイサン・フィリオン]
さらに、海外ドラマ『キャッスル 〜ミステリー作家は事件がお好き』でお馴染みのネイサン・フィリオンも出演。こちらは、ブラック・ガード役ではないかと推測されている。
監督は、前作のデビッド・エアーから『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のジェームズ・ガンへとバトンタッチ。ガン監督が脚本も執筆し、続編ではなく、新たな物語として描いていく内容になるそうだ。
『ザ・スーサイド・スクワッド』(原題)は、2021年8月6日全米公開予定。
『サマリタン』(原題)
Sylvester Stallone[シルベスター・スタローン]
うん? 怪我をした老人を少年が気づかっているの? な〜んて、思ったら、こちらはベテラン俳優シルベスター・スタローンの撮影現場のひとコマ。2月中旬にアトランタで行われたのは、新作映画『サマリタン』(原題)のロケ撮影。この作品は、20年前に行方不明となったスーパーヒーローを少年が探しにいく物語だとか。スタローンは、主人公スタンリー・コミンスキーを演じるのだが、彼が姿を消したスーパーヒーローなのかは定かになっていない。
撮影シーンでのスタローンは、鼻の上に大きな切り傷があり、そこから出血。左目も腫れあがり、代表作『ロッキー』のロッキー・バルボアを彷彿とさせる痛々しいお姿。子役の少年の右目の上にも擦り傷があることから、激しいアクションシーンの撮影が行われたのかもしれない。監督は、『オーヴァーロード』のジュリアス・エイバリー。『サマリタン』(原題)は、2021年7月4日全米公開。
『ナイトメア・アレイ』(原題)
BRADLEY COOPER[ブラッドリー・クーパー]
雪降る街中で、足早に歩く紳士を発見。誰かしら? と思ったら、俳優のブラッドリー・クーパー。2月27日、NY州の西部バッファローで行われたのが、彼が出演する映画『ナイトメア・アレイ』(原題)の撮影だ。ブラッドリーといえば、アクション作への出演が多いため、カジュアルな装いが印象的。そのため、このようなスーツ姿は実に新鮮に思える。さて、いったい、どんな役柄を演じるのか?
ROONEY MARA[ルーニー・マーラ](写真左)、GUILLERMO DEL TORO[ギレルモ・デル・トロ](写真右)
『ナイトメア・アレイ』(原題)は、アカデミー賞監督のギレルモ・デル・トロが手がけるスリラー作品。作家ウィリアム・リンゼイ・グレシャムの小説『Nightmare Alley — 悪魔の往く町』を映画化した『悪魔の往く町』(1947年)のリメイクになるという。物語は、見世物小屋で働くことになった野心家のスタントン・カーライルが、そこで偽読唇術師のジーナとその夫と出会いチームを組むことに。さらなる成功を掴みたいスタントンは、ジーナの夫を出し抜こうとするが……というもの。ブラッドリー・クーパーは、主人公のスタントンを演じるそうだ。
この日は、共演のルーニー・マーラの姿も発見。彼女は、スタントンの助手モリーを演じると見られている。
CATE BLANCHETT[ケイト・ブランシェット]
また、それに先立ち1月30日にカナダのトロントで行われたロケ撮影では、人気女優ケイト・ブランシェットとルーニー・マーラの共演シーンを撮影。ケイトは、心理カウンセラーのリリス・リッター役だとか。見た目では、どちらかといえば冷徹そうな役柄のように見えるが、果たしてどんなキャラクターなのだろうか?
