ゴールド派は大喜び!? 〈ルノー〉アルカナ Eテック エンジニアード
ゴールド派? シルバー派? アクセサリーやインテリア、日用品など、ファッションにおいてこの議論は永遠のテーマかと思う。なかには夏はシルバー、冬はゴールド、な〜んてツワモノもいそうだし。どっちも捨てがたい魅力があるから。そして、それがクルマに関しても選べるんだとしたら? そう、今回ゴールドカラーのアクセントが目にも新しい新グレードが追加されたのは、欧州唯一のフルハイブリッドを搭載したモデル群が話題を振りまく〈ルノー〉のCセグメントハッチバック、アルカナだ。
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先月発売を開始したばかりの、そのグレード名は“Eテック エンジニアード”。アルカナは、もとよりファストバッククーペ形状のシルエットが美しい、先進的なCセグメントSUVだ。
これまではスポーティな“R.S.ライン”のみのラインナップだったのだが、フルハイブリッドモデルに加え、リーズナブルなマイルドハイブリッドモデルが追加されたことを受けて、マイルドハイブリッドはR.S.ライン、そしてフルハイブリッドはこのエンジニアードと、ルックスに選択肢をもたせた。逆に言えば、フルハイブリッドのR.S.ラインは、在庫分を売り切ったら終了となる。
しかし、この“エンジニアード”が、めちゃくちゃクールなのだ。なにがって、クルマには珍しい、ゴールドカラーをアクセントにしているから!
〈ルノー〉の公式発表に則って、厳密にいえば、エアロパーツやインテリアに使用されたアクセントカラーは“ウォームチタニウム”。しかし、ちょっと彩度の高いその色は、まごうかたなきゴールドカラーだ。しかも、このエンジニアードにはブラックエンブレムが用意されているから、同社のブランドエンブレム“ロザンジュ”や、リアエンドに用意された“ARKANA”の文字がすべて艶黒になっている。そのゴールド×艶黒のコンビネーションが、どこかストリートっぽさを感じさせて、最高にかっこいい。実はこのブラックエンブレムも、特別限定車を除いて、レギュラーラインナップに入るのは史上初のことだそう。
内装にはカップホルダーやダッシュボードのラインなどに、この“ウォームチタニウム”が採用される。これが赤をアクセントにした“R.S.ライン”とは性格を全く別にしているのが面白い。ちょっと若々しいR.S.ラインに対して、エンジニアードのゴールドはアダルトな印象。小僧っぽさがないぶん、コチラも新たなファンを獲得しそうだ。
走りに変更はないものの、改めて乗ると、走りと燃費のいい意味でのバランスの悪さにギョッとする。ハイブリッド大国日本において、ハイブリッドに飽きていた人ほど、このアルカナを試してほしい。きっと虜になっちゃうこと請け合いだから、まずは是非試乗してみて!
★DATA 〈ルノー〉アルカナ Eテック エンジニアード
●全長×全幅×全高:4570×1820×1580㎜
●車両重量:1470kg
●ホイールベース:2720㎜
●エンジン:1.6ℓ直列4気筒DOHC
●エンジン最高出力:69kW(94PS)/5600rpm
●エンジン最大トルク:148N・m(15.1kgm)/3600rpm
●メインモーター最高出力:36kW(49PS)/1677~6000rpm
●メインモーター最大トルク:205N・m(20.9kgm)/200~1677rpm
●サブモーター最高出力:15kW(20PS)/2865~1万rpm
●サブモーター最大トルク:50N・m(5.1kgm)/200~2865rpm
●トランスミッション:ドッグクラッチマルチモードAT
●駆動方式:前輪駆動
●税込み価格:469万円
●ルノー・コール
TEL:0120-676-365
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