【五十嵐 圭・本田朋子夫妻】
便利さよりも心地よさを意識するようになった。
コロナ禍を経験したこの2年間に、新潟から群馬に住まいを移した五十嵐 圭さんと本田朋子さん。新潟アルビレックスBBで、2016年から活躍した五十嵐さんが、今期から群馬クレインサンダーズに移籍したからです。
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The Time Spend Together 01
おウチ時間が増えて
主人の家事スペックが
上がりました(笑)。
(本田朋子)
五十嵐:ニット9万4600円、コーデュロイパンツ3万7400円(以上セブン バイ セブン/サカス ピーアール)、長袖Tシャツ1万3200円(ラグ & ボーン/ラグ & ボーン表参道店) 本田:ワンピース6万8200円(デパリエ/ビギ デパリエ 事業部)、イヤーカフ7700円(プラス ヴァンドーム/プラス ヴァンドーム 新宿髙島屋店)、その他はスタイリスト私物
ふたつの地方都市でコロナ禍を過ごす中で、最も変化を感じたのは食事なのだとか。
「当初は新潟で暮らしていましたが、やはり地方でも以前のように外出や外食ができない状況になり、おウチご飯を家族みんなで食べる機会が増えました。そんな中でも楽しもうという気持ちから、スーパーでちょっといい食材を調達して、主人と息子と一緒に美味しく食べたり。ご飯のお供や調味料にこだわってみたりするように。おウチご飯をグレードアップできる工夫を凝らすことで、マンネリ化も避けられますからね(笑)。また、そうやって家でゆっくりご飯を食べる機会が増えたことで、ひとつひとつの食材から四季を感じられることに改めて気づいたりもして。そういったなにげないことに、ありがたみを感じるようになりました」と本田さん。
五十嵐さんも、おウチご飯を食べる機会が増えたこと自体を楽しんでいるようです。
「焼肉屋さんからお肉だけをテイクアウトして、おウチで本格的な焼肉を味わってみたり、自分たちなりに工夫して楽しんできましたね。そうした中で僕的に変化を感じたことといえば、外食が減ったことでオフシーズンに大きく体重変動しなくなったこと。コロナ禍前はオフになるとシーズン中はなかなか会えない人たちと会食をする機会がよくありました。でも、それが減ったこともあり、シーズン開幕に向けてコンディションは作りやすくなりましたね。バスケットボールを続けていくうえでは、結果的によかった面もあったかもしれません」
食事に加え、家事も一緒にするように。
「主人は、もともと洗濯はやってくれていたのですが、3歳になったばかりの長男の育児も重なったこともあって、食器洗いもやってくれるようになりました。食器ひとつひとつきれいに洗ってくれて。主人の家事のスペックが、すごく上がったかもしれません(笑)」と本田さん。
五十嵐さんは、やると決めたらとことんやらないと気がすまないタイプのよう。
「食器洗いは、空気を察してはじめたところも(笑)。やっぱり妻が育児で大変なのを見ているのに、あ〜、疲れたなって休んじゃダメだと思いまして。もともときれい好きなので、やりはじめたら食器洗いもちゃんとやらなきゃという気持ちになるので、全然苦じゃないです」
本田さんは、コロナ禍を経て、自分自身の価値観の変化も感じているようです。
「意識的な変化として、シンプルなものを求めるようになりました。家の中のものも、便利だからといって過度にいろいろものを置くのではなく、心地よい空間を作れるものだけを置いておきたいという気持ちに。住みたいと思う場所に対する考え方も変わって、なんでもある都会というより密を気にせず伸び伸び遊べる空間がある場所があればいいと思うようになったり。やっぱり、心とカラダが健康になれる生活が一番。そんなシンプルな考え方にたどりついた2年間でした」
The Time Spend Together 02
外食が減って、
コンディション作りは
やりやすくなった。
(五十嵐 圭)
五十嵐 圭
1980年、新潟県生まれ。Bリーグ開幕の2016年から新潟アルビレックスBBで活躍する。今期からB1に昇格した群馬クレインサンダーズで日本一を目指す。本田朋子さんとは2013年に結婚した。
本田朋子
1983年、愛媛県生まれ。フジテレビを経て、フリーアナウンサーに転向。2018年に第1子男児を出産。アスリートフードマイスターの資格を取得し、夫の体調管理を支えている。初の料理本『本田朋子のWeekly献立』が絶賛発売中。
おウチ時間をより楽しく。
おウチで過ごす時間が増えたからこそのお楽しみになっているのが、ちょっと贅沢な気分になれるお取り寄せアイテム。美味しいご飯のお供や、部屋を華やかにしてくれるドライブーケがあるだけで、家族みんなで過ごす日常が、快適で楽しいものになるんだとか。
ちょっと贅沢なおウチご飯。
京都の料亭〈雲月〉の小松こんぶとじゃこで、ご飯のお供を贅沢に。贈りものとして利用していたが、コロナ禍でおウチでも食べるようになったんだとか。ご飯がすすむ1品。
意識変化が家電選びにも。
〈バルミューダ〉の空気清浄機。「家電も多機能ではなく、シンプルなものがいいという意識変化があり、これを選びました。ほんのり明かりも灯せ、癒し効果もあります」と本田さん。
繋がるためのお花。
「交友のある畑野ひろ子さんが手掛ける〈ウィルガーデン〉のドライブーケを、取り寄せて飾っています」と本田さん。会えなくても、花を頼むことで繋がっていられる気がするのだとか。
●サカス ピーアール
TEL:03-6447-2762
●ラグ & ボーン表参道店
TEL:03-6805-1630
●ビギ デパリエ 事業部
TEL:03-6696-6745
●プラス ヴァンドーム 新宿髙島屋店
TEL:03-5361-1474
『Safari me time』Vol.6 P12~13掲載