もやし 黄ニラ入り煮込みそば トリュフの香り
もやしとニラの組み合わせといえば、庶民的でいろんな料理に使われる。そのシャキシャキとした食感がたまらないけど、まさかデートでの料理に登場するなんて、イメージが沸かないでしょ? そのギャップこそ、彼女との会話を盛り上げるのに効果的なはず!
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〈ウェスティンホテル東京〉で特筆するべきレストランは、本場香港のエッセンスを存分に味わえる“龍天門”だ。料理長の和栗邦彦さんが創る本格的かつ独創的な広東料理は完成度が高く、まるで香港の高級ホテルで食しているかのような錯覚を覚えるほど。
前菜からデザートまで飽きることなく堪能できるが、この時期オススメしたいのが“もやし 黄ニラ入り煮込みそば トリュフの香り”(2400円、税・サ別)。香港の定番料理オイスターソーススープの煮込みそばに、旬の三大珍味の1つであるトリュフを用いた、龍天門オリジナルかつ季節限定の麺なのだ。
甘い香りと優しい風味の黄ニラは新鮮で柔らかく、シャキシャキとした食感がたまらない。黄ニラを使った煮込みそばは香港ではポピュラーな定番麺料理だが、和栗のこだわりが秘められている。シンガポールで特別に作られた日本では珍しい極細の香港麺を、一度茹でてから水でしめた後に、オイスターソースのスープと合わせるという手間を掛けているのだ!
ゲストの目の前で冬トリュフをスライス!
自家製のトリュフ醤とトリュフオイルを加えて仕上げた後、テーブルにいるゲストの目の前で冬トリュフをスライスするのも贅の極み。高級フレンチのようなア・ラ・ミニュットな仕上がりなので、トリュフの妖艶な芳香が漂い、食欲がかきたてられることこの上ない!
香り高いトリュフは濃厚なオイスターソースと相性抜群だが、この組み合わせはこれまでにありそうでなかった。トリュフを使った料理は香港で近年人気が高まっているとのことだが、これも年に何度となく香港を訪れて本場のトレンドを研究し尽くしている和栗ならではのクリエーションといえる。
ちなみに、ココ“龍天門”の象徴は、なんといっても個性的な門と中央ホールの天井に広がる龍。壮観な龍でも眺めながら、トリュフ入りの香港麺を一緒に食したら、高嶺の花だった彼女だってあなたを「本物の味がわかる人ね」って認めてくれるはず!
●〈ウェスティンホテル東京〉龍天門
住所:東京都目黒区三田1-4-1 ウェスティンホテル東京 2F
営業時間:ランチタイム:11:30~15:00(平日) 11:00~16:00(土日祝)、ディナータイム:17:30~21:30
※“もやし 黄ニラ入り煮込みそば トリュフの香り”の提供時間は上記営業時間と同じ
TEL:03-5423-7787
URL:https://www.ryutenmon.westin-tokyo.co.jp/
1976年台湾生まれ、後に日本国籍。ブッフェ、フレンチ、鉄板焼、ホテルグルメ、スイーツをこよなく愛する。テレビ東京「TVチャンピオン」で2002年と2007年に優勝。テレビや雑誌で活躍し、料理コンクール審査員、講演、プロデュースも多数。2017年8月「一般社団法人 日本ブッフェ協会」設立、代表理事就任。