Safari Online

SEARCH

CULTURE カルチャー

2023.07.08

『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』のヒロイン役
フィービー・ウォーラー=ブリッジの次作は『トゥームレイダー』!

 

 
フィービー・ウォーラー=ブリッジ

大ヒット公開中の映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』。ヒロインのヘレナ・ショー役を務めたフィービー・ウォーラー=ブリッジが、米ニューヨークタイムズのインタビューで、アマゾン・スタジオとタッグを組み『トゥームレイダー』のドラマシリーズを製作することを明かした。 

 
 

 
フィービー・ウォーラー=ブリッジ
『Fleabag フリーバッグ』(2016年)

1985年ロンドン生まれのフィービー・ウォーラー=ブリッジは、王立演劇学校で学んだのち2009年の舞台『ローリング・トレード』で俳優デビュー。複数のテレビドラマへの出演を経て、2016年に製作総指揮、原案、脚本、主演を務めたドラマシリーズBBC『Fleabag フリーバッグ』で脚光を浴びる。同作は、2013年に上演されたフィービー・ウォーラー=ブリッジの一人芝居を脚色したコメディ作で、ロンドンで暮らす30代女性の少し変わった生活を赤裸々に描いている。ブラックユーモアとシュールな展開は、日本人にとっては好みが分かれそうな内容ではあるものの、海外では大絶賛。英国アカデミー賞やプライムタイム・エミー賞、ゴールデングローブ賞などを獲得し、マルチな才能を高く評価された。
 

 
フィービー・ウォーラー=ブリッジ
『キリング・イヴ/Killing Eve』(2018年)

2018年には、美しき女暗殺者ヴィラネルとそれを追うMI6の中年女性捜査官イヴを描いたサイコサスペンス『キリング・イヴ/Killing Eve』シーズン1のショーランナーを務め、脚本も執筆。メインとなる2人のほか主任の捜査官も女性で、男性は主に彼女たちをサポートする役回りになっているのが本作の特徴。イヴの夫ニコなどは、彼女に振り回されっぱなしで、何が起きているかわからず常に不安を抱えてばかりいる。この関係性、ちょっと前なら男女の立場が逆転していたことが多かったはず。ドキッとするような容赦のない殺害シーンも随所に盛り込まれるなど、フィービー・ウォーラー=ブリッジの切れ味にドラマファンは魅了された。

そんな彼女の才能に惚れた一人が俳優ダニエル・クレイグ。自身の主演作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021年)の脚本家に起用し、監督キャリー・フクナガほか、ニール・パーヴィス、ロバート・ウェイド、スコット・バーンズと共に執筆に参加した。『Fleabag フリーバッグ』や『キリング・イヴ/Killing Eve』と『007』シリーズでは作品の毛色がだいぶ違うが、それについて「ボンドはこれまでで一番クールな男性。そして有名な女性蔑視者。私は行儀の良い男性には興味がないわ」(米ニューヨークタイムズ)とコメント。ボンドが彼女にとって創作意欲の湧くキャラクターであったことを語っている。 

 
 

 
フィービー・ウォーラー=ブリッジ
『トゥームレイダー』(2001年)

『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018年)でドロイド L3-37役の声優を務めたのち、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』に出演。ハリソン・フォード演じるインディの旧友の娘ヘレナ役に扮し、インディを騙しつつも一緒に“ダイヤル”を探す冒険を繰り広げる。本作を引き受けたことについて、自身が常に新しくてスリルのある体験を求めている“経験ジャンキー”であることが大きいという。「物から飛び降りたり、インディと一緒に洞窟に入りたいという『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』でしか得られない経験は断ることができないもの」(米ニューヨークタイムズ)だったそう。

そんな彼女の次回作は、過去にアンジェリーナ・ジョリーやアリシア・ヴィキャンデル主演で映画化した『トゥームレイダー』のドラマ版。脚本と製作総指揮を務める。出演するかどうかは明らかになっていない。『トゥームレイダー』は、奇しくもお宝探しがテーマとなるアクションアドベンチャー作品。『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』に出演した経験が糧となるのは間違いなさそうだ。 

 
 

 

 
Information

●noteでも映画情報を配信しています。フォローよろしくお願いいたします!
https://note.com/safarionline

photo by AFLO
きっかけは〈MINI〉!“新しい自分”に出会える特別なオーナー体験、募集開始!
SPONSORED
2025.09.04

きっかけは〈MINI〉!
“新しい自分”に出会える特別なオーナー体験、募集開始!

「今とは“違う自分”に出会ってみたい」あるいは「本当の自分を発見したい」。そんなアナタに必要なのが“遊び心あふれる新しい自分”を探す旅。とはいえ今回は、リゾート地や最果ての土地を目指すのとは違って、“新しい自分”に出会うために新しいクルマ…

いつでもどこでも〈ロンハーマン〉が相棒!オンラインストア5周年記念のスペシャルアイテムは力作揃い!
SPONSORED
2025.09.03

いつでもどこでも〈ロンハーマン〉が相棒!
オンラインストア5周年記念のスペシャルアイテムは力作揃い!

