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2022.11.02

Behind the success of businessmen
究極の追い込みで“ヒラメキ”と“自信”がつく。

ビジネスの世界で結果を出している人物は、なにによって自分を高め、力を得ているのか。今回は、デジタルとリアルを組み合わせ、新しい“歩き旅”を提案する旅アプリを立ち上げた米田大典さんに、モチベーションと自信をもたらしてくれるものを教えてもらった。

究極の追い込みで“ヒラメキ”と“自信”がつく。フランスの老舗自転車ブランド〈ルック〉のハイパフォーマンスモデルを愛用。「ヒルクライムで心拍数を極限にまで上げると、思考がクリアになり、ヒラメキが生まれることもある」という

“身近な街のなにげない道をエンターテイメント化する”。そんな新しいコンセプトでコンテンツを提供している旅アプリがある。その名も〈膝栗毛〉。利用者は、アプリ上にマッピングされたルートを歩きながら、その地域特有の歴史や文化をオリジナルマガジンで収集できる。ルート上に点在するスポットでは、GPS連動型の音声ガイドを楽しむことも。デジタルとリアルを組み合わせた新感覚の“歩き旅”で、地域の賑わいを創出することを狙いとしている。これを立ち上げたのが、三菱地所で積んだ経験を生かし、新事業提案制度を使って法人化した米田大典さんだ。

「三菱地所の本業は、オフィスや商業施設などのハード開発を起点とした街作りです。ただ、全国にはハード開発ができない場所が多数あります。こうした地域に人の流れを作り、面白さを発見してもらえば、大切な文化や風景を残せるのではないかと、旅アプリの事業を立ち上げました。日本の再発見をとおして人の流れを作り、活力を生むこと。それが私の社会的ミッションです」

新事業を立ち上げ代表取締役となることは、やりがいを感じる一方、重責を担うプレッシャーに晒されることにもなる。そんな環境に身を投じようと決意した米田さんの背中を押し、今なお原動力になっているものがある。それは、かつて関西赴任中に出会い、のめり込むことになったロードバイク。

「関西に赴任し神戸に住んでいたとき、山を走るツーリングに誘われたのをきっかけに目覚めました。当時は毎朝、六甲山に登ってから出社していました。ジャンルでいうとヒルクライム。きつい坂を登ることは、大きなハードルを超える達成感があります。シンプルに努力の結果を実感できる体験は、仕事と向き合ううえでも好影響でした。当時は営業職でしたので、“数字的な目標にコミットし、目標を必ず達成させる”という意志と、身体的にしんどいヒルクライムで目標を達成する体験には、どこか似たようなものを感じていたのです。新事業提案制度にエントリーし、事業プランを法人化するまでには体験したことのないプレッシャーに晒されましたが、それでも取り組むことができたのは、やはりロードバイクによる成功体験があったからだと思います」

東京在住の今も時間を作れる休日は早朝からロングライドに出かけるという。

「ロードバイクで山を登るときは、ゆっくりでもペダルを漕いでいれば必ず山頂には辿り着けます。それは仕事も一緒だと思っていて、突拍子もないアイデアのような飛び道具がなくても地に足つけて進んでいけば遥か遠くにある目標に必ず近づけるんです。一歩一歩前に進んでいけば絶対にゴールがある。その感覚をロードバイクで得られていることは、私にとって大きな力になっています」

究極の追い込みを自身に課しながら、〈膝栗毛〉では今後、地方自治体や商店街と連携しながら、様々な地域資源を生かしたコンテンツを作成し、歩き旅イベントの施策も行う予定だ。

究極の追い込みで“ヒラメキ”と“自信”がつく。「背景や物語のあるモノから共感は生まれる」という考えから、〈膝栗毛〉のアプリで貯められるポイントと交換できるアイテムもオリジナルで開発

究極の追い込みで“ヒラメキ”と“自信”がつく。サイクリングジャージやキャップは、〈ラファ サイクリング クラブ〉。このウエアを着ていれば、世界中どこに行っても同じクラブのメンバーであることがわかる

究極の追い込みで“ヒラメキ”と“自信”がつく。膝栗毛
米田大典さん
2005年に三菱地所入社。東京本社でオフィスリーシングなどを経験後、関西赴任。グランフロント大阪のプロモーション・ブランディングなどを手掛ける。2018年に新事業提案制度に応募。2021年11月より現職。

 
Information

『Urban Safari』Vol.30 P33掲載

写真=丸益功紀 文=遠藤 匠
photo : Kouki Marueki(BOIL) text : Takumi Endo
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