偽読唇術師のジーナ・クランベインに扮するのは、トニ・コレット。このほか、ウィレム・デフォー、ロン・パールマンとクセのある役者陣も出演する予定。ギレルモ・デル・トロ監督は、本作で製作と脚本も兼任している。
『ナイトメア・アレイ』(原題)の気になる全米公開日だが、残念ながら今のところ未定となっている。
『キング・リチャード』(原題)
WILL SMITH [ウィル・スミス]
クラシックなスポーツウエアの装いで、ひと休みしているのは、人気俳優ウィル・スミス。3月6日、カリフォルニアで行われたのは、彼の最新作『キング・リチャード』(原題)のロケ撮影。この作品は、女子プロテニス界の女王ビーナス&セリーナ・ウィリアムズ姉妹の父親リチャード・ウィリアムズの半生を描くもの。ウィルは、主人公のリチャードに扮して、自身はテニス未経験ながら、2人を勝てるテニスプレイヤーに育てようと奮闘する役を演じるのだとか。
数日前には、〈フォルクスワーゲン〉のバンをウィルが運転するシーンも撮影された。幼い頃のウィリアムズ姉妹は練習に向かう際に、同じタイプのバンに乗って移動をしたそう。ただし、壊れかけの古いバンで、シートからはスプリングが飛び出し、車内もゴミだらけだったのだとか。映画では、このへんもリアルに描いていくのかもしれない。
2月27日には、ウィリアムズ姉妹役を演じる、サナイヤ・シドニー(ビーナス役)とデミ・シングルトン(セリーナ役)とともに、テニスコートでトレーニングするシーンを撮影。けれどもコートは土で、しかもボコボコとしているようにも見える。というのも、ウィリアムズ一家がこの時期に住んでいた地区コンプトンは、ひどく治安が悪かったそうだ。この日の撮影シーンは、当時の一家の苦労が垣間見える場面となりそうだ。
『ウォーキング・デッド』のジョン・バーンサルが当時のコーチ、リック・マッチ役で出演。このほか、リーヴ・シュレイバーも出演予定。監督は、新鋭のレイナルド・マーカス・グリーン。ちなみにウィルは製作を兼任し、妻のジェイダ・ピンケット・スミスが製作総指揮に名を連ねている。全米公開日は、2021年11月19日。
『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・ カーネイジ』(原題)
WOODY HARRELSON[ウディ・ハレルソン]
カリフォルニアのウエスト・オークランドで、2月24日に撮影が行われたのが、マーベル映画の最新作『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・ カーネイジ』(原題)。本作は、『スパイダーマン』の悪役であるヴェノムを主人公にしたダークヒーロー作品の第2弾。この日、現場に姿を現したのは、衣装を身に纏ったウッディ・ハレルソン。彼といえば、第1作『ヴェノム』のエンドクレジットに挿入された映像に登場。トム・ハーディ演じる主人公エディに、「ここを出たらカーネイジ(大虐殺)になる」という謎の言葉を発していた。
どうやら最新作では、このウディ・ハレルソン演じるクレタス・キャサディがエディ=ヴェノムの前に立ちはだかるようだ。クレタス・キャサディは、原作によると連続殺人鬼で、とても凶暴な人物。その彼が新たなヴィラン、カーネイジへと変貌するという。
ANDY SERKIS[アンディ・サーキス]
赤い〈フォード〉マスタングでガソリンスタンドに乗りつけるシーンを撮影していた、この日。撮影の合間に、監督を務めるアンディ・サーキスと談笑するシーンも見られた。個性派俳優として知られるアンディは、2007年のアンドリュー・ガーフィールド主演『ブレス しあわせの呼吸』で監督デビューを果たしている。自身も、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズで、ゴラムを演じてきただけに、キャラクターの生かし方はお手のものだろう。作品の内容に、大いに期待したいところだ。
また本作には、女性ヴィランのシュリークが登場し、ナオミ・ハリスが演じるのでは? と噂されている。果たしてヴェノムは、2体のヴィランと戦うことになるのか? まずは作品の完成を期待したい。『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・ カーネイジ』(原題)は、現状で、2021年6月25日全米公開予定。
『ジ・エターナルズ』(原題)
こちらは昨年、サンディエゴで開催されたコミコンのひとコマ。壇上に登場したのは、マーベル映画の最新作『ジ・エターナルズ』(原題)のキャスト陣。アンジェリーナ・ジョリーをはじめ、サルマ・ハエック、韓国俳優マ・ドンソクに、左端にはプロデューサーのケビン・ファイギと監督のクロエ・ジャオの姿も見られる。フェーズ4に突入するマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の中でも、本作は注目を浴びる存在。製作の発表とともに、ロケ撮影を行っている場面もチラホラ目撃されるようになった。ということで、このへんで本作の撮影現場風景をひとまとめにしてご紹介。さて、どんな撮影を行っている!?
