今季のGジャン着こなしで
セレブに見られる傾向とは?
近頃お洒落セレブは、味のあるデニムをボトムではなく、トップで取り入れるケースが目立っている。で、トップに色落ちしたGジャンを羽織ったら?
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気になるのはどんな着こなしをしているかなんだけど、実はそこに意外な傾向があることがわかった。それは、ボトムにスタイリッシュな黒デニムを合わせているってこと。これなら街っぽいスマートさがありながら、デニムの味感が際立ってかっこいい。しかもホラ、なんとな〜く今っぽく見えない?
01/味感と上品さを上手にミックス!
Bradley Cooper [ブラッドリー・クーパー]
大人っぽく落ち着いた色落ちのGジャンを着ているのは、俳優のブラッドリー。フロントボタンもきっちりとめて、インには清潔感のある白Tシャツというスタイルだ。そこへ細身の黒ボトムと、ボリュームのある黒ワークブーツを合わせることで、王道のアメカジでありながら都会的に見せるのに成功している。
02/コントラストをつけたLA調着こなし!
Jeremy Piven [ジェレミー・ピヴェン]
アメカジを取り入れた街コーデが得意な俳優のジェレミー。アイテムだけ見ればシンプルな着こなしだけど、彼の場合はシルエットの作り方が上手い。コンパクトな短丈Gジャンに、オーバーサイズの白Tをはみ出させていて、これがなんとも今どきな雰囲気に。そのぶんボトムは黒でまとめてすっきりと仕上げている。
03/淡青ならよりデニムの味が際立つ!
Shawn Mendes [ショーン・メンデス]
シンガーのショーンは、ストーンウォッシュのGジャンに、文字プリントTシャツという'80s風の着こなし。ここに黒のスキニーデニムを合わせ、裾をブーツインしているのが個性的だ。逆三角形のシルエットによる脚長効果もあるし、なにより彼のキャラにバッチリ合っているのがお見事。
04/小僧にならない味デニ×スポーティ!
Brian Littrell [ブライアン・リトレル]
シンガーのブライアンは、ハイテクスニーカーでグッとスポーティな着こなしを披露。味感たっぷりなGジャンに細身の黒デニムを合わせることで、小僧っぽくならずスタイリッシュにまとめている。主張の強いアイテムを多用したコーディネートだから、ヘタにカラフルな色を差しこまずに、全体のトーンを合わせて落ち着かせているのも上手い!
05/黒まとめにして1点集中際立たせテク!
Cody Simpson [コーディ・シンプソン]
若き売れっ子シンガーのコーディも、ワッペン付きの短丈Gジャンを愛用。ほかのアイテムをすべて黒にして、小僧っぽさを回避しつつ個性派Gジャンを際立たせている。襟の立て具合や袖口の捲り方など、ニュアンスの付け方も絶妙だ。また、足元に〈ヴァンズ〉を合わせることで西海岸風の軽快感もプラス。このへんもこなれた印象にひと役買っている。
06/ヴィンテージな味を生かしたアメカジ!
Paul Bettany [ポール・ベタニー]
俳優のポールが着ているのは、ヴィンテージ感たっぷりのダメージGジャン。このテイストをだらしなくならずに着こなすのは、大人にとってなかなか難しいもの。その点、スタイリッシュな黒を合わせてシンプルにまとめたのは大正解。同じ黒でも、それぞれのトーンが少しずつ違うので、のっぺりした印象にもなっていない。シックで味のある都会派アメカジといった雰囲気だ。
photo by AFLO