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2024.10.06

The Time Spend Together
【野口啓代・楢﨑智亜】新たな峰に登る夫妻を 支える特別な日常。

日本のスポーツクライミングを、男女のエースとして牽引してきた楢﨑智亜さんと野口啓代さん。楢﨑さんは、昨年8月にスイスで行われたクライミング世界選手権男子複合で銅メダルを獲得し、パリ五輪日本代表として出場したのは記憶に新しい。野口さんは、輝かしい実績を経て、競技人生の集大成として挑んだ東京五輪で銅メダルを獲得。五輪後に引退し、現在は夫である楢﨑さんをサポートしながら、クライミングの普及活動に力を注いでいます。そんな2人は、一昨年に野口さんの実家のある茨城県に新居を構え、昨年5月に生まれた第一子の女の子との生活を楽しんでいます。楢﨑さんによれば、東京から移住し、子育てもはじまったことで2人の生活スタイルががらりと変わる一方、野口さんが現役だった頃と比べると一緒に過ごす時間は減ったのだとか。

 

 

The Time Spend Together 01
最近は子供服をネットで買うのが趣味になっています。(楢﨑智亜)

楢﨑さん:パーカ2万1780円、ロングスリーブTシャツ8580円、スウェットパンツ1万8480円、ソックス2860円(以上ザ・ノース・フェイス/ゴールドウイン カスタマーサービスセンター)、その他はスタイリスト私物 
野口さん:カーディガン1万7600円、カットソー7150円、柄パンツ8800円、ソックス〈2足セット〉2970円(以上ザ・ノース・フェイス/ゴールドウイン カスタマーサービスセンター)、その他はスタイリスト私物

「2人とも現役だったときは、トレーニングも海外の遠征も一緒でした。今は僕が練習や遠征で出かけることが多いので、一緒に過ごすのは僕が家に帰ったときだけになってしまったんです」

野口さんによれば、家で過ごす時間が特別なものになったからこそ、一緒に食べるご飯も楽しみのひとつのようです。
「コロナ禍の期間で学んだ分子栄養学の知識を生かし、智亜のコンディションや栄養面をなるべく考えたご飯を作るようにしています。偏食で野菜を全く食べなかったり年齢的に回復が追いつかなかったりすることもあるので、それを補うためにどうすればいいかを考えています」

楢﨑さんも日々、美味しいご飯を楽しみながら、野口さんのサポートの大切さを実感しているようです。
「20代前半の頃は野菜を全く食べない偏食でも問題なかったのですが、少し前にトレーニングで追い込むと40度以上の熱が出たり、筋肉痛や疲労が抜けなかったりすることが何回も続いて。それ以来、食生活には気をつけています。コンディショニングを考えてくれたご飯を食べたり、コールドプレスジュースを飲んだりしてからは、風邪を引きやすいといったことはなくなりましたね」

 

The Time Spend Together 02
2人でする真剣な話はクライミングのことばかりです。(野口啓代)


2人のおウチでの会話は、やっぱりクライミングの話題が中心なのだとか。
「私が現役だった頃は、お互いがスポーツクライミング界を引っ張っている意識を持っていたので、その部分では理解し合えるものがあり、いろいろな話ができるんです。ただ現役時代は、自分の意見を押しつけないように気をつけていながら、ついつい熱くなってしまうことも(笑)」

楢﨑さんも、クライミングの話をするときの変化を感じているようです。
「お互いの意見やこだわりがあるのは当然だと思うのですが、啓代が引退してからはちょっと俯瞰した視点から話してくれるようになったところがあります。得意分野ももともと違うところもまた、いい関係に繋がっているんだと思います」

そんなクライミング話に熱中している2人ですが、今は子育てにも夢中。どんなときに幸せを感じるのかと聞くと、「子供の寝顔を見ていると幸せだなって思います」と声を揃えて語ってくれました。子供への愛も原動力に、これまでとは異なるスタイルでスポーツクライミング界を牽引していく夫妻に今後も注目したい。

 

野口啓代
1989年、茨城県生まれ。2008年には日本人としてボルダリングW杯で初優勝。翌2009年には年間総合優勝、その快挙を4度達成。競技人生の最後の舞台となった東京五輪では銅メダルを獲得。
楢﨑智亜
1996年、栃木県生まれ。高校卒業後、プロスポーツクライマーとして競技に専念。2016年W杯のボルダリングで日本男子初の年間総合優勝。2019年の世界選手権複合の優勝を経て出場した東京五輪で、4位入賞。

 

Column
2人でケアをして心もカラダも健康的に。


楢﨑さんが競技中心の生活をしている一方、野口さんも競技は引退したもののプロフリークライマーとしての活動に注力。それだけに家でもカラダをケアする習慣が根づいているようです。コンディショニングギアをシェアする時間もまた、楽しいひとときに。

おウチでも時間を作って筋肉を整える習慣を

楢﨑さんが筋肉のケアに使っている、日本コンディショニング協会認定のコンディショニング用ハーフポール。野口さんも現役時代から同じものを愛用し続け、カラダを整えています。


タンパク質の補給は好みの味でさらに楽しく。

栄養管理を考えた食事をしていても、タンパク質を効率よく摂取できるプロテインは欠かせないもの。オートミールに混ぜて朝食にすることも。最近は、抹茶味が楢﨑家のお気に入り。


小さい筋肉もこのマシンでしっかりケア。

筋膜リリースのためのマッサージガンも、2人でシェア。これは〈ユーフィット〉の“リリーサープロ”で、膝裏などの小さい筋肉をマッサージするのに欠かせないのだとか。

 

 
Information

●ゴールドウイン カスタマーサービスセンター
TEL:0120-307-560

『Safari me time』Vol.15 P26〜27掲載

●雑誌・WEB『Safari』の公式TikTokは

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写真=下田直樹 スタイリング=井上裕介 ヘア&メイク=松田陵(Y's C) 文=遠藤 匠
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