プロゴルファー 小平 智選手
ひと目でわかるメカの凄さに惹かれる!
2018年、世界最高峰のUSPGAツアーで初優勝を飾り、名実ともに日本ゴルフ界を代表するプロゴルファーとして注目を集める存在となった小平プロ。天候も含め、ときに運も結果を左右するゴルフというスポーツにおいて、「運が悪くても実力さえあれば脱することができる」と信じ、練習を重ねる。常にポジティブな男が選んだのは見た目から軽快な1本だ。
ブラウンニット3万6000円(バフィー/バインドピーアール)、パンツ3万3000円(ピーティーゼロウーノ/ PT ジャパン)、肩にかけたレザージャケット12万5000円(エンメティ/インテレプレ)
米ツアーでも活躍する日本のエース
小平 智選手
2016年春に、〈ゼニス〉のアンバサダーに就任した小平智選手。「ゴルフで成功したら欲しいと思っていたのは時計でしたし、ラグジュアリーウォッチブランドとのアンバサダー契約というのはある意味ステイタスでもあるので、お話をいただいたときは嬉しかったですし、非常に光栄に思いました」
以来、自然と機械式時計について、そして〈ゼニス〉というブランドについて、知識を得る機会が多くなったという。「時計好きの方たちから、〈ゼニス〉が製造するムーブメントがいかに素晴らしいかなども教えていただき、知れば知るほど愛着が深まっていきました」
この日着用してたのは、〈ゼニス〉の革新性を体現する自動巻きクロノグラフのデファイ。ブラックカーボンケースのスタイリッシュな時計が、鍛え上げられた腕で迫力を醸し出す。
「現在は1年の3分の2くらいをアメリカで過ごしています。僕が住んでいるところは、ゴルフ場の近くなので、思い立ったらすぐ練習できるんです。プロゴルファーとしては最高の環境ですね」そう笑顔を輝かせながら語る小平選手。そして一番幸せな時間は「練習しているとき」と言い切る。
「こうして好きなことを仕事にできているというのは幸せなことだと思っています。ただ、もちろん楽しいことばかりではなく、苦しい時期もあります。まあ、僕にとってはまさに今かもしれないんですけれど、これを乗り越えたらまた強くなっちゃうと思うので(笑)。苦しい時期でも、ある意味楽しくもあるんです」
このインタビューが行われたのは、2019年の国内ツアー最終戦となる”ゴルフ日本シリーズJTカップ”のみを残した晩秋。成績面では悪戦苦闘した1年がもうすぐ終わる。「考え方は人それぞれですが、賞金ランキングも努力している順番だと僕は思っています。ラクして大金を稼げるわけなんてないですよ(笑)。だから自分も、とにかく練習するしかありません」そう、小平選手はいつだって前向きだ。
[ゼニス]
ZENITH
デファイ エル・プリメロ21カーボン
ケース径44㎜、自動巻き、ブラックカーボンケース、ラバーストラップ。203万円(ゼニス/LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス)
ファッション好きの心も掴む
スタイリッシュなブラックのクロノ
1/100秒単位の計測を可能にした自動巻きクロノの名品。その最新作はカーボンケースで軽さと耐久性を追求。ムーブメントからケース、ストラップまで、異なる表情の黒いグラデが圧倒的な存在感を放つ。
「脳科学の先生によると、ゴルフに限らず、ポジティブなことを考えていないと何事もうまくいかないそうなんです」自身の夢は、ずっと"マスターズ優勝"と公言している。「そのためには、目の前のできることをひとつずつ積み重ねていくだけです」きっと小平選手の頭の中には、マスターズ優勝を果たし、〈ゼニス〉をつけてトロフィーを掲げる自分の姿がしっかりとイメージできているに違いない。
●インテレプレ
TEL : 03-6804-3861
●LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス
TEL : 03-3575-5861
●バインド ピーアール
TEL : 03-6416-0441
●PTジャパン
TEL : 03-5485-0058
雑誌『Safari』2月号 P190掲載
photo : Hiroki Nakayama(BOIL) styling : Hidenori Asai text : Kayo Okamura