第6回“アスリート ドレッサー アワード”大盛況!
一流アスリートたちがお洒落を競う⁉
大いに盛り上がりを見せた第6回“アスリート ドレッサー アワード”。このアワードは、雑誌『Safari』の増刊である『Athlete Safari』が主催。世界的に活躍しているアスリートの中から、特にファッションやライフスタイルにこだわりを持つ選手を表彰するというイベント。当日…
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大いに盛り上がりを見せた第6回“アスリート ドレッサー アワード”。このアワードは、雑誌『Safari』の増刊である『Athlete Safari』が主催。世界的に活躍しているアスリートの中から、特にファッションやライフスタイルにこだわりを持つ選手を表彰するというイベント。当日、会場となった阪急メンズ東京前の有楽町マリオンセンターモール特設ステージは多くの人で賑わい、ショッピングで訪れた人たちも思わず足を止め、受賞者たちに見入っていた。
MCのケイ グラントがスタートを知らせると、『Safari』編集長の榊原達弥、そして順々に受賞者が登場。それぞれ編集長よりトロフィが授与された。
まず、登場したのはプロボクサーの井上尚弥選手。普段はあまり着ないという“ジャケット姿”が印象的だが、デニム・オン・デニムの差し色としてイエローのチェックシャツやストールを効かせたりと、なかなかお洒落。ダークトーンをベースとした着こなしを都会的にこなしていた。「人の前に出る以上、身だしなみも重要だと普段から意識をしているので、選ばれたのは嬉しく思います」と井上選手。アメリカ挑戦、そしてプライベートでも第一子が誕生し、2017年は大きく変化のあった年であった。12⽉30日には世界タイトル7度⽬の防衛戦に臨む。
続いてテニスプレーヤー杉田祐一選手。今年、世界ランキング日本人歴代2位を記録するなど、大躍進を見せた杉田選手。爽やかなテニスプレイヤーらしく、白と薄グレーのコーデ。こちらもデニム・オン・デニムで西海岸らしさが窺える。杉田選手は「嬉しいですね。お洒落というか、個性的という意味で選ばれているとしたら、さらに嬉しいです」とコメント。プライベートでのファッションはシンプルというよりも、個性あるアイテム選びや着こなしを重視しているそう。海外にいることが多く、お洒落なフランスの選手などにも影響を受けているとか。
そして野球界からは、186㎝という長身で存在感を感じさせた千賀滉大選手。今年はWBC、日本シリーズ優勝への貢献など大活躍した。普段はラフでリラックスした格好が多いという千賀選手だが、この日はダウンベストにニットを同色異素材を組み合わせ、ボルドーのカラーパンツが華やかさを演出するなどワザありの着こなしを披露。そして、今までつけたことはないというチョウネクタイは人気アニメ『名探偵コナン』をイメージしたのだとか! その長身でスタイルのよさがあれば、どんな服でも見栄えよく着こなせそうだ。受賞と聞いて「人違いかなと思いました。なんで?って。けど、これで柳田さんと肩を並べられたことは嬉しく思います(笑)」。同じくホークスの柳田選手はこのドレッサーアワードを昨年受賞している。
4番めの登場は陸上の藤光謙司選手が登場。陸上選手らしくクラウチングスタートのポーズをキメてステージへ。藤光選手は8月の世界陸上で銅メダル獲得に貢献。「陸上競技は地味なイメージがある人もまだ多くいると思うので、これをきっかけにお洒落な陸上選手のイメージ作りができたら嬉しいです」とコメント。ライダースジャケットにデニムパンツと男らしいコーディネートながら、チョウネクタイで華やかに。藤光選手はもともとデニム好きで、普段はシンプルでカジュアルな格好がお好みだとか。嬉しいことに『Safari』も参考にしてくれているらしい!
フィギュアスケートの無良崇人選手は、レッドカーペットの上で、競技で見せるジャンプを披露。会場を大いに沸かせてくれた。白のクルーネックニットに、刺繍入りデニムジャケットを合わせたスタイルが、エレガントさを感じさせる。無良選手は現在発売中の、『Athlete Safari Vol.18』の連載“あのアスリートのお部屋が見たい!”にも登場。「この受賞を聞いたときは本当に驚きました。もちろん『Safari』は読んでいて、以前から憧れていた場に自分が立つことが信じられない気持ちです」と喜びのコメント。男子シングル選手の最年長で、後輩たちにも兄貴分として慕われる無良選手。落ち着きがあり、このアワードを楽しんでいるような余裕を感じさせていた。
最後にビデオレターでの参加となったのはサッカーの阿部勇樹選手。ご存知のとおり、先日行われたAFCチャンピオンズリーグにて、阿部選手が所属する浦和レッズが10年ぶり2度めのアジア王者に。12⽉には“FIFAクラブワールドカップ2017”が控えているため、今回は残念ながら欠席。お洒落な阿部選手を見たかったのだが、これはまたの機会に期待しよう!
そして、6人のアスリートを表彰した後は、特別賞“Athlete’s Favorite Award”の発表も。今回は、〈アウディ〉R8 スパイダーが表彰された。このクルマは、 〈アウディ スポーツ〉のフラッグシップモデルである〈アウディ〉R8のオープントップモデル。ステージ後方には実際にクルマが置かれていて、発表とともにその姿がアンベールされた。まさに一流アスリートが乗るにふさわしいスタイリッシュさ。ルーフを開いて見せると、その圧倒的な存在感に会場からも歓声が上がっていた。
ちなみに今回のアワードでは、受賞式のみならず、受賞者による“買い物”企画もホットな話題となった。コチラは、阪急メンズ東京で、30分以内にお気に入りのアイテムを1着選ぶというもの。まさに、お洒落のセンスを試されるような企画だけに、受賞者たちも大ハッスル。受賞者たちがステージから降りると、一同は阪急メンズ東京の館内へと向かっていった。
選手たちが買い物をしている一方で、会場はパフォーマーたちが盛り上げた。世界的に活躍するプロダブルダッチチームのREGSTYLE 、フリースタイルフットボーラーの徳田耕太郎によるパフォーマンスは大盛況。さらに、『Safari』や『Athlete Safari』の誌面でお馴染みのモデルや、スタイリストKim-Changが登場する阪急メンズ東京とのファッションスタイリングショーも行われ、盛りだくさんの内容で会場を沸かせていた。
パフォーマンス終了後、ちょうど会場に戻ってきた受賞者たちは再びステージに上がり、何を選んだかを報告。それぞれのチョイスに個性が垣間見えながら、やはり受賞者だけあってセンスは抜群。なかなか面白い結果となった。
本業はもちろん、ファッションやプライベートのライフスタイルも一流のアスリートたち。今後の活躍にも期待したい。