Nicolo Oddi
イタリアを拠点とするファッションブランド〈アラヌイ〉のデザインを手掛けるニコロ・オッディ。ボトムに選んだのは、スウェットパンツとニットのような異素材を組み合わせた、ハイブリットパンツ!? そんな珍しいデザインのパンツ選びも注目だが、お洒落なのはラフなボトムを大人らしく見せるバランスの取り方。で、その大人感出しに使ったのが、リッチな貫禄を醸すスウェードブルゾン。これは、まさにお手本のような大人のスポーティミックススタイル!
Ryan Reynolds
「どう着こなしていいのやら……」という声が聞かれるダウンベストだが、彼はそんなアイテムの着こなしが上手。パーカとテイパードパンツという、定番テクのひとつネイビーワントーンを基軸に、クリーンな印象をキープ。今回はそこに、ボリュームあるダウンベストをオン。これによりコーデに立体感が出たのはご覧のとおり。ダウンもこんなふうに逆三角形のシルエットを作れば、スタイリッシュに。で、もうひとつのポイントが、各所の白使いでネイビーにヌケ感を作っているところ。フロントにペロッとバンドカラーシャツの裾を出しているのなんて、やっぱりお洒落上級者!
Matthew McConaughey
大人の上品スタイルに欠かせないロングコート。今季ロングは注目されているが、着るとコンサバになりがちで、お堅く見える。それを避けるには、チラリ見えるインナーを工夫するという手もあるが、わりと難度が高い。そこで、手っ取り早いのがマシューのようなボアコートを選ぶこと。一般的なウールコートと違ってフリースのようなモコモコした表情があるから、キメすぎないカジュアル感がグッとアップ。彼のような品あり濃紺カラーを選べば、シルエットとカラーのコンサバ感と素材のカジュアルさとがいい具合にミックスされて、ほら、大人の洒落た遊び心を感じるでしょ!
Shawn Mendes
お洒落シンガーのショーンは、ワンマイルスタイルを披露。スウェットパンツに今が旬のカーゴタイプを選んでいるところもさすがだが、ここで特筆しておきたいのは、彼の首元。マフラーが大好きな彼は、この日も首元にソレでアクセントを作った。流行りのミドル丈デニジャケ×スウェットパンツという定番のスタイルだが、自分なりの味付けをしたことで一気に洒落感がアップしている。鏡で見た自分の楽ちんスタイルに、「なんだか物足りないな~」と感じたときは、是非このテク使ってみて!
Jamie dornan
俳優からモデルまでこなすジェイミーは、ネイビーワントーンコーデ。これ、大きく外すことはないけど、逆に言うと無難におさまっているともいえる。そんなときは、着こなしで洒落感を出しましょ。今回彼がワントーンコーデに変化出しをしたと思えるポイントは、ブルゾンのボタンのとめ方。通常は、真ん中から下をとめることが多いが、彼はトップのボタンを2つどめ。裾広がりで逆V字型のシルエットを作っているのだ。首元がきっちり詰まっていることによって、カジュアルなブルゾンもちょっと上品に見えるし、新鮮にも見えるので、ワントーンコーデのときやってみて!