海外セレブはコートをどう着こなしてる? 29コーデ
『Safari Online』にて配信してきたセレブのコートコーデから厳選してご紹介!
BRAD PITT[ブラッド・ピット]
チャイナタウンでのワンシーンはガバッと開けたシャツで色気を出した黒のハーフコートのスタイル。シンプルコーデは、実はサイジングが重要。細身のブラックパンツにブーツを合わせた男らしい印象には、白シャツで抜けを出すと爽やかさをプラスできる。お気に入りのハットを被ればカジュアル感も出せる。ブラピ、さすがは洒落者です!
DAVID BECKHAM[デヴィッド・ベッカム]
大人の上品スタイルを参考にするなら、こちらのベッカムの着こなしがおすすめ。グレーのチェスターコートは襟を立てて、見た目をアレンジ。インには黒のタートルネックを投入して、シックで洗練されたコーデにまとめている。ボトムも黒にして統一感を出すなど、大人好みのモノトーンコーデに仕上げている。これは真似しておきたい!
Taika Waititi[タイカ・ワイティティ]
レンガ色のロングコートに、ビビッドな色味が目を引くピンクのスウェットシャツを合わせた映画監督兼俳優のタイカ・ワイティティ。ボトムはベージュカラーにして、全体を暖色カラーでまとめている。これほど鮮やかなピンクでも馴染んでいるのは、アウターとボトムでトーンを合わせているから。さらに胸にある〈グッチ〉のロゴが、大人らしい格上感を演出。グリーンのソックスでアクセントをつけつつ、白スニで軽快な印象に仕上げるなど、小ワザも効かせている。ビビッドカラーは合わせにくいと思いがちだけど、バランスさえ気をつければ、簡単に着こなしに取り入れることができるという好例。コーデの幅を広げる意味でも是非参考にしてみてはいかが?
Alexander Skarsgard[アレクサンダー・スカルスガルド]
元々品のあるスタイルには定評のある彼。この日はネイビーワントーンのコーデを披露。シンプルなニットにちょうどいい色落ちとフィット感のブルーデニム。そう聞くと普通すぎるコーデだが、これがなんともイマドキに見えるのは、オーバーサイズでゆったりと着たコートのおかげ。シンプルなネイビー合わせなだけに、ひとクセ出すのであれば、こんなふうにシルエットに変化をつけるというのもいい案!
DAVID BECKHAM[デヴィッド・ベッカム]
マークスクラブで行われた妻ヴィクトリアのパーティに参加したベッカム。ベージュのチェスターコートを羽織り、インには白T、ボトムはグレーパンツという装いを披露。コートもダーク系が主流だけど、ベッカムのように明るめのカラーを選ぶと優しげな印象をまとえるし清潔感も出るので、大人にはぴったり。
Hugh Jackman [ヒュー・ジャックマン]
ダークトーンのチェスターコートに、スウェットの上下を合わせたヒュー。これは非常にオシャレで、是非とも真似したいスタイル! 大人ならではのハズしスタイルで覚えておきたいのは、彼のようにスウェットのセットアップをチェスターコートで着こなすスタイル。ご近所スタイルは、一見オシャレに何も気を使っていないように見られがちだけど、そこにきちんと感のあるチェスターコートを羽織るだけで、グッとコーデが格上げされるというわけ。この装いで散歩すれば、只者ではない雰囲気がプンプン漂って、視線を釘付けするはず!?
MATTHEW McCONAUGHEY【 マシュー・マコノヒー 】
深グリーンの上品なダブル仕立てコートに身を包んだマシュー。インはTシャツ、デニムにブーツと、すべて武骨なアメカジまとめ。とはいえ、シンプルな定番アイテムなので主張が強すぎず、上品コートとも上手に馴染んでいる。普通であれば、こういったダブルのコートはコンサバに見えがちだが、そうならないのが彼らしい。というのも、ウールやメルトン生地ではない、ひとクセあるモコモコ素材をチョイスしているから。見た目に立体感が出て、存在感も抜群。彼のバランスよくカジュアルダウンさせるこのテク、真似したい!
