冬のダークコーデに差をつけたい?
だったら、首まわりに“モコモコ”がいい!
ダークな色合いが多くなる冬コーデ。でも、大人らしく見せるためには、黒やグレーや茶などはマストといえるから、どうしても黒っぽい見え方になってしまうのは仕方がないのか? とはいえ、どうにかまわりに差をつけてお洒落を演出したいもの。で、セレブを見てみると、上手に個性を発揮している人を発見! それが、世界的なDJ/音楽プロデューサーのマーク・ロンソンだ。基本的にはシンプルな黒コーデながら、襟ボアのアウターを羽織ったり、大判のマフラーを巻いたりして、首まわりにボリュームを作るのが彼のテク。個性はもちろん品や貫禄まで出てるから、これはやらない手はない!
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マーク・ロンソンはイギリス出身の43歳で、ブルーノ・マーズと組んだ『アップタウン・ファンク』がグラミーの栄冠に輝いたのは記憶に新しいところ。世界を股にかけるセレブDJとして活躍しつつ、音楽プロデューサーとしても超一流。端正な顔立ちとファッションセンスにも定評があり、まさに才色兼備な男といえる。当然、トレンドの取り入れ方もうまいから、その着こなしはきっと参考になるはず!
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黒に茶ボア襟コートでメリハリ出し!
細身の黒アイテムでスタイリッシュにまとめたマーク。そこへ茶のボア襟がついたコートを羽織り、立体感のある着こなしに仕上げている。黒や白ボアではモードに偏ってしまうところ、今季注目の茶を取り入れたところがポイント。さらに立体感のあるモコモコ素材のボアにすることで、より今っぽい雰囲気を出すことに成功。タイトな上下にボリューミーなコートというのも、彼の絶妙なバランス感覚といえそう。
02
短丈&モコモコなコートで好バランス!
ロンドンの街を歩くマーク。チェック柄の裏ボアコートが、ロンドンの街にも馴染んでいる。モノトーンでまとめたコーデのポイントは、やはり、チェック柄のコートだ。カジュアルなシルエットだが、モノトーンでグッと大人っぽく都会的に見える。そしてコートといっても、短丈を選んだことで、もたつかずスッキリと見えているのがわかる。ボアとスニーカーを白で色合わせして軽さを出す余裕も心憎い。襟元に白ボアがあるおかげで、ダークトーン中心でも明るく暖かい印象のコーデに仕上がっている。
03
大判マフラーでボリューム感重ね!
こちらのマークも、黒基本。で、ファーつきのダウンジャケットに、大判マフラーを無造作に巻いたスタイル。首元にボリューム感を出すテクを好むマークにとって、恐らくダウンについている細ファーでは足りなかったようで……、でもそれを上手に補ったのが大判マフラーってわけ。さらに、マフラーの片方をダウンの中に入れ、だらしがなく見えない配慮もお見事。モコモコを重ねてほどよくリッチな雰囲気に仕上げる、コレはいいお手本!
[クロ]
KURO
ミリタリーボアコート9万円(クロ/クロ ギンザ)
M-51モッズコートをイメージした男らしいデザイン
M-51モッズコートをイメージしたという武骨なデザインも裏地のファーのおかげでリッチな印象に格上げ。ややゆったりめのシルエットも大人らしい。表はギャバジンコットン生地を使用したマットな質感でドライな肌触り。カジュアルなトップスをインしても大人っぽく決まる。
[フィルソン]
FILSON
ウールパッカーコート9万8000円(フィルソン/アウターリミッツ)
ボリューム満点のボアがまさにリッチ!
最近よく聞くトレンドで、“ビッグシルエット”ってのがある。で、フィルソンから登場したコイツはまさにソレを体現した1着。重厚感のあるシルエットとボリューム満点のボア、段々にして動きが出るようにデザインした後ろ身頃など、洒落たディテールがたっぷりあしらわれている。ウール100%素材で暖かく着られるのもポイント。
[ムースナックルズ]
MOOSE KNUCKLES
ジャケット1万7900円(ムースナックルズ/グルッポタナカ)
ファーつきならワイルドさも都会的!
ワイルドな見た目ながら、まるでシルバーのようなふんわりファーが首元にボリュームを作り、ラグジュアリーに。実はサイドにはファスナーがついていて開閉可能。スリットを作れば、よりリラックス感のあるシルエットに仕上がる。スポーティな素材感はアクティブな大人向けだ。
photo by AFLO