【まとめ】ライアン・レイノルズのお洒落コーデ60
これまで『Safari Online』で紹介してきたライアン・レイノルズのお洒落な着こなしをまとめてお届け。コーデの参考にしてみて!
Ryan Reynolds
[ライアン・レイノルズ]
Wポケシャツって、一昔前の昭和の時代だと、おじさんがタバコや小物を入れていたエモいイメージがある。もちろん今でもポケットとしての機能も活用しているだろうけど、主に胸元のアクセントを演出するファッション的要素が強い。アメカジ好きにはマストなアイテムで、ミリタリーやワークディテール由来だから、さりげなくたくましさを表現できるのが特徴だ。そのためシャツ一枚のシンプルな着こなしでも、キャラ出しが叶うというわけ。ライアンもシャツ一枚の着こなしだけど、そこは洒落者。ひと工夫加えていて、ブルートーンで爽やか×武骨ディテールの合わせテクを披露。大人に必須の清潔さも表現できていて、実にお見事なコーデ!
このコラムに頻繁に登場しているお洒落セレブのライアン。彼には着こなしのルールがあるようで、短丈ジャケットに細身のくるぶし丈パンツ、というのが定番。というか、この着こなしから外れているところを見たことがあまりない。おそらく自分のアウトラインへの美学が確立していて、好きなアイテムもはっきりしているのだろう。このようなルールを決めておくと、間違ったコーデにならないし、服選びもめちゃくちゃ楽なので真似をしてみてもいいのでは? ちなみにこの日のライアンは、足元にいつものレトロランシューではなく、〈ナイキ〉のバッシュを投入。赤を差すことで、よりカジュアル寄りに仕上げているのがポイント。
黒のシャカシャカアウターに、くるぶし丈のグレーのパンツ。足元は白スニで、軽快さを出しているのはいつものスタイルだけど、全体的にややシンプルな印象。フロントジップを首まで閉めているので、インナーのアクセントが効いていないから? と思ってしまうが、それは早計。この日のライアンは、上下をあえてシンプルにしつつソックスをドット柄にして、足元に視線が集まるようにしている。定番のサングラスを着用していないのは、そのせい!?
黒のスウェードジャケットに、グレーのスラックスを合わせたモノトーンコーデを披露したライアン。このままでも十分お洒落だけど、彼はインナーにカーキのシャツを差し込んでいる。カーキと黒を合わせる渋色コーデはライアンが得意とするところ。これまでも何回か目撃しているけど、ほとんどがカーキのアウターに黒のインナーという組み合わせ。それだけに、今回のレイヤードは実に新鮮。これなら重たい印象を回避しつつ、たくましさもキープできる。さらにTシャツとスニーカーで白リンクさせ、軽快さを演出するというのも彼のうまいところだ。
セレブの間でも日本発のブランド〈アシックス〉が人気。ただし今回、ライアンがこの〈アシックス〉をセレクトした理由は少し違うようだ。
彼が履いているのは〈アシックス〉のゲルライト3 ‘07リマスタードというモデル。しかもNY発のスニーカーブティック〈キス〉と、生誕60周年を迎えたマーベルの人気シリーズX-MENがコラボした特別な一足。昨年発売され、X-MENファンを大いに歓喜させたものだ。
ご存知のようにライアンといえば、『X-MEN』のスピンオフ映画である『デッドプール』の主人公“デッドプール”を演じている。今年7月26日に日米同時公開される映画『デッドプール&ウルヴァリン』では、ウルヴァリン演じるヒュー・ジャックマンと共演。となると、このスニーカーを選んだ理由は作品への愛情と言えそうだ。
ちなみにこのコラボスニーカーは、マーベルのキャラクターであるビースト、サイクロップス、ガンビット、ローグ、ストーム、ウルヴァリンからインスピレーションを得た7モデルが展開。どのデザインが届くのかはシークレットとなった“ミステリーパック”仕様になっていた。ライアンはストームをモチーフにしたモデルを履いていて、それをピンクのリネンシャツにデニムというラフなスタイルに合わせている。
