【まとめ】ヒュー・ジャックマン出演映画5選
Safari Onlineで紹介してきたヒュー・ジャックマンの出演映画をまとめてご紹介!
『ソードフィッシュ』
製作年/2001年 監督:ドミニク・セナ 出演:ジョン・トラヴォルタ、ヒュー・ジャックマン、ハル・ベリー
斬新な筋書きと映像表現に大興奮のアクション!
いきなりクライマックスから幕を開けるトリッキーな構成と、そこで生じる爆発の衝撃波をバレットタイム撮影で捉えた映像表現が話題となった新感覚アクション。そもそもの事のはじまりは、謎の男ガブリエル(ジョン・トラヴォルタ)が天才ハッカーのスタンリー(ヒュー・ジャックマン)をスカウトしたことに遡る。一味の狙いは政府の裏金を盗み出すこと。多額の報酬と引き換えに特殊ワームの開発を命じられたスタンリーだったが、作業を進める中でガブリエルの正体が、合衆国の脅威となるテロリストに制裁攻撃を仕掛ける狂信的な愛国者だと知る。その資金力を拡充するため裏金を手に入れる必要があったのだ。
【ここからがネタバレ】
娘を人質に取られたスタンリーは、一味の銀行襲撃に付き従わせられ、システムにワームを仕掛け、金の奪取に成功。だがその後、ガブリエルが逃げ去る間際、スタンリーは一瞬の隙をついてロケットランチャーを発射し、一味の乗ったヘリを爆破する。ガブリエルは死んだーーーかと思いきや、彼は死を偽装し、まんまとモンテカルロへ逃亡。スタンリーの反撃も最初から織り込み済みで、すべて彼の手のひらの上で踊らされていたのだ。
『プレステージ』
製作年/2006年 監督・脚本/クリストファー・ノーラン 出演/ヒュー・ジャックマン、クリスチャン・ベール、スカーレット・ヨハンソン
突拍子もないトリックに呆然!
主人公2人はマジシャン。トリックを使うプロである。自慢のマジックの“トリック”はもちろん、映画全体のドラマにも“トリック”が潜んでいる。その意味では今回のテーマに最もふさわしい一作かも!
主演の2人がヒュー・ジャックマンとクリスチャン・ベールというのも、今作の魅力。育ちが良く、実直型のアンジャーがヒューで、奇抜な発想の天才型のボーデンがクリスチャンなのも、これまた適役だ。
アンジャーの妻が脱出マジックで命を落とし、その原因がボーデンであったことから、両者の確執と、マジシャンとしてのライバル関係は激化。
しかし、アンジャーの瞬間移動マジックを調べていたボーデンの目の前で、なんとアンジャーは水槽で溺死。ボーデンが殺人容疑で逮捕されてしまう。
【ここからオチ&トリック】
アンジャーの瞬間移動には、電気の技術を使って“自分を複製する”という驚きのテクニックが使われていた。さらにボーデンの死刑執行の日に、アンジャーが何者かに銃撃され、その相手がボーデン……と思ったら、双子の弟だった。ボーデンは双子でマジックをやっていたという、突拍子もないトリックが判明。
『レ・ミゼラブル』
製作年/2012年 監督/トム・フーパー 共演/ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ
丸刈りも披露!
ヴィクトル・ユゴーによる傑作小説を原作に、1985年の初演以来、世界43か国、21か国語で上演され、世界最大のロングラン記録を誇るミュージカルの金字塔を映画化。
19世紀フランス。元囚人のジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)は、たびたびの脱走から情け容赦ない警官ジャベール(ラッセル・クロウ)に何十年にもわたり執拗に追われる身となる。そんなバルジャンは、不遇の女工ファンテーヌ(アン・ハサウェイ)に彼女の幼い娘コゼットの面倒を見ると約束するが、それが彼らの運命を大きく変えていく……。
アンは娘のために体を売る悲劇の母ファンテーヌ役。この作品の撮影中、2週間で7kg減量し、丸刈りも披露した。彼女が涙を流しながら歌う“夢やぶれて”は、映画の中で最も胸に迫る見せ場のひとつ。難しい役柄を見事に演じきり、この演技で第85回アカデミー賞助演女優賞を受賞した。
『チャッピー』
製作年/2015年 原作・監督・脚本/ニール・ブロムカンプ 出演/シャルト・コプリー、デーヴ・パテール、ヒュー・ジャックマン
A.I.も育て方次第で悪人にもなる!?
人工知能を持つロボット警官が導入された近未来の南アフリカ。人工知能の開発者は、このロボットをさらに進化させ、人間の感情を模倣するA.I.を作り出すが、採用は見送られた。諦めきれない開発者は、この人工知能を搭載したロボットを秘密裏に制作。しかし、3人組の窃盗団が、これを盗み去る。3人は、学習能力を持つこのロボットをチャッピーと名付けて育てるが、武装機能を備えたチャッピーは思わぬ混乱を引き起こすことに。
『第9地区』などの近未来映画を放ってきたニール・ブロムガンプ監督が描く、このA.I.は人間のような成長を遂げるのが特徴的。最初は赤子のように無垢で、教えたことは猛スピードで吸収し、グレたりしながら“大人”になっていく。これだけならば人間の代わりとしては理想的な存在だが、元々は警備用に作られたので、戦闘能力は超人級。悪い親に育てられたりしたら、最悪の結果にもなりうるのだ。
『グレイテスト・ショーマン』
製作年/2017年 監督/マイケル・グレイシー 出演/ヒュー・ジャックマン
2018年の顔ともいえる大ヒット映画のナンバーなら、きっと心もカラダも動き出す!
『レ・ミゼラブル』やブロードウェイの舞台ですでにミュージカルの実力は証明済みのヒュー・ジャックマン。彼が主演し、日本でも予想外の大ヒットを記録した1本がコレ。ヒューが演じるのは、サーカスの起源を作ったとされる19世紀の興行主、P・T・バーナム。人並み外れた外見や才能の持ち主を集めてショーを作り、オペラ歌手の公演も後押し。様々な困難にぶつかる彼の波乱万丈な人生を、劇的なミュージカルナンバーが彩る。
もちろんミュージカルの“王道”的な見せ場はがっつり用意されている。たとえば、バーナムの盟友となるフィリップと、空中ブランコ乗りのアンが織りなす幻想的なシーン。これには心を奪われるほどだ。しかし、なかでも注目してほしいのが、世間から差別を受けてきたショーのメンバーが、その怒りと自分の誇りをこめた『ディス・イズ・ミー』。このシーンは圧巻で、激しいまでの情熱に圧倒されるはず。今年の初めに大ヒットしたことで、キャストも来日し、テレビ番組にも出演していたので、もしかしたら彼女も耳にしているナンバーかも。ヒュー・ジャックマンを中心に、ザック・エフロン、ゼンデイヤなどキャストたちの本格派パフォーマンスを観られることも、ミュージカル映画の大きな魅力。年末のホームパーティで、こちらを流せば楽しい雰囲気をさらに盛り上げてくれること間違いなし!
●noteでも映画情報を配信しています。フォローよろしくお願いいたします!
https://note.com/safarionline