海老ワンタン入りつゆそば 贅沢な伊勢海老のスープで
春を意識しながらもまだまだ寒い日が続く2月。今月はカラダも心も温まりそうな“ホテルのレストラン麺”をご紹介。麺といえば、お気軽なイメージがあるかもしれないけど、あえて麺をホテルで食べるっていうのもホテル慣れした感じがしていいのかも。彼女と麺でもすすって、2人で暖まりたい。
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- ホテルの名物メニューを彼女と♡ Gourmet
まず、ご紹介するのは〈コンラッド東京〉の28Fある“チャイナブルー”。2005年のホテル開業時からシェフを務め、数々の賞を受賞しているアルバート・ツェ氏の広東料理を楽しむことができる。彼は巻かない春巻や茶葉を使った点心など、創作的なチャイニーズ・キュイジーヌを生み出し続け、飽くことない美食家の胃袋を満足させ、鬼才とも称される料理人だ。様々な調理法を用いながら、洗練された味わいと斬新なプレゼンテーションの料理を提供しているが、なかでも是非食べてもらいたいのが、オーソドックスな“海老ワンタン入りつゆそば 贅沢な伊勢海老のスープで”(2800円、税・サ別)だ。
決して忘れることがない一品になる!
海老すり身、タケノコに加えてトリュフオイルを隠し味にしたワンタンは、ツルツルとしたテクスチャながらも、噛みしめるとシャキッとした食感と心地よい香りが感じられ、決して忘れることがない一品として記憶される。
細身の香港玉子麺は玉子麺ならではのふくよかな食味を讃えており、伊勢海老、海老、トマト、ニンジン、玉葱、セロリ、クリスピーチリといった食材を用いたスープは極上の上湯スープを飲んでいるかのようだ。
“チャイナブルー”でしか食べることができない、海老の旨味を最大限に引き出した“海老ワンタン入りつゆそば 贅沢な伊勢海老のスープで”。ポピュラーな料理である麺に、あえて高級食材である伊勢海老を用いたあたりに、ツェ氏の料理に対する飽くなき探究心が窺える。
最高級のラグジュアリーホテルの28F、東京湾をダイナミックに見下ろせるレストラン“チャイナブルー”で食事をするってだけでも素敵なのに、そこで身も心も温めてくれる伊勢海老をふだんに用いたつゆそばを食べれば、彼女もリラックスして一緒の食事の時間を楽しんでくれるはず!
●〈コンラッド東京〉チャイナブルー
住所:東京都港区東新橋1-9-1 コンラッド東京 28F
営業時間:ランチ 11:30~14:00、ディナー 17:30~21:00
※“海老ワンタン入りつゆそば 贅沢な伊勢海老のスープで”の提供時間は営業時間と同じ
TEL:03-6388-8745
URL:https://www.conradtokyo.co.jp/restaurants/chinablue
1976年台湾生まれ、後に日本国籍。ブッフェ、フレンチ、鉄板焼、ホテルグルメ、スイーツをこよなく愛する。テレビ東京「TVチャンピオン」で2002年と2007年に優勝。テレビや雑誌で活躍し、料理コンクール審査員、講演、プロデュースも多数。2017年8月「一般社団法人 日本ブッフェ協会」設立、代表理事就任。