イエローのバッファローチェック柄ブルゾンにニットキャップという定番カジュアルで登場したレイノルズ。でも、そこに合わせたボトムをチェックするとウエストにタックがあって、クリースまで入っている美脚で品ありのパンツをチョイスしている。そのおかげでトップのアメカジ感が中和されて、どことなく大人カジュアルな演出ができている。もちろんブラックやグレーデニムでコーデしてもいいけど、たまにはキレイめパンツを選んでみるとまた違ったカジュアルスタイルが楽しめそうだ。
ネイビーのナイロンジャケットに、センタークリースの入った細身のネイビーパンツを合わせた大人らしいコーデ。着丈の短いブルゾンと綺麗めパンツのシンプルな着こなしに、ペイルトーンの花柄シャツを投入して軽快な印象に仕上げている。いつもなら白のロンTやダーク系のシャツを合わせるところを、淡色のシャツで鮮度出し。このあたりのシャツ選びの上手さはさすがの一言。色味がアウターからインナーへとグラデーションになっていたり、トップの裾が揃っていたりと細かいテクも披露している。胸元から白のタンクトップをチラ見せさせて奥行きを出しているのもポイント。足元は定番の白スニで清潔感をプラスしている。
ショートガウンタイプの羽織りを、さらっと着こなしたライアン。実はこのショートガウンって、めちゃくちゃ便利。スウェットパンツと合わせたダル着に適しているのはもちろん、ちょっとそこまで出かける際にはチノパンやデニムなどに穿き替えればそれなりのコーデに仕上がって、だらし無さは皆無。それはショールカラーの襟がどことなく大人っぽい印象を与えてくれるからかも。しかも合わせは無限大! 楽ちんファッション好きにはおすすめですよ。
トラッカーブルゾンにチノパンという、いつものデザインのアイテムを着こなしているライアン。でも、よ〜く見るとブルゾンの様子に違和感あり。大体デニム素材で作られたGジャンと呼ばれるものがトラッカーブルゾンのカテゴリーなんだけど、本日はツイード調の素材を採用したブルゾンで登場。ほっこりする印象を与えるのが特徴で、カントリースタイルの定番生地のひとつ。けれどもグレートーンにすれば、ご覧のように都会にも馴染む。このように季節にあった素材を選ぶと、一気に洒落度やまわりと被らないキャラ出しができますよ。
肩に切り替えデザインが入っていて、あえてのボア襟でちょっとウエスタンライクな印象のブルゾンをチョイスしたライアン。短丈シルエットがコンパクトで、たくましい印象。これにデニムを合わせると、グッとタフガイな雰囲気になるけど、都会派コーデが得意なライアンはそうじゃない。ブルーのインナーやチノパンツを繋いでスマートな装いに仕上げている。もちろんパンツのシルエットなど細身を選ぶのが彼流。太チノだとラギットすぎて力みすぎるファッションに見えてしまうので、肩の力が抜けた大人なコーデを目指すならこちらをおすすめします!
フードの付いたコートって、防寒性はもちろんだけど、機能やデザインだって選ぶ際の重要なポイントになる。ベンチコートのようなカラダをすっぽり覆ってくれるデザインは、楽ちんなんだけど少し野暮ったい…‥。ウール素材のコートだとかしこまりすぎで、カジュアル感がない……。そこでライアンを参考にすると答えが出るかも。彼はテック素材のコンパクトシルエットをチョイスして、アスレジャースタイルで着こなしている。軽快な印象にも見えるし、ちょっとの小雨でも気にならなそう。だから撥水性のある素材を選べば、どんな場面でも活躍すること間違いない。コートの下はいつものアメカジスタイルで、現代のヘビーデューティスタイルの完成!
赤や青、緑などの識別しやすいカラーって、個性を出すのにもってこい。でも、最近のトレンドは何とも言えない色調が多く見られる。たとえばライアン・レイノルズのブルーとグリーンに乳白色をブレンドしたようなカラーシャツ。下手するとファンシーな印象にも受け取られるけど、いつものスタイルに投入すれば一気にトレンド感増になる。ライアンは定番の着丈の短い開襟シャツに、このニュアンスカラーを取り入れている。ご覧のように不思議と印象が変わって見えるでしょ? 着こなしで大事なのは色使い。それを工夫するだけで、いつものアイテム、いつものアメカジでもキャラ出しが可能ってこと!