GEMMA CHAN[ジェンマ・チャン]
まず最初にキャッチしたのが、2019年9月30日にロンドンのピカデリー通りで実施されたロケ撮影。セルシ役のジェンマ・チャンが何やらスマホで撮影している場面を収録したようだ。ジェンマ・チャンは中国系のイギリス人女優で、『キャプテン・マーベル』ではスターフォースの狙撃兵ミン・エルヴァを演じていた。
ANGELINA JOLIE[アンジェリーナ・ジョリー]
続いて、2019年11月6日に目撃したのが、スペインのカナリア諸島、フエルテベントゥラ島の砂浜で行われた撮影。粗い画像ではあるが、ゴールドっぽい衣装を身に纏ったアンジェリーナ・ジョリーの姿が確認できる。彼女は、エターナルズのリーダーでセナを演じるとのこと。エターナルズとは、種族の名前。人類の味方になるとみられている。
グリーンの衣装が、ジェンマ・チャン、紫の衣装がファストス役のブライアン・タイリー・ヘンリーとのこと。戦闘シーンなのか、3人ともポーズをとっているのがわかる。果たして、3人は、どのような能力を持っているのか? ちなみに、舞台は100万年前の地球になるとの噂も。確かに背景を見るかぎりでは、太古の地球っぽく見えなくはない!?
KIT HARINGTON[キット・ハリントン]
年が明けた2020年1月10日。ロンドンの広大な公園ハムステッド・ヒースでの撮影では、キット・ハリントンが合流。海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のジョン・スノウ役で知られるキットは、本作でデーン・ウィットマンに扮する。ジェンマ・チャン演じるセルシとの2人のシーンで、互いの関係は不明。ただし、別の日に行われた撮影では2人のキスシーンを収録。ということは、恋仲だったりするのかも!?
1月22日にはロンドンで大規模なロケを敢行。川の上で、宙づりになっているのは、一体だれ?
RICHARD MADDEN[リチャード・マッデン]
その正体は、リチャード・マッデン。こちらも海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』や『シンデレラ』で有名となった人気俳優だ。彼が演じるイカリスは、エターナルズの中でも最強の戦士だそう。
さらにそこに、ジェンマ・チェン、キット・ハリントンも参加。宙に浮いているイカリスに驚き、恐れているような場面を収録したようだ。全米公開は、2021年11月5日を予定している。
『フリー・ガイ』
サングラスをした男が暴れている!? なんて、早ガッテンしてはいけません。これはライアン・レイノルズの最新映画『フリー・ガイ』の撮影風景。ゲームの世界が舞台で、ライアン演じる主人公は背景のひとり”モブ キャラ”という斬新な設定なんだそう。
RYAN REYNOLDS[ライアン・レイノルズ]
2019年5月20日、ボストンで行われていたのが、その『フリー・ガイ』の屋外撮影。なにやらサングラス姿の女性に拳銃を突きつけられ、連れ出されているよう。女性は、エミー賞主演女優賞を獲得したジョディ・カマー。この写真だけでは、どんな内容かは不明だが、それは解禁された予告編を観ればスッキリ解決。是非チェックしてほしい。
BLAKE LIVELY[ブレイク・ライブリー]
ちなみに撮影現場には、ライアン・レイノルズの妻で、当時第3子を妊娠していたブレイク・ライブリーの姿も見られた(その後、無事出産!)。
CHANNING TATUM[チャニング・テイタム]
また、2020年6月15日には、チャニング・テイタムの姿も目撃。ところが、作品の出演リストでは確認できず、今回の予告編映像でも登場をしていない。もしやゲームの世界が舞台だけに、隠しキャラなのか!? こちらは続報を待ちたいところだ。
そのほかの共演は、タイカ・ワイティティ、ジョー・キーリー。監督は、『ナイト ミュージアム』シリーズのショーン・レヴィ。
『フリー・ガイ』は、2021年公開予定。
『サンドラ・ブロック主演ネットフリックス作品』
SANDRA BULLOCK[サンドラ・ブロック]
