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FASHION ファッション

2021.01.06

この先の“マウンパ”選びを、
カラフル&クラシックに絞る理由!

黒ダウン同様、今季のマウンテンパーカも黒が主流。そりゃそうだ。だって黒パンツが基本となったこのご時世、やっぱりコーデを気にせずキリッと都会的に決まるのは黒トップ。しかも防寒と機能性を考えると、選択肢はどうしてもアウトドア系のダウンかマウンパになっちゃいますからね。そんな中、もしアナタがほかと差がつくお洒落を楽しみたいなら、この先着目すべきアイテムがある。それがカラフル&クラシックなマウンテンパーカだ。

 

 
とはいえ、いきなりローテクでクラシックなアウトドアスタイルに戻れというわけじゃない。やはりボトムは黒パンツ&スニーカーが前提。ちゃんと今っぽさと都会的なテイストは残さないと調子悪いでしょ? そのうえで、トップをカラフル&クラシックなマウンパに切り替えた姿を想像してみて。黒パンツがベースだから、マウンパの明るい色がぐっと映えて印象はかなり新鮮。決して田舎っぽく見えることもない。さらにモダンなボトムに対してクラシックなフォルムのマウンパがいっそう際立つのも、新鮮さが実感できるポイント。

というのも、今どきのマウンパといえばハイテク素材を用いたスポーティなものが主流。だけど、この手のクラシックなタイプは、いわゆる“ロクヨンクロス”などの機能性素材を使用していて、現代のハイテク素材にはない味な見た目が手に入る。つまり、ストイックすぎない、ほどよいカジュアル感も楽しめるってわけ。ということで、さっそく下からお好みの1着を選んでみて! 

[ザ・ノース・フェイス パープルレーベル]
THE NORTH PURPLE LABEL


 


マウンテンパーカ各3万3000円(以上ザ・ノース・フェイス パープルレーベル/ナナミカ 代官山)

大人好みの落ち着いた色は
クラシックモデルならでは!


ノスタルジックな佇まいが目を引く“65/35マウンテンパーカ”は、1976年に発売されたものを復活させた1着。モデル名の65/35は生地の混紡率を表したもので、ポリエステル65%とコットン35%を混紡した“ベイヘッドクロス”のこと。生地感や色合いも、最先端のシェルとはまた違った味がある。ただ、サイズ感は現代的なゆったりシルエットにアップデイト。フードまわりの大きめなコードストッパーも印象的だ。 

[ジェリー]
GERRY


 

 
ダウン入りマウンテンパーカ各3万7000円(以上ジェリー/シアンPR)

ロクヨンクロス+ダウン仕様で、
着ると超あったか〜い!


こちらの“60/40 マウンテンパーカ”は、ただのマウンパにあらず。実は、こう見えて600フィルパワーの高品質ダウンがフィリングされている。コチラもアーカイブから復刻されたモデルで、モコモコすぎる見た目にならないダウン量が絶妙。コットン60%、ナイロン40%のいわゆる“ロクヨンクロス”を採用したボディには、撥水加工が施されている。そのため小雨程度の雨なら気にせず着られ、湿気などによって中のダウンの保温力が低下してしまうのも防いでくれる。 

[シエラデザインズ]
SIERRA DESIGNS


 


エンブレム付きマウンテンパーカ4万8000円、マウンテンパーカ4万4000円(シエラデザインズ/アリガインターナショナル)(シエラデザインズ/アリガインターナショナル)

アクティブさと同時に
アメリカ好きも印象づけられる!


マウンパの代名詞的存在といえば、やっぱり〈シエラデザインズ〉。右の“マウンテパーカ”は1968年に発売されたオリジナルで、生地も縫製も当時と変わらぬUSメイドにこだわって作られている。左の“USエンブレム・パーカ”は伝統の“ロクヨンクロス”をあざやかなオレンジに仕上げ、星条旗ワッペンで見どころをプラス。もちろんこれもUSメイドで、アメカジ好きにはまさにぴったり! 

[ケルティ]
KELTY


グリーン マウンテンパーカ2万3000円(ケルティ/ゴコウ)

フレアシルエットだから
色だけでなくフォルムも印象的!

バックパックでもおなじみの“三角ロゴ”と深みのあるグリーンが目を引くこちらの1着は、裾に向かって広がるフレアシルエットが個性的。後ろ身頃には、背ヨークから下の部分に縦方向のプリーツが入っていて、これが自然に広がることでひと味違うゆったりシルエットを印象づけられる。Aラインっぽいシルエットは、旬のワイドパンツとも相性よし。 

 

Information

●アリガインターナショナル
TEL:03-6659-4126

●ゴコウ
TEL:03-5770-5540

●シアン PR
TEL:03-6662-5525

●ナナミカ 代官山
TEL:03-5728-6550

写真=丸益功紀 スタイリング=浅井秀規 文=遠藤 匠
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Hidenori Asai text : Takumi Endo
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