ダークグレーのシャツジャケットに、愛用しているネイビーのチノパンを合わせたライアン。ボトムはトップを考えると、黒を持ってきてもよさそうだが、重たすぎるのを嫌ってかネイビーをチョイス。これにより軽快感が生まれて、何よりライアンらしいスタイルが表現できている。このあたりのニュアンス作りがお見事。さらに抜け感を出すためチラ見えさせたTシャツと白スニーカーが軽快な印象作りを後押ししている。夏場は自身がオーナーのサッカーチームのキャップを被ることが多かった彼だが、これからの季節はニット帽に変更。こちらもライアンの定番アイテムで、個性出しに一役買っている。
シャツ選びが上手いライアン。今日は軽快な印象を与えるパステルグリーンのシャツをセレクト。大人っぽくて上品な雰囲気だけど、インナーにはゆるっとしたTシャツを合わせてカジュアルダウンさせているのがお見事。こんなところに個性を感じますよね。グレージュのパンツで、淡いトーンで揃えているのもお洒落。もはや定番といえるキャップだけど、このコーデには絶妙なアクセントになっていて、実に効果的。全体的にメリハリがついた着こなしに仕上げている。
もはやライアンのイットウェアになった丈が短めなシャツ。彼って半袖のときも、長袖のときも着丈を短くしてカジュアルに着こなしているイメージ。おそらく、大事にしているのは似合っているかどうか。その次に自分の好みかどうかの答えが着丈の短いシャツだったに違いない。これがわかると長袖や半袖でも羽織ったりボタンを閉めたり、はたまた色味やデザイン性のあるシャツだったとしても、このルールに当てこめば、ライアンらしい装いになるってわけ。しかも襟付きを選んでいるから、品も備わっている。上半身がバッチリ決まっていれば、ボトムはデニムだろうが、チノパンだろうが怖くないはず。ちなみに足元は革靴だとかっちり感が強いので、白スニでハズすっていうのが彼の定番テク!
短丈の開襟シャツを合わせたデニムスタイルのライアン。何といっても際立つのは派手色使いの開襟シャツ。単品アイテムで見るとコーデが難しそう……、って思うはず。けれども、あるものを真似すればファッションにも取り入れることができるし、色使いの達人にもなれる。たとえば国旗やスポーツのチームカラー。その配色に意味があったりするけれども、なじみのある配色なので安心感が得られやすい。で、これをうまくファッションに落とし込むと違和感なく取り入れることができるという具合。ライアンは赤のシャツ、ブルーのデニムに抜け感に使った白Tでトリコロールカラーをイメージしていそう。気になる国やチームの配色があったら、真似してみるのもいいかもね!
肌寒くなる季節は、羽織ものがコーディネートの深み出しするアクセント。季節やシチュエーションによって服を選べるのが大人のたしなみ。で、ライアンはオープンカラーのシャツをタンクトップの上から羽織ったスタイリングをチョイス。しかもトーン抑え目な渋色カラーのストライプがキャラ立ちにも一役買っている。シャツの選びは、ボタンダウンシャツだときちんと感が出てしまうので、ワイルドな印象が強いオープンカラーシャツを選んでいるはず。インナーもTシャツじゃなくタンクトップなのがポイントで、オープンカラーシャツと好相性。ボトムは黒の細身のブラックパンツ。シンプルに裾を1、2回ロールアップさせたくるぶし丈レングスで足元を引き立てている。その足元はやっぱり〈アディダス〉。 この〈アディダス〉は今のトレンドを体現しているので1足持っておくことをオススメしますよ!
シャツにチノパンという、どこでも見かけるようなアイテムをベージュのワントーンで仕上げているライアン。ちょっとほっこりするような柄のタッターソールのチェック柄。これってよくBDシャツなどで使われる綺麗めファッションの定番。その開襟シャツタイプを選んで、胸元を開けつつ、ちょい白タンクトップをチラ見せするというワイルド仕上げ。パンツはテーパードのくるぶしレングスで、軽快な印象を演出。上下の色味も暖色系のワントーンでまとまっているから、デートにも遊びにも使えそう!