BRAD PITT[ブラッド・ピット]
全身を黒と濃紺でシックにまとめたブラピだけど、足元には茶のワークブーツ。これが実に効いていて、こなれた味のある着こなしに仕上がっている。シックな雰囲気の中でアクセントを作る。このあたりのミックステクは、彼が得意とするところ。トレードマークのハンチングもサマになっている!
Andrew Garfield [アンドリュー・ガーフィールド]
黒の細身パンツとニットでトーンを揃えつつ、白シャツでしっかりヌケ感出し。もちろんこなれているが、これだけだとフツーな印象に。そこに、茶チェスターの登場。コレを羽織ることで一気に大人っぽく格上げしているのがわかる。さらに足元には黒の〈ヴァンズ〉を合わせて、見事なハズし効果まで演出。このバランス感覚、是非見習いたい!
Daniel Craig[ダニエル・クレイグ]
上品なダブルのコートを颯爽と着こなしたダニエル。一見普通のコーデに見えるがどこかこなれて見えません? デニムを折ってブーツを全見せしているなど、“こなれポイント”はいくつかあるけど、1番のポイントは頭に被ったBBキャップ。きちんと派からすると、品格あるチェスターやオフィサーコートにBBキャップ合わせなんてもってのほか。でも、そこはお洒落セレブのダニエル。上品さとカジュアルのバランスを、BBキャップをすることで今どき感たっぷりに表現しているのがニクイ。これなら、たとえデニムがダメージ入りでもミスマッチ感が出ないし、“楽パン”合わせでもチグハグ感が出ることもナシ。そう、BBキャップには侮れない“こなれ効果”があるってわけ。
Nick Jonas [ニック・ジョナス]
シックなチェスターコートを羽織った黒スタイル。そして、イン使いしたパーカで上手にメリハリをつけている。上品なコートとカジュアルなパーカのテイスト違いの組み合わせがなんとも今どき感たっぷりでしょ? で、この黒パーカ、ニックの所属している”ジョナス・ブラザーズ”のTシャツを着ている俳優のジョン・ステイモスがプリントされているというなんともユニークな1着。いかつい黒づくめの中で、遊びのあるフォトプリントが非常に効果的だ。
Brad Pitt[ブラッド・ピット]
この日は少しハンサムコーデな都会派スタイル。以前もよく見たブラピお得意のハット使いにハーフコート。ボトムスもモノトーンで揃えながらインナーのボーダー使いでカジュアル感出しをした。サングラス好きなブラピがかけたのは特徴的なデザインの〈メゾン ボネット〉か?
DAVID BECKHAM[デヴィッド・ベッカム]
ラフなカジュアルだけでなく、上品スタイルも抜群にうまいベッカム。カーキのチェスターコートは、それだけで凛とした存在感が漂うドレスアイテム。これをネイビー合わせでシックにまとめつつ、Tシャツやスニーカーといったアイテムで軽く見せている。こうしたドレスダウンはベッカムの得意技。足し算と引き算を使いこなして、狙いどおりのスマートなイメージを演出している。
Johannes Huebl[ヨハネス・ヒューブル]
エレガンスな茶チェスターには、ハイゲージのニットやシャツなどを合わせて品ありコーデにまとめがち。だけど、ヨハネスはそれでは面白みがないと思ったのか、インにジージャンを活用。テイストの違うアイテム同士が作り出すギャップ効果を見事に作り出している。そしてもう1つ。さらにこのコーデがお洒落に見える理由がある。それが、コートの“茶色”とジージャンの“青”の色の相性が抜群にいいってこと。つまり、イタリアでいうところの「アズーロ エ マーロ=青と茶」。なにしろ、かのお洒落な国の鉄板の色使いなんだから、この合わせ方は覚えておいたほうがいい。
Ben Affleck[ベン・アフレック]
こちらはサンタモニカの街を歩く俳優ベン。上品コート、淡青デニム、Tシャツ、パーカと、とアイテムの組み合わせはベッカムと全く同じ。でも淡青デニム以外の色使いが正反対になっていて、なかなか興味深いところ。ベンは淡青デニムでうまくヌケ感を作りつつ、全体を大人っぽく落ち着いた雰囲気にまとめている。
Justin Timberlake [ジャスティン・ティンバーレイク]
スウェットパンツにロングコートを合わせるという異色の組み合わせで登場した、ジャスティン。大人感のあるスポーツミックスに仕上げている彼らしいコーデだ。ロングコートを着ると、どうしても足元をドレッシーにしたくなるが、ここはあくまでスウェットパンツに合わせてハイテクスニーカーを合わせたところも新鮮。ちなみに、レッドのミラーサングラスで顔まわりにもアクセントを作っている彼だが、よ~く見ると、スニーカーにもレッドが使われている。これはどうやらリンクさせている!?