9月5日、カナダのバンクーバー、サリーで行われていたロケ撮影。スタッフがマスクに、フェイスシールドと感染予防対策を講じている様子がうかがえる。で、そこに現れたのが、サンドラ・ブロック。カーキ色のアウターに、デニム姿と随分ラフな風貌。サンドラといえば、『オーシャンズ8』のようにキラキラとした衣装を身に纏う役が印象的なだけに、新鮮な雰囲気だ。
というのも今回は、警官2人を殺した罪で終身刑となったものの模範囚として15年後に仮釈放されるルース・スレーター役に扮しているから。確かに、それであれば地味な衣装もうなづけるはず。こちらはネットフリックス作品で、サンドラがネットフリックスとタッグを組むのは、2018年の『BIRD BOX /バード・ボックス』以来だ。
正式なタイトルは未定だが、本作は2009年のイギリスドラマ『アンフォーギヴン 記憶の扉』のリメイク版になるとのこと。オリジナルは3話完結のドラマだったが、本作はネットフリックス映画として製作されている。サンドラ演じるルースは刑務所から出所し、社会復帰。故郷へと戻るものの、世間は過去の罪を許さず、激しい非難にさらされてしまう。ルースは唯一の希望として、離れ離れになった妹を見つけようとする……という内容。共演は、『ナイチンゲール』のアイスリング・フランシオシ。監督は、ノラ・フィングシャイト。本作の配信日は2021年となっている。
『ブラッドリー・クーパー主演ポール・トーマス・アンダーソン作品』
BRADLEY COOPER[ブラッドリー・クーパー]
この日、ブラッドリー・クーパーがロケ撮影を行っていたのは、LAにあるエンシノ地区。レトロな雰囲気の衣装を身に纏い、なぜだか頭から血を垂らしている。手前にいるスタッフらしき人物が、ノンビリとスマホを眺めている様子から察するに、撮影の合間のようだが……。
気になる作品は、『ブギーナイツ』や『マグノリア』を手がけたポール・トーマス・アンダーソン監督の新作のようだ。1970年代のカリフォルニアのサン・フェルナンド・バレーを舞台にしていて、人気子役の高校生をめぐる物語とのこと。脚本もポール・トーマス・アンダーソンが担当する。
主役はブラッドリー・クーパーだが、役どころは不明。そのため、なぜ血だらけなのかは謎のまま。こちらは、作品の続報を待ちたいところだ。共演にはベニー・サフディ、アラナ・ハイムらが名を連ねている。作品のタイトルは未定で、全米公開は2021年を予定している。
『ウィズアウト・リモース』(原題)
JAMIE BELL [ジェイミー・ベル]
9月18日、LAでの撮影の合間にその姿をキャッチされたのは、『リトル・ダンサー』のジェイミー・ベル。ヒゲを蓄え、チェックシャツにワークパンツ姿と、実にワイルドな風貌。というのも、今回、彼の演じる役柄がCIA捜査官のロバート・リッターだからだ。
撮影中の作品は、『ウィズアウト・リモース』(原題)。トム・クランシーが1993年に発表した小説『容赦なく』の実写版にあたる作品だ。人気のジャック・ライアン シリーズのひとつだが、主人公はジャック・ライアンではなくCIA職員ジョン・クラーク。ハリソン・フォード主演の『今そこにある危機』で、ウィレム・デフォーが演じたキャラクターだ。物語は、そのジョン・クラークが妻を殺害した犯人に復讐を果たすスピンオフ作品になるという。演じるのは、マイケル・B・ジョーダン。
ジェイミーはジョン・クラークをCIAに導く存在のようだが、どのように作品に関わってくるのかは不明。しかしながら、キャストの2番手だけに大いに活躍することだけは間違いない。共演はジョディ・ターナー=スミス(2枚めの写真で、子供を抱えた女性)、キャム・ギガンデット。監督は、『ボーダーライン: ソルジャーズ・デイ』のステファノ・ソリマ。全米公開は2021年2月26日を予定している。
『アンチャーテッド』(原題)
MARK WAHLBERG [マーク・ウォールバーグ]
9月14日に、ドイツのベルリンで行われたロケ撮影に、マーク・ウォールバーグが姿を現した。スーツ姿でバッチリと決めている様子を見ると、「政治家にでも扮するの?」と思うはず。けれども、こちらの作品は大人気アドベンチャーゲームを映画化した『アンチャーテッド』(原題)。内容は、『インディ・ジョーンズ』のようなアドベンチャーや『007』のようなスリルあるアクションが用意されているようだ。