TシャツとロンTの重ね着スタイルでお散歩コーデのライアン。Tシャツとその下に着たロンTをジャストサイズでレイヤード。ロンTの存在感を出すTシャツのニュアンスカラーや裾が若干出るような丈感のバランスなど重ね着するならこんなテクもあり。チノパンは細身のテーパードを選んで大人カジュアルを演出。これがワイドシルエットとだと子供っぽくなりがちなので気をつけて。キャップは同色でもいいと思うけど、ネイビーのキャップをセレクトして小物部分でカラーのアクセントを入れるとワンポイントになっていいかも!
バティック柄や、アロハシャツなど夏を感じさせるのが開襟シャツ。そしてこの日のライアンが大人らしく着こなしているのもそれ。開襟シャツって、派手な柄や色が多いイメージで、普段使いというよりリゾート地やビーチなどで着るアイテムと思いがち。だけどライアンのような、小柄のチェック柄で渋い色味の開襟シャツならかなり大人な印象。このようにトーンを抑えると街ファッションにも使えるというわけ。良いサンプルコーデなので、トライしてみて!
鮮やかなピンクの開襟シャツに、ブルーデニムを合わせたカジュアルな装い。ピンクって優しい雰囲気を演出してくれるけど、たくましさに欠けるところも。そこをライアンは袖を絞って、二の腕をしっかり見せることで回避している。インナーの白Tと白スニで抜け感出し。手元のアップルウォッチにプラスしたブレスのジャラ付けで個性出しと、小技もしっかり効かせている。
ちなみにキャップは自身がオーナーのイングランド5部レクサムのもの。先日、見事リーグ制覇をし、4部昇格を果たした。ライアンは「言葉が出ない」とその喜びを英国メディアに語っている。
春は日によって寒暖差があるから、毎日の着こなしも悩むもの。そんなときに頼りになるのがダウンベスト。袖がないから温度調節も楽ちんだし、さっと羽織ってレイヤードさせるだけでお洒落に見える。で、そのダウンベスト達人といえるのがライアン・レイノルズ。この日は定番のフード付きを選び、グレーのニットとネイビーのパンツを合わせている。落ち着いたトーンでまとめているので統一感が出ていて、大人っぽい雰囲気も演出できている。さすが魅せ方がわかっている洒落者ライアン。足元をイエローでアクセントをつけているのも彼流テク。コーデを真似する場合は、白スニにしてヌケ感を出すのもひとつの方法ですよ!
タフな印象のヘンリーTを都会的に着こなしているのは、ライアン・レイノルズ。ベージュチノ&白スニという定番な着こなしに、ダークグレーのヘンリーTを組み合わせ。あえてボタンは上まできっちりとめて、モダンでスマートな装いに仕上げている。黒縁メガネや時計を同系色にすることで、全体に統一感が生まれ、実にお洒落な雰囲気!
お得意なダークトーンに、ハズしのイエロースニーカー合わせ。シンプルな着こなしが好きなライアンらしい装い。テック系アウターの襟元って少し貧相に見えがちだけど、そこをパーカでレイヤードするとボリュームが出て、首元の収まりがバランス良くなるというテク! ちなみにナイロン素材にチノパンを合わせて、足元をスポーティなスニーカーで揃えると、こなれ感とまとまりが出ますよ!
ダークトーンのグラデーション使いが絶妙なライアン。短丈ブルゾンは襟を立たせて首元に立体感を演出し、ニットシャツはチョイ出しと、大人なニュアンス作りはお見事。抜け感を出すためチラ見えさせたTシャツと白スニーカーは、軽快な印象作りに効果テキメン。サングラスもコンパクトなタイプを選んで、あえて主張していないところがオシャレ玄人!
すっきりとしたデザインがお好みのライアン。この日は、細身のナイロンジャケットに細身のパンツを都会的な色味でコーディネートしている。スニーカーで色をハズしキャップの小物と合わせてスポーティな印象に仕上げているのがテク。お洒落な大人に見える着こなしの好例!
ヘアの色と合わせたサングラスと、胸元にかけたアクセ代わりのアイウエアの2刀流使いが実におしゃれなライアン。それに加えて注目してほしいのが、彼得意の小技テク。まずは細身のパンツに合わせたハイカットのスニーカーで脚長見せ。さらにトップのピンクとグレーのカラー合わせからの裾のチラ見せした白T。こういうところに気を使うと、全体がグッとおしゃれに見えるという好例!
