大人コーデの仕上げに
“ベージュ”スニーカーがいい理由とは!?
スニーカーで大人に選ばれている色といえば、やっぱり黒か白。どちらもクセのない色だから、こなれたコーデを引き締めるのにはうってつけ。でも実は、そのパッキリ感のせいでコーデを選ぶことも。そう、お洒落においても、白黒はっきりさせすぎないほうがいいこともある。ときには、柔らかな印象のニュアンスカラーで大人感を演出するのも必要ってこと。そこで注目したいのが、白黒の次に頼れる相棒になると言ってもいい“ベージュ”のスニーカー。
ベージュスニーカーのなにがいいのかというと、このふんわりとしたニュアンスカラーが意外とどんな服にも馴染んでくれること。すっきりとしたデザインのパンツと合わせれば上品な印象になるし、スポーティな楽ちんパンツを合わせれば、品のよさはもちろん力の抜けた印象を醸し出してくれる。実は、コーデの仕上げに使える色なのだ。足元に軽快さが欲しい春に向けて特に使い勝手がよくなる色だから、持っていて損はなし。
1万4000円(リーボック/リーボック アディダスお客様窓口)
この近未来的デザインといえば、1990年代に人気を博した“インスタポンプフューリー”。ポンプで空気を注入してフィット感の調節ができる、靴紐いらずな設計はもちろん健在。新色のベージュならガジェット感抑えめだから、気負わず履けるはず。タフさが漲るバリスティックナイロンと表面がスムースなナイロンをコンビ使いしているので、ワントーンながら奥行きある表情も楽しめる。
上:1万1000円 下:1万2000円(以上プーマ/プーマお客様サービス)
上は’70年代のバッシュにコートシューズっぽいソールを履かせ、街使いしやすいスタイルに落としこんだ“バスケット VTG プレミアム”。側面に走るフォームストライプに加え、靴紐までベージュで統一。プーマのロゴもプリントではなく、型押しで主張を抑えたデザイン。これくらいクリーンな見た目なら、ジャケット姿の相棒としても好相性。下は、毛足を整えたヌバックにベージュがよく映える“レースライダー プレミアム”。クラシカルな面持ちながら、よく見ると、足の甲を包みこむようにかけた靴紐が個性的。
1万6000円(アンブロ/デサントジャパンお客様相談室)
こちらの“バッキー エックス”は、2017年に韓国企画として誕生した“バンピー”というモデルのスピンオフ的な存在。人気モデルの仲間入りを果たし、約4cmにも及ぶチャンキーなソールが迫力満点。脚長効果が見込め、昨今のワイドパンツと合わせてもバランスがいい。ベージュと一緒に展開しているブラックだとストリート感強めだけど、この配色なら楽チンパンツを合わせてゆる〜く履いてもしっくりくるはず。
6万3000円(フィリップモデル/トヨダトレーディング プレスルーム)
白を効果的に効かせ、ベージュを上品な方向に持っていくセンスは、〈フィリップモデル〉ならでは。ほかにもシュリンク感のある革を採用したり、お馴染みの紋章ロゴがアクセントカラーで縁取られていたりと、見どころ満載の演出になっている。職人技が光るイタリアのスニーカーブランドらしいこだわりが感じられる1足は、“お洒落な足元”を作りに最適。
●デサントジャパンお客様相談室
TEL:0120-46-0310
●トヨダトレーディング プレスルーム
TEL:03-5350-5567
●プーマお客様サービス
TEL:0120-125-150
●リーボック アディダスお客様窓口
TEL:0570-033-033
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Hidenori Asai text : Takumi Endo