快適アウターをモダンに魅せる〈アルファタウリ〉。
見映えする“機能服”なら 街歩きも気分がいい。
今期のアウターはどんなものがいいのか? 見た目のよさはもちろんだが、やはり快適で機能的というキーワードは大事にしたい。〈アルファタウリ〉はファッションとテクノロジーの融合を掲げ、あのレッドブル社が設立したブランド。いずれのアウターも快適で機能的だが、それだけでなくモダンな仕上がりにも選ぶ理由がある。
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テクノロジーがもたらす快適さ。
最近よく耳にするのが“○○テック”という言葉。テックとは技術を意味し、これを様々な分野の言葉に結びつけて、新しい意味が生まれたりしている。たとえば、健康管理にIT技術を融合したものを“ヘルステック”と呼んだりするのもそのひとつ。そして、こうしたテクノロジーとの融合をファッションの分野でスマートに実現しているのが〈アルファタウリ〉。F1チームの“スクーデリア・アルファタウリ”をサポートするブランドだけに、その先進性や機能性、そしてプレミアム性を追い求める姿勢が秋冬アウターからも感じられる。
たとえば、これから紹介するジャケットに使用されている“プリマロフト”は、羽毛のような軽さと高保温力を備え、かつ羽毛にはない撥水性を備えた薄手のハイテック中綿。ジャケット表面はウール仕立てだからスラックスにさらりと合わせられ、軽快でスマートなジャケットスタイルを楽しめる。“ファッションテック”の心地よさと見映えのよさを是非体感してほしい。
[プリマロフト パディングウールブレザー]
PRIMALOFT PADDING WOOL BLAZER
ジャケット10万6000円、パンツ4万500円(以上アルファタウリ)、その他はスタイリスト私物
プリマロフトを中綿として内蔵しながらも、その厚みを感じさせない美しいシルエットを描いたウールのブレザー。取り外し可能なジップアップニット付きで、着るだけで見映えのいいレイヤードが完成。
スタンドカラーのニットを取り外せば、通常のジャケットデザインに。シャツはもちろん、比較的カジュアルなインナーもよく似合う
[プリマロフト パディングジャケット]
PRIMALOFT PADDING JACKET
ジャケット7万3500円、ニット4万4000円、パンツ4万500円(以上アルファタウリ)
中綿には、薄手でも暖かいプリマロフトを使用し、軽やかな着心地に。新鮮かつ洗練された配色でテック感を中和したウォータープルーフ素材のボディが、街にすっと溶け込む。
各所のジッパーは、YKK社の止水仕様。エレメントが目立たず、見た目もすっきり
[防水ウール キャバン コート]
WATERPROOF CABAN COAT
コート9万8000円、パンツ3万2500円(以上アルファタウリ)、その他はスタイリスト私物
一見、クラシカルなギャバジンコートと思いきや、ウールエラスタン素材で耐水性を高めた全天候型の素材。ボタンのとめ方次第で印象も一変。公式オンラインストアのみで販売。
見た目はまさにウールそのもの。左上腕部に施されたロゴパッチがアクセントにもなる
[レザーボンバージャケット]
LEATHER BOMBER JACKET
ジャケット14万7000円、ニット4万4000円、パンツ3万2500円(以上アルファタウリ)、その他はスタイリスト私物
取り外せるボア襟が特徴的なブルゾンは、毛足を美しく整えたゴートレザー製。ゴートレザーは、軽量ながら牛革を上まわる強度を誇る。Wジップも機能的。
フロントを開くと、風を防ぐ幅広の前立てに描かれた、ブランドのシグネチャーが現れる
[オールオーバープリント パファージャケット]
ALL-OVER PRINT PUFFER JACKET
ジャケット9万8000円、パンツ3万2500円(以上アルファタウリ)、その他はスタイリスト私物
ジャカード織りのモノグラムを、全体に施したジャケット。表地は防水性に優れ、中綿のプリマロフトは、濡れても保温力が低下しない。公式オンラインストアのみで販売。
表面の総柄として描いたモノグラムはウォータープルーフ素材。上腕部にロゴパッチ入り
●アルファタウリ
URL:www.alphatauri.com
『Urban Safari』Vol.29 P28~29掲載
※記事内で紹介している商品はすべて税込みの価格です。
photo:Takashi Noguchi styling:Kan Nakagawara(CaNN) hair&make-up:Megumi Matsumoto text:Takumi Endo composition:Keiko Oshima