自身がオーナーのサッカーチームのキャップを無造作に被ったライアン。小柄チェックシャツや細身のパンツと綺麗めなアイテム選び。けれども短丈開襟シャツの裾やボタンの開け方、コットンパンツのテーパード具合にライアン流のこなしテクが活かされている。ハイカットのスニーカーにパンツの裾が絶妙にかかっているのも、お洒落!
珍しいボーダー柄のTシャツで姿を現したライアン。ボーダーといえば、子供っぽく見えるのが悩みのタネ。けれども彼のように細ボーダーなら、小僧見えしないはず。全体をブルートーンでまとめつつ、ボーダーの印象を白スニで外すテクも見事。ちなみにキャップはライアンが俳優ロブ・マケルヘニーと一緒に買収したウェールズのサッカークラブ、レクサムFCのもの。5部リーグに所属するチームで、ライアンとマケルヘニーが共同オーナーになっているそう。
大人のコーデらしいネイビーの単色コーデ。着丈の短いブルゾンとチノパンのシンプルコーデに、レースアップブーツという少し武骨に見えるアイテムを投入しているのがオシャレなポイント。これが白スニだと爽やかさが勝ってしまい、たくましさという点では物足りない印象に。よ〜く見ると白Tを2枚重ねしたレイヤードスタイルで、これがコーデの奥行きを生んでいる!
ニューヨークのトライベッカで姿をキャッチしたライアンは、開襟シャツにチノパンという定番のアメカジスタイル。けれどもお洒落に見えるのは、グレージュのトーンオントーンにしているから。普通ならボヤけた印象になるけど、髪やヒゲ、サングラスの黒色が効いていて、全体の引き締め効果を発揮している。自分の特徴を理解してコーデのアクセントに生かすあたりは、さすが洒落者。珍しくブレスをじゃら付けしているけど、嫌味になっていないのは服と同じ色味だから。このあたりは参考になるかも!
ニューヨークの街角でキャッチしたライアンは、シャツブルゾンを上まで締めてミニマムな印象。コンパクトなトップに対して、ボトムは腰回りにボリュームをもたせたタック入りパンツを合わせている。こうすることでシンプルなアイテムでも立体的に見せられるというわけ。う〜ん、さすがは洒落者ライアン! 足元は白のハイカットスニーカー。パンツの裾をくるぶし丈にして、スッキリと見せているのもニクい。トップで上品さを出したので、帽子はいつものキャップではなくハンチング帽に。小物使いにも抜かりがないなんて、もう脱帽です!
ふんわりとしたピンクのウエスタンシャツに、ブルーグレーの褪せ色チノパンを合わせたカジュアルな装いで、ニューヨークの街角を歩くライアン。定番のアメカジスタイルも、彼のようにカッコよく見せるにはカラダに合ったジャストサイズを選ぶことが重要。さらに、シャツをインしてスマートなシルエットを作れば、いつものアイテムでも新鮮な見え方に。キャップと白スニでカジュアル感を後押しし、袖捲りすることでこなれ感も演出、と細かいところまで気を配っているのは、さすが!
ニューヨークで、妻ブレイク・ライブリーと朝の散歩に出かけていたのは、俳優ライアン・レイノルズ。ネイビー、ピンク、ホワイトの3色使いが実にお上手。トップのスウェットは派手色のピンク。さすがにこれ一枚だと悪目立ちする可能性も……。そのため、ライアンはダウンベストを羽織り、適度にネイビーを配置するお洒落テクを披露。さらにボトムは褪せ色のネイビーにして、大人らしい“こなれ感”を演出している。手元にはアップルウォッチを着用するなど、健康管理にも余念が無いようご様子?
