〈ハミルトン〉の復刻デジタル時計は
『007』も魅了した近未来フェイス!
復刻ブームが続いている時計業界。クラシックな1本が手元にあるだけで、渋〜い雰囲気を醸せるので重宝している人も多いはず。そんな人気の復刻ウォッチの中でも、「ほかとは、まるで違う!」という時計が登場したので、ご紹介したい。それが、〈ハミルトン〉の“ハミルトン PSR”。こちらは、世界初のLED式デジタルウォッチ、ハミルトン パルサーの誕生50周年を記念した復刻モデル。ご覧のように、レトロフューチャーな見た目が、実にお洒落。復刻モデルというと、味のあるものが多いけど、こちらはユニークさが売り。着こなしのアクセントにもなるので、「遊びを入れたいな〜」な〜んていうときには、うってつけのアイテムかも!
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1970年に発表された〈ハミルトン〉のLED式デジタルウォッチ、ハミルトン パルサー。3時位置にあるボタンを押すと、赤いLEDで時刻が表示される。機能面でいうと、実はこれだけ。けれども、最先端のテクノロジーを搭載したアイテム。当時は、センセーショナルな出来事として受け止められ、多くのセレブやファッショニスタを虜にしたのだとか。
1970年に発表された初期モデル、ハミルトン P1。ケースとブレスレットは、18Kイエローゴールド。限定400本で、価格は、当時のクルマ1台分に値する2100ドルもしたそう!
映画『007』も、その影響を受けたひとつ。ロジャー・ムーアがジェームズ・ボンドを初めて演じたシリーズ8作目『007/死ぬのは奴らだ』で、ハミルトン パルサーが登場。こちらは1972年に発表された2代目モデル、ハミルトン P2。劇中では、ボンドのアパートにマネーペニーが訪れるシーンなどで確認ができる。
『007/死ぬのは奴らだ』1973年製作。原作/イアン・フレミング 監督/ガイ・ハミルトン 出演/ロジャー・ムーア、ヤフェット・コットー
1972年に発表されたハミルトン P2。本格的に一般発売されたモデルで、風防にはルビーを採用していた
そんなハミルトン パルサーが今年で、誕生50周年を迎えた。それを記念した復刻モデルが、“ハミルトン PSR”。デザインは、ボンドが着用していたP2をベースにしたもの。オリジナルと同じサイズのクッション型ケース。表面にはイエローゴールドPVDを施している。ケース右下には、パルサーではなく、ハミルトンのロゴが入っている。
風防は、ルビーからサファイアクリスタルへ進化。時刻表示は、液晶ディスプレイと有機ELテクノロジーを組み合わせたハイブリッドディスプレイを採用している。オリジナルは、時刻表示が一瞬だったが、こちらは常時点灯。で、機能はもちろん、これだけ。
誕生年に由来して、世界限定1970本。特製BOXがついてくる。
6月発売予定。ケースサイズ40.8mm×34.7mm、クォーツ、SSケース&ブレス(イエローゴールドPVD)、100m防水。12万円(ハミルトン/ハミルトン スウォッチ グループ ジャパン)
ちなみにシルバーのSSケース&ブレス モデルも同時発売。こちらは通常モデルなので、本数は限定されていない。
6月発売予定。ケースサイズ40.8mm×34.7mm、クォーツ、SSケース&ブレス、100m防水。9万円(ハミルトン/ハミルトン スウォッチ グループ ジャパン)
近未来なデザインでSF感あふれる〈ハミルトン〉のLED式デジタルウォッチ。遊び心ある見た目だけに、着こなしの脱マンネリには心強〜いアイテム。いつものスタイルに、1本加えるだけでグッと新鮮さが出るはず。
時刻表示機能しかない、というところも会話のきっかけに使えて大助かりかも!?
●ハミルトン スウォッチ グループ ジャパン
TEL:03-6254-7371
URL:www.hamiltonwatch.jp