Colin Farrell[コリン・ファレル]
カーデにTシャツと楽パンをブラックとグレーで揃えたコリン。足元は抜け感のある白にスリーストライプが入ったスーパースターのミッドカットというこだわり。カーデのコーデって、羽織るだけだから襟周りが少し寂しい。だけどコリンのコーデは、そこにスヌードをざっくりと垂らし、立体感を出すことで奥行きとキャラ出しを演出している。シンプルなカラー配色でも嫌味にならない小物使いがお見事!
ブルーのデニシャツとグレーのデニムパンツを組み合わせたデニム・オン・デニムで現れたコリン。シャツの裾を無造作にインして、シルエットに鮮度を出している。武骨な印象に仕上げたかったのか、足元は黒のブーツにして、オリーブのキャップを被っている。とはいえ、野暮ったくなりすぎないよう、シャツもデニムもジャストサイズを選んでいる。このあたりはさすが!
グレーのGジャンに、センタークリースの入ったグレーパンツと大人が好きなモノトーンコーデに仕上げたコリン。足元をサイドジップブーツでスッキリ見せているのが、『Safari Online』っぽいスタイルじゃない? これは共感する人が多いコーデだろう。Gジャンはボタンを途中まで締めてVゾーンにすることでインナーを際立たせている。このこなしテクは是非参考にしたいところだ。首元にスカーフを巻く小ワザもノーブルでお洒落!
この日は黒を基調にモノトーンでまとめたモダンスタイル。その足元には、〈アディダス オリジナルス〉の名作“スーパースター”……かと思いきや、ちょっといつものとは様子が違う? そう、これは“プロモデル”というミッドカット版。元々はバスケットボール用シューズとして開発されたスニーカーだ。もちろん、シェルトウやスリーストライプといった代表的ディテールはそのまま。
〈アディダス オリジナルス〉の定番ライン入りパンツで登場のコリン。足元には彼が大好きな “スーパースター”を合わせ、ボトムを同ブランドで揃えた。トップには褪せ感のある黒Tを合わせて、締まった感のあるワントーン仕上げに。ポイントは、ゆるっと余裕のあるボトムを穿いた場合、Tシャツはジャストサイズを選ぶこと。しかも彼の場合、丈も短いのをチョイスしているので、すっきりと見えているのはそのおかげ。シルエットのバランスを考えた選びはさすが!
白×黒のチェックシャツと褪せ黒デニムで、都会派のアメカジにまとめているコリン。ここにポップなカラーレンズを差し色使いするのも手だが、あえてすっきりしたメタルフレームのグレーサングラスというのが彼らしいところ。足元の白スニとの相乗効果で、とても軽やかな印象に仕上がっている。
渋みの効いたワイルドさが魅力の俳優コリン。彼の場合は黒と濃茶の間のようなTシャツをセレクトしているが、やはりサイジングはかなりコンパクト。ちょうど二の腕あたりにくる袖丈で、引き締まった筋肉質ボディをアピールしている。デニムもタイトなシルエットのものにして、足元は定番の白スニーカー。全体にすっきりとまとめて、さりげなくサングラスなどで大人の色気を表現しているのがわかる。
右手に5つのアクセを重ねづけして、インパクトのある腕元を演出している。ひとつひとつは華奢で渋い色味のものだから、たくさん重ねても嫌味がなく、むしろ相乗効果で洒落感がアップ。シンプルな黒コーデに対して、手元のボリュームが絶妙なアクセントになっているのがわかるでしょ? ちなみに、よくみると左手首には時計をしているみたい。
右手に腕時計をしている場合のコリン。時計をしている右手にはアクセを重ねず、左手に2、3個重ねているのがわかる。しかもシックなシャツスタイルでも、ラフなスウェットスタイルでも同じつけ方。腕時計でしっかり大人っぽさを表現しつつ、ビーズアクセでさりげなく洒落感を出すのが狙いだろう。
先ほどは片手に5連づけでボリュームを出していたコリンだけど、コチラは2連か3連と控えめにしたパターン。デニムにシャツやニットを合わせた”すっきり系”の着こなしだから、ビーズアクセも少なめというわけ。このあたりの足し引きのうまさは、さすが大人のお洒落を心得ているコリン。控えめでも効果的でしょ!?