ニューヨークの街角でキャッチしたのは俳優ライアン・レイノルズ。全体をほどよいシルエットでまとめているあたりはさすが。マウンテンパーカにボタンダウンの白シャツ、チノパンは、昔でいうヘビーデューティスタイル。けれども、マウンテンパーカをテック素材の腰丈ジャケットにすることでイマドキなアスレジャースタイルに仕上げている。足元は白スニで、チノパンを白サンド。こうすることで軽やかさが出るうえに清潔感もアップし、好印象。お洒落上手なライアンらしい、さりげないテクが光る。
細身の白チノパンツに白のポケットTシャツを合わせているライアン。スニーカーまで白なのに、のっぺりせず立体感のある着こなしに仕上げているのがお見事。ポイントとなっているのは、各アイテムのシャープで構築的なシルエット。パンツは足元に向かってスッとラインが伸びており、Tシャツはピッタリめを選んで肩まわりや胸筋を強調しているのがわかるはず。スニーカーもソールに厚みのあるタイプを選び、輪郭をしっかり出しているのが上手い。膨張色の白だからこそ、コンパクトなシルエット作りが大事ってこと!
ジャケットもパンツと同じネイビーで揃え、上下ワントーンコーデでより上品さを加えている。ボトムには、細身のネイビーパンツを選択し、すっきり感を強調。恐らくツイードジャケットの上品さを存分に引き出すべく行ったチョイスで、これによりグ~ンと大人っぽさが際立つコーデに。さらに、普通ならネイビーワントーンに対し、白スニと白インナーで爽やかなヌケ感を作るところ、ツイードジャケットの落ち着いた雰囲気を優先させたのか、ライアンは黒Tであえてシックにまとめている。こんなところも面白い!
グリーンがかったスウェードブルゾンを用いたコーデに、ジャストフィットタイプのネイビーパンツを合わせたライアン。ブルゾンもジャストなサイズ感で上下に統一感を出し、美しいシルエットを生み出している。ライアンのようにボディラインに自信がある人であればかなりサマになるので、これは真似してほしいスタイル。そんな中、ピンクのシャツ襟をチラッと覗かせるなど、スタイリッシュさの中にも遊び心を忘れないテクにもご注目を。
スウェードブルゾンを着用したライアンは、足元にハイカットスニーカー、フロントジップも全開け。どうやらカジュアルさを意識した着こなしにしている様子だ。で、そんなラフさに合わせるべく、穿いたネイビーパンツも腰まわりにゆとりがあるタイプ。全体的に肩の力が抜けた雰囲気が漂い、まさにカジュアルデートにふさわしいネイビーパンツコーデといったところ。
すっきりデザインのナイロンパーカにネイビーパンツの組み合わせ。足元に〈ナイキ〉のスニーカーを合わせ、ぐっとスポーティなコーデに仕上げている。こんなコーデには、ゆとりのあるネイビーパンツでラフに寄せるかと思いきや、彼のチョイスはジャストフィットな1本。どうやらナイロンパーカや足元のスニーカーに対して、細身のパンツで大人らしい見た目のバランスを取った様子。品のよさを損なわない、参考にしたい都会派スポーティミックスじゃない?
この日履いていたのは、〈オフホワイト〉と〈ナイキ スポーツウェア〉のコラボコレクション“ザ テン”のひとつ、“オフホワイト × ナイキ エアマックス90 デザートオレ”だ。トップのカーキでたくましさを、ボトムのネイビーで清潔感を、そして、足元はベージュにオレンジでエッジを効かせた大人スポーティを演出。かなり洒落たバランス感覚を披露した。カラー名を意味する“デザートオレ”とは、直訳すると砂漠の鉱石。その名のとおりベースは砂漠をイメージできるサンドカラーで仕上げ、スウッシュは鉱石のように輝くネオンオレンジで仕上げたモデル。当然、抽選による争奪戦の末に即完売となったコチラは希少種だ。気になった人は探してみて!
