ニコライ・バーグマンが教えてくれる
実を盛りつけた華やかプレート。
ほっこりと色づく花や葉が世界をあざやかに彩ってくれる季節。枯れて落ちてくる葉さえも、なぜか素敵に感じる季節ですよね。紹介したい秋冬花はたくさんあるけれど、なかでも今回是非おすすめしたいのは、“実”です。
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春や夏と違って、秋冬には実を使いたくなるというニコライ氏。“実”は持ちもよく、乾燥して移り変わっていく様子も楽しいので、花を入れずに潔く実だけで構成するほうがお洒落だといいます。さらに、シックで落ち着いた秋冬ではありますが、華やかさを失わないのもまたニコライ流です。そのため、使用する“実”は艶があって色づいているもの。今回は、赤リンゴを主役にしてみました。プレートこそ控えめで温かみのあるウッドを使用すると、グッと主役が引き立つってものです。
盛りつけで立体感が出るので、テーブルの上にひとつ置けば、部屋全体が果実で満たされフレッシュな雰囲気になります。この秋は、是非“実”に注目を。
【材料】
・赤リンゴ……16個
・ヒオウギの実(縦長の緑の実)……4本
・ソラナム(オレンジの実)……2本
・ヒペリカム(緑の丸い中サイズの実)……5本
・ノバラ(緑の小サイズの実)……2本
・コンパクタ(赤黄色の小サイズの実)……3本
・ウッドプレート……1枚(直径約30cm)
・吸水性スポンジ……1個(約15cm)
吸水性スポンジに全形の枠を作るベースとなる、葉を取ったコンパクタを挿す。半円になるように、上とサイドに直角に挿します。
中心部分にしっかり刺します。3広がりのあるヒペリカムで隙間を埋め、ノバラで高さを出し、ソラナムとヒオウギの実でバランスを取るといい。
赤リンゴは、艶が出るよう磨いておく。くしはリンゴの向きに関わらず、中心部分にしっかり刺します。
赤リンゴは全体にまんべんなく挿していく。主役なので、ほかの実より少し上に出るようにするとより立体的に。
Nicolai Bergmann[ニコライ・バーグマン]デンマーク出身。今までにない斬新なフラワーボックスを考案し、世界中から注目される。箱根・強羅の“ニコライ バーグマン 箱根 ガーデンズ”は、四季折々の花が楽しめると人気。
●ニコライバーグマンフラワーズ&デザイン
TEL:03-5464-0743
『Safari me time』Vol.17 P28掲載
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