Liev Schreiber [リーヴ・シュレイバー]
キャメルのチェスターコートにカーデをレイヤード。このぐらいが頑張っている感がなくて、ご近所コーデにはちょうどいいだろう。ポイントは、インナーとボトムスをつなげたダークトーンの色味。Iラインを意識したスタイリングで、スマート見えするので大人は参考になるはず。インナーのカーデをベスト代わりにしてるあたりも大人の余裕見せが伝わってくる。コートの襟をちょっと立てているのも実にオシャレ!
Chris Hemsworth[クリス・ヘムズワース]
個性的な柄使いのコートを羽織った俳優のクリス。アクセサリーやストールも洒落ているが、グレー系の色使いでまとめているから嫌味なし。足元に濃いグレーのスウェードサイドゴアをもってくることで、全体をグッと引き締めて、力強い印象に仕上げている。ドレスシューズより、ずっとこなれて見えるでしょ!?
Jude Law [ジュード・ロウ]
大人のゆるコーデがお得意なジュード。組み合わせも個性的で目が離せないお洒落セレブのひとりだ。この日は、珍しくデニム(スウェットパンツとの合体デザイン!?)。変形したデニム選びがまた彼らしい。そこに首元が大きく空いた白Tを合わせ、リラックス感出し。そして、この日はデートだからか、ダブルのチェスターコートを纏って、紳士的な大人感をプラス。このゆるさ出しは難しいけど、デニムにチェスターコートはマネできる!
BRAD PITT[ブラッド・ピット]
ヒザ部分に大きなリペア加工が入った、なかなかワイルドなデニムがお気に入りのブラピ。このコーデでは、グリーンのグラデニットとマフラーを中心に、ふわりと柔らかい素材感&シルエットを演出。この効果で全体がリラックスした大人の雰囲気になっているのはご覧のとおり。さらに、茶のハットとブーツで大人らしさを注入。硬軟のスタイルをうまく組み合わせた、洒落者らしいセンスを披露している。
Matthew McConaughey[マシュー・マコノヒー]
俳優マシューのコート姿をチェック。ここのところ、冬場はもっぱらロングコートスタイルがお気に入りのマシュー。この日に選んだのは、ヘリンボーン柄のブラウンコートだ。ボタン上までしっかり締めて、頭にはハンチングを被り、コート姿をよりクラシカルな仕上がりにしている。しかし、足元は? と見てみると彼が履いていたのは、なんとランシュー。アンバランスすぎるかと思いきやこれが意外にハマっているから面白い。しかもカラーはあざやかなブルーでコーデにアクセントも効かせられている。コート姿のマンネリにお悩みなら彼のスタイル真似てみては?
Eddie Redmayne[エディ・レッドメイン]
腰丈のダッフル調ジャケットを着て、ボトムは濃紺デニム。首元でアクセントにしたマフラーやバックパックもネイビーでまとめて、ワントーンコーデに仕上げたエディ。なかでも、とにかくうまいのがマフラーの使い方。コートのボタンをしっかり閉めずに、インしたマフラーをがっつり見せることで、こなれた印象を強調。しかも、千鳥格子やチェックの柄が表情豊かに見えるように工夫しているのも計算済み!?