娘と一緒に買い物中のライアンは、長袖ポロシャツとカーキのパンツに茶ブーツ合わせ。ぽってりとしたトウのスウェード素材で、クレープソールが軽やかな印象を与える1足を選んでいる。ネイビーとカーキの落ち着いた着こなしに、ブーツの明るい茶が絶妙なアクセントになっているのは一目瞭然。足元ひとつで、どこか華やかな雰囲気を演出することに成功している。
タック入りのパンツやオープンカラーの柄シャツを使ったイマドキ感のある洒落たコーデに、スポーティなライン入りブルゾンを羽織っている。ただし、コチラはどうやらスウェード素材のようで、しっかり大人っぽさを感じさせている。色使いを抑えつつ、足元にドレスシューズを加えて全体的にシックな雰囲気に。ライン入りブルゾンのおかげで軽快さも出て、うまいバランスの着こなしに仕上がっている。
濃淡のネイビーでシックにまとめた着こなしに、足元の白〈コンバース〉でヌケ感を加えているのはご覧のとおり。子供を肩車したライアンのように、リラックスした時間に履きたくなるのも〈コンバース〉の魅力。それでいて決して手抜きに見えないということは、彼もちゃ〜んとわかっている!?
ぐっと渋いカーキ色を着ているけど、これが軽快に見えるのは、パンツを淡ベージュ、スニーカーを真っ白にして、ヌケを意識しているからだろう。ジャケットも、襟をグッと広げ、下ボタンをはずす。ここにもきっちりヌケ感を作り出しているのもさすがだ。こういった大人っぽく見えるコーデを作るときは、やっぱりライアンのようにカラダにぴったりとくるサイズ感を選ぶっていうのもミソ。
ダウンベスト以外をややブラウンがかったグレー基調に。で、ともにベースとなる着こなしを同系色で統一しているのがわかるでしょ? そう、これがライアン流の大人っぽい魅せ方。ベストの下に着たアイテムとのコントラストが強すぎるとどうしてもカジュアル感が増すのだが、彼のような色使いなら大人らしい雰囲気に。そのへんの演出の仕方を彼は熟知しているよう。
この日はダウンベストのインに、ネット模様のニットを着用したライアン。ネイビーダウンベストとの馴染みを優先したのか、やはり同色系のニットを合わせている。いくら柄アイテムを合わせも大人らしさが損なわれないのは、ニットもネイビーベースを選んでいるから。しかも、ニットの柄と白スニをしっかりカラーリンク。ここでも好感度を誘うネイビー×白使いを実践しているのは、さすがに上手い。さすがにこのへんも徹底している。
ダウンベストにパーカを挟んだグッとカジュアルなコーデだが、例によってダウンとインナーを同色に。トップはシックな魅せ方には変わりはない。しかしこの日、ライアンが変化を出したのはボトム。今まで白のハイカットでスタイリッシュに見せていたものを赤いバッシュに変更。パンツもチノを選びカジュアル度を高めている。とはいえ、全体に落ち着き感が漂うのは、やはりシックにまとめた上半身のおかげ。ダウンベストの着こなしは、とかくカジュアル度が増すものだが、大人らしさをしっかりキープしたいなら、ライアンの着こなしは参考になるはず。是非春の着こなしに取り入れてみて。
大人らしいカジュアルに定評のあるライアン。彼が選んでいるのは、茶のスウェードブルゾン。リブにラインが入ったスタジャンタイプで、かなりスポーティ&軽快な印象だ。これを細身のグレーチノでスッキリこなして、洗練された街スタイルに仕上げている。渋めの色合わせにすることで、ブルゾンのスポーティさを和らげつつ、大人っぽく落ち着いた雰囲気を出しているのがわかる。
ネイビーのカットソーにグレーの薄手ダウンベストというレイヤードで、着こなしはいたってシンプル。にもかかわらず、大人っぽく落ち着いた雰囲気を出しつつも、シャープさやアクティブ感もしっかり出ている。その秘密は、ベストを軸に全身の色使いをベーシックカラー3つに抑えている点にありそう。特にグレーの面積を大きくすることで、グッと都会的な印象に仕上げている。これは街でお手本にしたいベストスタイルといえそうだ。
NYのアパートから出かけるライアンは、いつもよりもスポーティなスタイル。カーキのパンツで少々男らしさを見せつつも、コート、スニーカー、キャップをネイビーで揃えるなどして、いつもの品のよさはキープしているのが彼らしい。と、ここでわかるのが、カーキとネイビーの相性のよさだ。こう合わせれば、上品な男らしさが手に入る。参考にしたい!
