自分で巻くクレープ風の絶品北京ダックって?
〈コンラッド東京〉は日本で馴染み深い、ヒルトングループのラグジュアリーホテル。この28Fロビーフロアにある“チャイナブルー”では、数々のアワードを受賞してきたアルバート・ツェ氏が2005年の開業時からシェフを務めているのはご存知だろうか。そんなツェ氏の独創的な中華料理の中でも、とりわけ多くの驚きと感動を与えているのが、今回ご紹介する北京ダックだ。
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“チャイナブルー”と店名にあるように、店内の照明や雰囲気からブルーというカラーの表現が伝わってくる。ラグジュアリーでありながらも、どこか神秘的な様子
その名は、“鴨肉チャーシューの自家製クレープ包み 焼きパイナップル、揚げ湯葉入り リンゴのコンポートを添えて”(1人3000円、サ込)。なんでも、自分で巻くクレープ風の北京ダックらしく、その新たなスタイルに注目が集まっているのだ。
黒胡麻のクレープの上にはサンチュとフルーツ、そして鴨肉が載せられていて、彩りのコンビネーションがとっても美しい。海鮮ソースでニ日間漬けこんで焼き上げた、燻製鴨肉は香ばしく、オーブンで焼き上げた薄切りパイナップルと相性がバツグン。その甘味が鴨肉の旨味をさらに引き立ててくれるのだ。
また、数枚重ねて揚げた湯葉はパリパリで、印象的な食感のアクセント。海鮮ソースの軽やかな潮の香り、ピスタチオの高貴な風味と合わさり、とっても上品な食味になっている。ちなみに、この湯葉を加えるというアイデアは、もともと精進料理で北京ダックの代わりに揚げた湯葉を使っていたことからきたという。そんな面白いポイントを取り入れているのも、この“チャイナブルー”ならでは。
彼女と2人で楽しく北京ダックを巻ければ、デートも一段と楽しくなるはず! 中華好きの彼女と是非どうぞ!
●〈コンラッド東京〉チャイナブルー
住所:東京都港区東新橋1-9-1 コンラッド東京 28F
営業時間:11:30~14:30(LO 14:00)、17:30~20:00(LO 19:00)
※営業時間は公式サイトをご確認ください
TEL:03-6388-8745
URL:https://conrad-tokyo.hiltonjapan.co.jp/restaurants/chinablue
1976年台湾生まれ、後に日本国籍。ブッフェ、フレンチ、鉄板焼、ホテルグルメ、スイーツをこよなく愛する。テレビ東京「TVチャンピオン」で2002年と2007年に優勝。テレビや雑誌で活躍し、料理コンクール審査員、講演、プロデュースも多数。2017年8月「一般社団法人 日本ブッフェ協会」設立、代表理事就任。