大人が大好きな真っ黒コーデ。都会的で精悍な印象をまとえるうえ、季節を問わないのがその理由。とはいえ、毎回真っ黒だと鮮度が落ちてくるので、どこかで色のアクセントをつけておきたい。そこで頼りにしたいのが手元の時計。全身真っ黒の中で手元に差し色が入ると、グッとお洒落な印象に仕上がるからだ。けれども、派手すぎるとかえって悪目立ちする心配も……。そこで朗報。〈オメガ〉のシーマスター プラネットオーシャン ディープブラック ETNZ エディションは、まさにそれにふさわしい1本。ご覧のようにブラックセラミックのボディに、あざやかなターコイズブルーを差し色として採用した超絶お洒落なタイムピース。これなら定番の真っ黒コーデに鮮度を加えてくれること請け合いだろう。
〈オメガ〉の永久定番といえるシーマスターから最新作シーマスター プラネットオーシャン ディープブラック ETNZ エディションが登場。ETNZはセーリングチームのエミレーツ・チーム・ニュージーランドの略で、〈オメガ〉は1995年から同チームをサポート。そして今回、アメリカズカップの前回チャンピオンであるETNZに敬意を表し、チームロゴに描かれている帆のデザインからインスピレーションを得たタイムピースを製作。それがこちらのモデルというわけ。
ケースは、サテン仕上げのブラックセラミックス製で軽量かつ堅牢なのが特徴。45.5㎜とガッチリとしたボディながらスタイリッシュな魅力も兼ね備えている。注目したいのは文字盤の色使い。カウントダウン表示の針とサブダイアルのリングはETNZのロゴと同じターコイズブルーで仕上げられている。
さらに、ミニッツトラック“12”のインデックス、アメリカズカップトロフィーのカウンターウェイトを備えたクロノグラフ秒針も同色で彩られている。3 時位置には、レースのスタートを計測するためのカウントダウン表示を配置し、レース前の雰囲気を演出している。防水性は600mと本格派で、10時位置にはヘリウムエスケープバブルを備えている。
ムーブメントはキャリバー9900。自社開発のコーアクシャル脱進機により極めて高い精度を誇る。1万5000ガウスの超耐磁性能、ふたつの香箱を搭載し、60時間のパワーリザーブを実現している。ケースバックにはナイアードロックシステムを採用。ニュージーランドのクルーに敬意を表して、シダの葉をモチーフにしたETNZのロゴとホワイトの文字をデザインしている。
ケース径45.5mm、自動巻き、セラミックケース、ラバーストラップ(付け替え用のラバーストラップと2本のNATOストラップが付属)、600m防水。205万7000円(オメガ/オメガお客様センター)
これだけ隙のないデザインとカラーリングは〈オメガ〉のETNZへの期待の表れ。スポーティなデザインと発色の良い鮮やかな色使いは、ダークになりがちな秋冬の着こなしのアクセントになってくれるのは間違いない。大人のカジュアルスタイルにマッチする最新のシーマスターは必ずや第37回アメリカズカップの盛り上がりとともに注目されるはず。その争奪戦が繰り広げられる前に、しっかりと入手しておきたい。
●オメガお客様センター
TEL:03-5952-4400