茶系で統一した見事なスーツコーデを披露した俳優ライアン。スーツ素材は中畝のコーデュロイ。脚に沿ってテイパードしたパンツが実にスタイリッシュだ。ベージュのニットポロは単体ではオヤジっぽい印象だが、茶のワントーンの中で着ると大人らしさが際立ってくる。また、チーフとソックスをボルドーで合わせた点にもご注目を。この目立ちすぎない玄人好みのアクセント、う~ん、泣かせる!
都会派スタイルの名手ライアンは、軽量かつ高い防風性を持つシェルパーカをご愛用。ネイビーパンツに黒を合わせて、すっきりと着こなしている。彼のように、足元は軽快な白のローテクスニーカーを合わせるのが、都会的で颯爽とした雰囲気に仕上げるコツ!
ライダース風ダウンの正体は〈モンクレール〉。レザーのライダースって冬の厳しい寒さには意外と弱いもの。けど、こんなダウン仕様だったら軽くて暖かいのは間違いない。さらに、それだけで終わらないのがライアン。お気に入りのハンチングを合わせることで、武骨なモノトーン着こなしにクラシックなハズシをプラス。さらに、全体の雰囲気に合わせてか、いつもの愛用メガネではなくシャープなサングラスをチョイスしている点にも注目したい。コーデをワイルド系で仕上げたら、ライアンのように小物でハズシやキャラ出しを狙うのは洒落者のやり口。これでセルフプロデュースも万全!?
まずは都会派コーデの名人ライアン。カーキ×黒の渋い色使いは、彼が得意とするスタイルだ。この日の着こなしは、Gジャンのインにネイビーパーカを着こむことで、首元に自然なボリュームを作っているのが特徴。防寒とアクセント作りを兼ねた、絶妙なレイヤードといえそうだ。さりげなくスニーカーと色合わせするあたりも、彼のお洒落IQの高さがよくわかる。
MA-1のインナーに、ネイビーに赤の柄が効いた開襟シャツを合わせたライアン。実はこのシャツ、夏にはインに白タンクトップを合わせて、爽やかに着ていたもの。そのシャツを秋冬コーデにも合わせてきたのが面白い。MA-1と同じネイビーで揃え、トーン・オン・トーンの着こなしを実践。さらに、シャツの裾はパンツにインして、きちんと感のある落ち着いた雰囲気に。こうやって、こなしを大人らしくすれば、夏の開襟シャツでも違和感なく、むしろ洒落感あり。ちなみに、胸元の白の分量を少なくして、赤の柄が際立つようにバランスをとっているところも、洒落者ライアンは計算済み⁉
都会的な短丈ジャケットの着こなしを得意としているライアン。当然ながら茶ジャケもワードローブに揃えていて、細身のブルーデニムで颯爽と着こなしている。左の写真はスポーティなライン入りジャケットを、スリッポンの素足履きで軽やかにこなしたスタイル。右の写真はジャケットと足元を茶スウェードで合わせたスタイル。どちらもインナーには白Tシャツをセレクトしていて、これが実に効果的。茶と青、そして白のバランスが、ライアン流のお洒落の大事なポイントになっている。
さすが都会派スタイルの名手! といいたくなるライアンのナイロンジャケット姿がコレ。黒とグレーのトーンをベースに、首元と足元にわずかに白を差した色使いが洗練されている。黒づくめのモードっぽいノリを避けて、トーンの違うグレーをうまく配したのが大正解だ。スポーティさとスタイリッシュさのバランスもしっかり取れていて、若々しく颯爽とした印象。彼もジャスティンと同じく、ジップを首元まで閉めてキリッと見せている。
渋カラーのスウェードジャケットでシックにまとめたライアン。彼が最も得意とするコーデといえるが、足元には淡いベージュの“オールドスクール”を合わせている。水色ラインが効いた1足が、着こなし全体に軽やかで若々しい印象を加えているのがわかるはず。胸元にもチラリと白を効かせて、さりげなくリンクさせているのも彼のうまいところだ。こんな大人っぽい着こなしにも馴染むのが“オールドスクール”のよさ!
開襟柄シャツを取り入れて、少し楽しげな街コーデを実践中だ。黒ベースの落ち着いた柄を選びつつ、ジャケットを羽織って柄の見える分量をコントロール。しっかり大人っぽく仕上げているのはさすが! 実は計算されたこのバランスのよさがお洒落上級者らしい。
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