こだわりの強い男は、ファッションもインテリアも、実際に触れてみてから手に入れたいと思う人は多い。自分の目で確かめることは大切だからね。でも、その目を先見の明を持つ〈ロンハーマン〉がすでにしてくれているとなれば話は違う。要は、その信頼があれ…

TAGS:   Fashion
普段使いにちょうどいい限定バッグ発見!ヴィンテージ感漂う作りで、秋スタイルに男らしさをプラス!
SPONSORED
2025.09.02

普段使いにちょうどいい限定バッグ発見!
ヴィンテージ感漂う作りで、秋スタイルに男らしさをプラス!

休日にウィンドウショッピングに行ったり、彼女と映画デートに出かけたり。こんなふうに気軽に街に出るときは、嵩張らずさっと肩掛けできるようなバッグが便利。といっても、せっかくのお出かけスタイルにそぐわないものでは本末転倒……。というわけで、使…

TAGS:   Fashion
即完売〈ロンハーマン〉の別注アイテム! 大人好みの人気ブランドが、特別仕様になって登場! 
SPONSORED
2025.09.01

即完売〈ロンハーマン〉の別注アイテム! 
大人好みの人気ブランドが、特別仕様になって登場! 

大人には、見た目の落ち着きと品だけでなく、上質な素材による肌触りのよさも大切。その風合いのよさは、醸し出す雰囲気までグッと格上げてくれるから、モノ選びをするときには外せない点。それはカジュアルなアイテムであればあるほど、大事になってくる。…

TAGS:   Fashion
〈フランク ミュラー〉×〈ダナー〉の最新ブーツがお目見え!ワザありデザインが目を引く意外なコラボの1足!
SPONSORED
2025.08.25

〈フランク ミュラー〉×〈ダナー〉の最新ブーツがお目見え!
ワザありデザインが目を引く意外なコラボの1足!

昨年、驚きとともにユニークな取り組みと評判を呼んだ、〈フランク ミュラー〉と〈ダナー〉のコラボブーツ。早くも登場した第2弾はキャラ立ち必至なデザインはそのままに、カラーやディテールでグレードアップ! 質実剛健なアウトドアブーツを、アートな…

TAGS:   Fashion
俳優・竜星 涼がまとう〈ベル&ロス〉の新作!強く輝きを放つ黒スケルトン!
SPONSORED
2025.08.25

俳優・竜星 涼がまとう〈ベル&ロス〉の新作!
強く輝きを放つ黒スケルトン!

航空計器からインスパイアされた四角と丸の組み合わせで唯一無二の地位を築き上げている〈ベル&ロス〉。特に現代的なデザインが人気の"BR-05"シリーズに新加入したのが、シャープな輝きと力強さを秘めたセラミック製の黒スケルトンだ。年々深みを増…

TAGS:   Fashion Watches
屈指の“メイド・イン・ジャパン”デニム〈デンハム〉白澤社長もお気に入り!ヴィンテージ感漂う大人のワイドデニム!
SPONSORED
2025.08.25

屈指の“メイド・イン・ジャパン”デニム〈デンハム〉白澤社長もお気に入り!
ヴィンテージ感漂う大人のワイドデニム!

太めのダメージデニムはストリートなイメージが強く、若者が穿くものと思っている人も意外と多いのでは!? そこでおすすめしたいのが、〈デンハム〉のワイドデニム“ジャンボ”。膝に入った適度なクラッシュや、腿に施された絶妙なバランスのヒゲなど、ま…

TAGS:   Fashion Denim
遊びも食も宿泊も充実の〈インスパイア〉リゾートへ!週末を遊び尽くす大人の韓国!
SPONSORED
2025.08.25

遊びも食も宿泊も充実の〈インスパイア〉リゾートへ!
週末を遊び尽くす大人の韓国!

羽田空港や成田空港から約2時間で行ける〈インスパイア・エンターテインメント・リゾート〉。迫力のウォーターアトラクションを楽しめるプールや贅沢な5ツ星ホテル、きらびやかな韓国最大級カジノ、食欲をそそる韓流の肉料理など、多彩な魅力が集まってい…

TAGS:   Gourmet Stay&Travel
【時計】ブランド刷新の仕掛け人CEOが語る〈オリス〉は、イタリアにおける“ピアッツァ=広場”でありたい
SPONSORED
2025.08.22

【時計】ブランド刷新の仕掛け人CEOが語る
〈オリス〉は、イタリアにおける“ピアッツァ=広場”でありたい

グループに属さない独立系時計ブランドならではの自由な時計作りで、存在感を放つ〈オリス〉。スイスの機械式時計の文化継承に多大な貢献を果たしてきた“正統派の後継者”である一方、1980年代に趣味的な高級品に留まっていた機械式時計を身近な存在に…

TAGS:   Watches

NEWS ニュース

More

loading

ページトップへ