Zac Efron[ザック・エフロン]
かつてディズニーチャンネルのミュージカル映画『ハイスクール・ミュージカル』などでティーンのアイドルとして人気者だった俳優ザック・エフロン。今では33歳となり、すっかり演技派俳優に。アップルTV+で9月30日から配信されている新作映画『史上最高のカンパイ! 戦地にビールを届けた男』でも、実にいい味を出している。そんな彼の姿を10月24日にキャッチしたところ、ご覧のようにボディがマッチョ化! あまりの激変ぶりで、ザック・エフロンとはすぐにはわからないほど。いったい、どうしちゃったの? と思ってしまうが、こちらは新作映画『The Iron Claw(原題)』の撮影風景のひとコマ。ザックは往年の人気プロレスラー、ケビン・フォン・エリックに扮するため、このような肉体へ進化したというわけ!
米DEADLINEによると本作は、1960年代から現在まで米プロレス界に大きな影響を与えたレスラー一家、フォン・エリック家の盛衰を描くもの。父親フィリッツ・フォン・エリックは必殺技アイアンクローを武器に、ジャイアント馬場やアントニオ猪木とも凌ぎを削った名レスラー。”鉄の爪”の愛称で知られ、プロレスラーとなった5人の息子たちも”〜爪”を継承した。反面、6人中5人の息子は病死や事故、自殺などで若くしてこの世を去り、呪われた一家と噂されたことも。ザックが演じる次男の”鷹の爪”ケビンは存命で、現在65歳。彼の息子たちもプロレスラーとなり、日本のマット界でも活躍した。
共演は、父親フィリッツ・フォン・エリック役にホルト・マッカラニー、三男デヴィッド・フォン・エリック役にハリス・ディキンソン、四男ケリー・フォン・エリック役にジェレミー・アレン・ホワイト、五男マイク・フォン・エリック役にスタンリー・シモンズが扮する。さらに”超獣”ブルーザー・ブロディ役をキャジー・ルイス・セレギーノが、”ミスタープロレス”ハーリー・レイス役をケヴィン・アントンが演じるという。製作はA24が担当し、『マーサ、あるいはマーシー・メイ』のショーン・ダーキンが監督と脚本を兼任する。
映画『The Iron Claw(原題)』の公開日は未定。