魅力的に映る大人に共通することは、余裕があること。では、余裕とはいったい何を意味するのか? “遊び心を持つ”というのも、そのひとつだろう。そんな余裕のある大人を手元から演出してくれそうなのが、〈レゼルボワール〉のブラック スパロウ。初期の戦闘機のコクピットに搭載されていた計器にインスパイアされた新作は、ご覧のように文字盤に針が1本と、どこか様子が違うユニークな印象。こちらを手元に置けば、着こなしのアクセントになるだけでなく、時計好きからも「それ、どこの?」なんて、注目を集めること請け合いだろう。
〈レゼルボワール〉は、2016年にフランソワ・モローによってフランスで創業した高級時計ブランド。 “情熱ある真のアドベンチャーを実現するための計器”をコンセプトに、自動車、航空、船舶などのカウンターやゲージの機能性と美学をタイムピースに反映。コレクションの数は12種類を誇り、世界中の時計愛好家から注目を集めている存在だ。
そんなブランドの新作ブラック スパロウは、240°のレトログラード分針とジャンピングアワーの組み合わせに加えて、初期戦闘機の計測器の美しい技術をデザインベースにしている。
なぜ戦闘機の計器に着想を得たのかというと、ブラック スパロウが第一次世界大戦中にフランス空軍に入隊した初のアフリカ系アメリカ人パイロット、ユージン・ブラードに敬意を表しているから。
1895 年にアメリカのジョージア州で生まれたアフリカ系アメリカ人のユージン・ジェームズ・ブラード。フランス外人部隊に入隊し、第一次世界大戦に参加。20回ほどの空中戦を繰り広げるなど、その勇気ある戦いぶりから“死のツバメ”という異名を持つパイロット。シャルル・ド・ゴール大統領より、フランス最高勲章であるレジオン・ドヌール騎士を授与した英雄。
そんな背景を持つブラック スパロウの特徴となっているのが、個性的なデザインの文字盤。「いったい、これはどうなっているの?」一本針は分針で、240°反復運動をするレトログラードミニッツ仕様となっている。1時間経過すると分針は始点に戻って、再び時を刻みはじめるという具合。まるでコックピットにあるメーターの動きのようでしょ? 時針の代わりになるのが6時位置にあるジャンピングアワー機構。数字が時を示していて、画像だと8時49分を差している。う〜ん、なんとも遊び心のある1本。複雑機構を2つも搭載している本格派なのも、時計好きを唸らせるところだろう。
ケースはステンレススチール製でブラックPVD加工を施し、リュウズはねじ込み式のオニオン型とこちらも印象的。ラグもネジとボルトで固定した堅牢な形状と、パイロットウォッチらしい武骨な雰囲気も実に大人好み。ムーブメントはキャリバーRSV-240を搭載。パワーリザーブは約56時間なのでデイリーウォッチとしても大いに活躍してくれるはず。
12月発売。ケース径42㎜、自動巻き、SSケース、レザーストラップ(NATOストラップ付属)、5気圧防水。66万5500円(レゼルボワール/一新時計)
ストラップは風合いのあるバレニアレザー製。使い込むことで味わいが増していくので、長〜くモノを愛用したい人にはうってつけ。またレザー製のNATOストラップが付属されていて、その日のコーデに合わせて交換も可能。
12月発売。ケース径42㎜、自動巻き、SSケース、レザーストラップ(NATOストラップ付属)、5気圧防水。66万5500円(レゼルボワール/一新時計)
12月発売。ケース径42㎜、自動巻き、SSケース、レザーストラップ(NATOストラップ付属)、5気圧防水。66万5500円(レゼルボワール/一新時計)
大人の余裕を手元で表現できる〈レゼルボワール〉のパイロットウォッチ。カラーは3色展開で、ブラックモデルなら、冬コーデの主役になる黒ダウンとの相性が抜群。ベージュカラーは、茶のレザージャケットとインナーにオフホワイトのニットを合わせた上品コーデに馴染むはず。着こなしの幅を広げる意味でも、是非1本入手してみてはいかが?
新作をはじめ、多彩なコレクションを取り揃えた期間限定のPOP UPストア。お近くにお越しの際は、こちらに足を延ばしてみてはいかが?
【日本橋三越本店〈レゼルボワール〉期間限定POP UP】
会期:11月29日(水)〜 12月12日(火)
会場:日本橋三越本店 本館6階 ウォッチギャラリー/プロモーションスペース
電話:03-3241-3311 大代表
●一新時計株式会社
TEL:03-6631-0087