Liev Schreiber [リーヴ・シュレイバー]
ネイビーのコートやキャップに黒アイテムを合わせたシックな着こなしに、明るいトーンの青スニーカーを合わせている。色数を絞ってスタイリッシュに魅せつつ、青スニの爽やかさやアクティブ感を上手に生かしたコーデといえそう。もちろん白スニでもOKだけど、コーデに馴染んでいるうえ、新鮮さもある組み合わせといったらコッチかも。
Daniel Craig[ダニエル・クレイグ]
グレーのジャケットに濃紺デニムを合わせた、いわゆる”ジャケデニ”スタイルに、ベージュのコートをラフに羽織った着こなしだ。コートの襟を立てて颯爽とした印象を演出しつつ、デニムは腿がユルめのリラックスしたシルエット。今っぽいバランス感でこなしているのがわかる。靴やベルトは明るめの茶にして、味のある雰囲気を出しているのもポイント。着飾っているわけじゃないけど、大人の風格はバッチリ!
Justin Theroux [ジャスティン・セロー]
珍しいコートスタイルをキャッチ。オリーブカラーゆえ、キャラ的にモッズコートかと思いきや、またしても素材がもこもこ。しかもノーカラー仕様のモダンな1着だ。合わせ次第ではちょっとルースに見えてしまうドロップショルダーのコートだけど、彼はインナーの黒差しとタイトな淡青ダメデニで全体をしっかりと引き締めている。彼らしい緩急のついたスマートな雰囲気が伝わってくる着こなしだ。
Jesse Metcalfe[ジェシー・メトカーフ]
小僧っぽくなる可能性が高くなりがちなミッキーモチーフのスウェット×味デニムというアメカジの定番スタイル。これに、さりげな~く上品コートを羽織った俳優のジェシー。一見ミスマッチのように見えるけど、このくらいギャップがあったほうが個性的でお洒落。コートの襟を半分くらい立てて、襟元に動きをつけているのもうまいところだ。そのへんの小僧には真似できない、大人のカジュアルになっているでしょ?
Channing Tatum[チャニング・テイタム]
空港で見せたチャニングの着こなし。パッと見はモノトーンのシックなスタイルだけど、よ~く見るとコート以外はスポーツ系のアイテムばかり。そのコートにしてもカジュアルなチェック柄。つまりシックな要素は1つもないのに、全体の雰囲気をしっかり作っているってワケ。そのポイントになっているのが〈フェンディ〉のロゴ入りパーカ。あざやかなイエローがアイキャッチになって、ラグジュアリーな印象を際立たせているのがわかる。単純にロゴアイテムを取り入れるのではなく、着こなしに合わせて上手に活用しているところが、チャニングならではのテクニックといえるのだ。
Matthew McConaughey[マシュー・マコノヒー]
大人の上品スタイルに欠かせないロングコート。今季ロングは注目されているが、着るとコンサバになりがちで、お堅く見える。それを避けるには、チラリ見えるインナーを工夫するという手もあるが、わりと難度が高い。そこで、手っ取り早いのがマシューのようなボアコートを選ぶこと。一般的なウールコートと違ってフリースのようなモコモコした表情があるから、キメすぎないカジュアル感がグッとアップ。彼のような品あり濃紺カラーを選べば、シルエットとカラーのコンサバ感と素材のカジュアルさとがいい具合にミックスされて、ほら、大人の洒落た遊び心を感じるでしょ!
Ben Hardy[ベン・ハーディ]
俳優ベン・ハーディの上品なコートスタイルを目撃。シンプルなコーデではあるが彼がお洒落に見える理由はボトムにあり。こういったロング丈でシックなコートの場合、通常細身のパンツを合わせてスマートに見せるのが常套手段。だが、彼が選んでいるのは腰や太腿がゆったりとした今どきのパンツだ。とはいえ、スラックスのようなウールな生地感を選んでいるので、コートの上品さとも違和感なし。ちなみに、ゆるっとしたパンツを履くなら、彼のようにニットをタックインするなど、すっきり見せのバランスを取るのは必須!