この日は、セットにNYにあるレストラン、オーガスティンを再現して撮影。お洒落をして、ディナーを楽しむシーンを収録したのかもしれない。この撮影では姿が確認されなかったが、主演は『スパイダーマン:ホームカミング』のトム・ホランド。マークは、彼の師匠であるビクター・サリバンを演じる。
ちなみに本作は、10年以上前から企画がスタート。監督が何度も変更するなど、難航していた企画。それだけに、こうして撮影が進んでいる様子を見て、安心したファンも多いはず。共演はアントニオ・バンデラス。監督は『ゾンビランド』のルーベン・フライシャーが務める。マークにとってアクションは得意ジャンル。今から完成が楽しみでならない。全米公開は2021年7月16日を予定している。
『ミッション:インポッシブル7』(仮題)
TOM CRUISE[トム・クルーズ]
バイクで疾走しているのは、『ミッション:インポッシブル7』(仮題)を撮影中のトム・クルーズ。10月9日、10日の両日、イタリアのローマで道路を封鎖し、大規模なロケ撮影を敢行したようだ。
トムが乗り込んでいるバイクには”POLIZIA”、つまり警察の文字があることから、白バイだと判明。それを奪って逃走(あるいは追跡?)をするアクションシーンを撮影したようだ。バイクアクションはシリーズの見どころのひとつだけに、今回も存分に楽しませてくれそうだ。
続いて、トムが扉のない〈ビー・エム・ダブリュー〉のクルマに乗り込み、スタンバイをしている姿をキャッチ。屋根には、撮影用クレーンを設置。先端にはカメラが付いていて、カーチェイスをするシーンを横から撮影を試みようとしている。う〜ん、これは臨場感のある映像が観れそうだ。
助手席に座っているのは、『アベンジャーズ』シリーズでペギー・カーターを演じたヘイリー・アトウェル。彼女がどのような役柄を演じるのかは、不明。しかし、トム演じるイーサンと行動を共にすることだけは、このロケ撮影で判明した。
こちらがカーチェイスシーンの撮影風景。警察車両などに挟まれたクルマが路地へと逃げるシーンが確認できる。用意された車両の多さに、とにかく驚かされるはず。さすがは大ヒットシリーズ、恐れ入ります!
カーアクションシーンは、もうひとつ収録したようで、今度はイエローの小型車に乗車。トムは、撮影前に笑顔を見せるなど余裕なご様子。
それもそのはず、このようにクルマの前に運転席を特別に設置。トムは運転をするフリだけで、演技に集中すればよいというカラクリ。いやはや、撮影スタップの創意工夫には頭が下がります。
今回のロケでは、ベンジー・ダンを演じるサイモン・ペッグも参加。車両の後部ドアから登場するシーンが撮影されたようだ。ヒゲを蓄えたベンジーは、これまでよりも一段と頼りがいのある男に見える。
頼りがいのあるといえば、もうひとり。ヴィング・レイムス演じるルーサー・スティッケル。ベンジーが乗り込む車両を運転するようだ。こちらもシリーズならではの光景。この場面を見ると、グッと”ミッション:インポッシブル感”が伝わってくるはず。
ちなみに、カーアクションを撮影していた路地はご覧のようにデコボコ道。しかも路面が滑りそうな石畳と、クルマで疾走するには難易度が高そうな道。こんなところで実施するのだから、撮影スタッフも超一流が揃っているに違いない。
『ミッション:インポッシブル7』(仮題)は、2021年11月19日全米公開予定。
『ザ・ラスト・デュエル』(原題)
MATT DAMON[マット・デイモン]
9月下旬に、アイルランドのティペラリー州にあるカヒア城に姿を現したのは、中世の騎士のような衣装を身に纏ったマット・デイモン。飛沫防止のフェイスシールドを着用し、にこやかな表情をしている姿はなんとも違和感たっぷり。けれども、これがニューノーマル時代のロケ現場の様子というわけ。
撮影中の作品は、14世紀末のフランスを舞台にした復讐劇『ザ・ラスト・デュエル』(原題)。法的に認められた最後の決闘を描く歴史映画だ。マット・デイモンは、妻を暴行した男と決着をつけるために、国王シャルル6世に決闘を直訴するジャン・ド・カルージュを演じる。馬車から降りるマットの手には剣が握られているのがわかるが、この剣を武器に闘いに挑むのだろうか?
