お洒落セレブも実践!
真っ黒コーデをお洒落に見せる方法!
都会で過ごす男にとって黒コーデは必要不可欠。スタイリッシュなうえに引き締まって見えるから、都会の街並みにはよく似合う。ただ、そう思っている人は大勢いるわけで……。であれば、ここで違いを出さなくては洒落者の名が廃る。じゃあ、真っ黒コーデでまわりと差をつけるには、一体どんな手段がある?
で、お洒落俳優マット・スミスを見てほしい。シンプルスタイルがお洒落だと人気の彼のコーデ。ご覧のとおり、真っ黒ワントーンが多いのが特徴だ。といっても、黒コーデにありがちなのっぺり感もなく、飾ってないのになぜだかお洒落。と、よ~く見てみるとある共通点を発見! それがニットキャップの存在。しかも、ここはあえて黒で揃えず、柄やカラーなど個性あるものを被っている。そう、彼はニットキャップで洒落たアクセントを作っているのだ。
もちろん、お洒落なマットは、白Tのチラ見せやボア襟の白、スニーカーなどで、ヌケ感をきっちり作っているため、全体が黒で潰れていないのもお洒落に見えるポイント。さらに、ニットキャップのボーダーやあざやかなカラーを差すことで立体感出しにひと工夫。ただの黒ワントーンとは一線を画す演出をしているってわけだ。
みなさんも、こんなニットキャップのワンポイント使いなら気軽に試せるはず。というわけで、今回はアクセントにおすすめのカラーニットキャップをご紹介!
NIGEL CABOURN
各1万5000円(以上ナイジェル・ケーボン/アウターリミッツ)
秋冬に必須の定番品!
ブランドの人気アイテムのひとつでもあるニットキャップは、スコットランド産の7ゲージのウールで編まれたもの。1950年代後半、南極探検隊の1人であったジョージ・ローが被っていたウールのキャップがデザインのモチーフとなっているようだ。保温性も高く、防寒としても大活躍。ベーシックな色でありながら、黒コーデにはぐっと引き立つ大人の色合いだ。
ATHLEDOOR
各6000円(以上アスリドア/ハンドイントゥリー ショールーム)
優しさを表現!
杢糸で編まれた、ニュアンスのあるニットキャップ。深みのある杢糸は見た目に暖かさがあって、秋冬コーデにぴったり。ふわりと軽い被り心地で、ほどよいボリューム感なので、使い勝手もよし。デートなど、男の優しさを見せたいときにもうってつけのカラーだ。
FEDELI
ブルー3万3000円、グレー2万7000円(以上フェデリ/トレメッツォ)
ブランドの贅沢な逸品!
イタリアを代表するニットブランドの〈フェデリ〉は、綿や麻などあらゆる種類のマテリアル扱いを得意とするブランド。特にカシミヤを使うことに長けており、こちらもカシミヤ100%の贅沢ニットキャップ。やはりその着け心地は、上質そのもの。くすんだような色合いは、ワル目立ちせず大人にぴったり。
NEW ERA
各3600円(ニューエラ)
出したいならコレ!
こちらは、染色した糸を使用し、ウォッシュ加工を施したシリーズ。顔料でプリントし、すぐにウォッシュ加工を施す、イタリアの染色技法を参考にしているという。それによって生まれたカラーのフェード感がお洒落で、海好きにはたまらない潮っぽさが漂う。これ見よがしではない、ブランドロゴも大人好み。
RON HERMAN
オリーブ9000円、オレンジ1万1000円(以上ロンハーマン)
少々厚手のものでバランスを!
右のオリーブカラーのモデルは、古着のミリタリーワッチをベースにモダンにデザイン。ボリューム感があるので、少し深めに被るのがおすすめ。左のオレンジのモデルは、折り返し部分を3重にしている。ボリュームがありつつも、バランスよく着用することが可能だ。それぞれほかにもカラバリあり。
●アウターリミッツ
TEL:03-5413-6957
●トレメッツォ
TEL:03-5464-1158
●ニューエラ
TEL:03-5773-6733
●ハンドイントゥリー ショールーム
TEL:03-3796-0996
●ロンハーマン
TEL:0120-008-752
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Masahiro Enomoto(remix)