ADAM DRIVER[アダム・ドライバー]
決闘の相手、ジャック・ル・グリに扮するのはアダム・ドライバー。『スター・ウォーズ』シリーズで、華麗な剣さばきを披露しているだけに、決闘シーンも迫力のある場面になりそうだ。このほか、シャルル6世役にはベン・アフレックが名を連ねている。マットとベンは、本作で脚本も兼任している。
RIDLEY SCOTT[リドリー・スコット]
今年、83歳となるリドリー・スコット監督はフェイスシールドの下にマスクも着用。新型コロナ対策を徹底したうえで、現場の指揮をとっているようだ。ちなみにリドリー・スコット監督で決闘といえば、デビュー作『デュエリスト/決闘者』(1977年)や、アカデミー賞作品賞を獲得した『グラディエーター』(2000年)を思い浮かべる人もいるはず。さて、本作ではどんな作品へと仕上げるのか? 完成が実に待ち遠しい。
共演は、英国女優のジョディ・カマーに、ハリエット・ウォルター。『ザ・ラスト・デュエル』(原題)は、2021年10月15日全米公開を予定している。
『ドッグ』(原題)
CHANNING TATUM[チャニング・テイタム]
10月23日に、アメリカで撮影を行っていたのはチャニング・テイタム。薄汚れたTシャツに、ブラウンのパンツという装いで、なんともタフなイメージだ。というのも、撮影中の新作『ドッグ』(原題)では陸軍特殊部隊の元隊員ブリッグスを演じるから。作品はコメディとのことだが、チャニングの表情は真剣そのもの。もちろん、そういうシーンなのだろうが、理由はもうひとつありそう。なぜなら、本作でチャニングは監督デビューを果たすからだ。
物語の内容は、友人の葬儀に出席するため愛犬のルルと旅をするというロードムービー。コメディ作品なので、道中で様々なハプニングが起こりそうな予感がするが、実際のところは本編の完成を待たないとわからないだろう。
共演は、アクエラ・ゾル、ロニー・ジーン・ブレビンズ。『ドッグ』(原題)は、2021年5月7日より全米公開予定。
『シンプリー・ホルストン』(原題)
EWAN MCGREGOR[ユアン・マクレガー]
11月3日、マンハッタンのセントラルパークで行われていたロケ撮影にユアン・マクレガーが登場。ロングの黒コートに、オールバック姿と実にスタイリッシュな装い。彼が現在、撮影している作品は『シンプリー・ホルストン』(原題)。ファッションブランド〈ホルストン〉の創業者でデザイナーのロイ・ホルストン・フローイックの伝記ドラマだ。
舞台は70年代で、アメリカを代表するファンションデザイナーとなった彼の自由奔放なライフスタイルを描く模様。『glee /グリー』を手がけたライアン・マーフィーが製作に名を連ねていることから、華やかなエンターテイメント作品に仕上がるのでは? と期待されている。ユアンの隣にいるのは、女優レベッカ・ダヤン。彼女は、ホルストンの友人で〈ティファニー〉のジュエリーデザイナー、エルサ・ぺレッティを演じるとのこと。
『シンプリー・ホルストン』(原題)は、2021年ネットフリックスで配信予定。