暑くなってくると、長丈パンツだとどうも暑苦しくてベタベタしがち。というわけで、重宝するのがショーツですよね! でも、膝小僧が出るような旬のシルエットのショーツは、なんだか大人が無理して穿いているように見えてしまう!? な~んてことにはならない、ショーツスタイルを紹介!
コンビが大人の落ち着きを生む!
小僧なイメージがあるせいか、ショーツはどうも大人の色気が出しづらい。でも、夏はすぐそこだし単純に長パンは暑い……。そんな悩みを抱える大人にオススメなのが、こんなグレーのショーツ。コーデュロイ素材なのでサーファーっぽい雰囲気はあるのだが、合わせ次第でぐっと大人な雰囲気に持っていくことができるから重宝する。その好例がコチラのコーデ。グラデのTシャツを合わせて全体を淡いグレーのトーンでまとめつつ、羽織りとして足したのがラベンダー色のシャツ。もともとほんのりと色気の薫るこのパープル系カラーだけど、グレーとは特に馴染みがいい。ドレスっぽいアイテムでこれをやるとフェミニンな感じが気になりそうだが、味のあるシャツやTシャツなら大丈夫。変にキレイすぎにもなりづらいし、大人っぽい印象を作るのには最適。足元には、これまた大人のラグジュアリー感漂うスウェード調のサンダルを合わせれば、“元気小僧”的なショーツ姿とはもうオサラバ。どこかしっとりとしたセクシーさが漂う、大人の男にぴったりのショーツコーデの完成。
シャツ3万2000円(フランク&アイリーン/サザビーリーグ)、Tシャツ7500円(ゼインローブ/ザ センス)、コーデュロイショーツ1万2000円(オーシャン パシフィック/ハンドイントゥリー ショールーム)、手に持ったパーカ5万9000円(サイドスロープ/フェニックスインターナショナル)、ニット帽1万円(ロンハーマン)、サングラス3万4000円(モスコット/モスコット トウキョウ)、サンダル1万8000円(カミナンド/グラビテート)
これなら黒ベースでも軽快!
暑い夏だって日課のワークアウトは欠かせない。てことは、その格好だって夏仕様にアップデイトしなくちゃだけど、上下黒コーデにするときは要注意。よくやる黒ワントーンは、スタイリッシュ演出にはうってつけなんだけど、そのぶん軽やかさは出にくい。だから夏はどうしたものかと悩んでいた人もいるはず。でも、こちらのコーデを見て。上下黒でもぱっと見爽やかさが漂っているでしょ? もちろんそれはナイロンショーツのおかげでもあるんだけど、セットアップになっているトップがアノラックだということも見逃せない。ハーフジップだと、インナーをちょうどいい分量で見せられるので、爽やかなヌケ感もバランスよし。しかも、インナーに心地よさそうなパイルTを選べば、爽やかさもひとしお。また、海プリTにして胸元に爽やかアクセントを作るっていうのも悪くない。いずれにしても、ココから涼やかなものをチラ見せするのがポイント。ちなみに、このショーツは腿にポケット付きで、小物も難なく収納。これもまたご近所ワークアウトに嬉しいポイント。というわけで、この夏も黒コーデに差し色ニット帽を被って、颯爽とお出かけしてみては?
アノラックパーカ1万6800円、セットアップショーツ9800円(以上チャンピオン/ヘインズブランズ ジャパン カスタマーセンター)、パイルTシャツ1万8000円、ニット帽9000円(以上ロンハーマン)、サングラス3万200円(オリバーピープルズ/ルックスオティカジャパン カスタマーサービス)、スニーカー9000円(ニューバランス/ニューバランス ジャパンお客様相談室)
〈Shorts Style 03〉
柄ショーツもぐっと渋く!
大好きな夏が近づいてくると、なんだか気分がアガってくる。となると、やっぱり夏らしい柄アイテムで、ビーチでもお目立ちを狙いたいところ。だけど、いい大人がその辺の浮かれた若僧と同じになってしまうのは絶対に避けたい。あくまでもしっとりとした大人感を纏うにはどうすべきなのか? 今回は、特に“浮かれ”現象が起こりやすい柄ショーツで検証。といってもポイントは至極簡単。ブラウンベースのショーツを主役にするなら、それにならってトップも同色系にするというだけ。ここでは、大人感をぐっと高めるために、茶系の中でもベージュを選択。こうすることでショーツもワル目立ちせず、シックな印象に落ち着くってわけ。ベージュのTシャツに、羽織りはパーカでもいいけど、より大人の品格を強調するならニットカーデが最適。ほら、断然大人っぽいでしょ。で、足元もスウェード調の大人サンダル。こんなふうに、落ち着きのあるベージュとアイテムの上品さのWパンチで、柄ショーツの小僧っぽさはどこ吹く風。大人の風格漂うショーツ姿で、ビーチの注目を集められるはず!
ショールカラーニットカーディガン3万7000円(フィリッポ デ ローレンティス/トヨダトレーディング プレスルーム)、ニットTシャツ1万6000円(RHC/RHC ロンハーマン)、ショーツ1万9000円(ブリリア 1949/トヨダトレーディング プレスルーム)、ハット2万円(ステットソン/ステットソン ジャパン)、サングラス3万9000円(モスコット/モスコット トウキョウ)、サンダル1万9000円(カミナンド/グラビテート)
真っ白なショーツで爽やかさ出し!
夏はパンチのあるアイテムで、見た目から盛り上げていきたいと思うもの。であれば、やはり西海岸テイストのアイテムを取り入れるのが気分だろう。たとえば、今季も人気の衰えないタイダイ染めなんてぐっと目を引くからうってつけ。お目立ち具合を考えれば、シックな色を選ぶのではなく、写真のようにイエローを着るなんて潔い。しかも、水色にグラデーションしていくデザインは個性的でお洒落だ。それにデニシャツを手持ちすれば、いわゆる西海岸的な雰囲気が楽しめるはず。で、ここで肝心なのがボトム選び。これにダメデニなんかを合わせたら、やんちゃでワイルドな男を演出できる。確かにそれもかっこいい。ただ、彼女と約束があるなら、それではやや粗野すぎる!? そう感じるなら、危険を冒さず爽やかパンツを合わせておくのがベター。今回は、究極に爽やかともいえる真っ白ショーツ。パキッとした日差しを反射するような白で、清潔感までアップしてくれるから、大人の男には頼りになるパンツだ。この合わせなら、トップにパンチがあっても大人っぽく仕上がるのは見てのとおり。早速この週末からやって、気分を上げてみるのはどう?
タイダイスウェット2万9000円(P.M.D.S./WAKO&CO)、コーデュロイショーツ1万2000円(ハリウッド ランチ マーケット)、サングラス3万9000円(アイヴァン/アイヴァン PR)、手に持ったデニムシャツ1万2000円(ラングラー/ハリウッド ランチ マーケット)、スニーカー1万1000円(ヴァンズ ボルト/ブルーウッド バイ ハンドイントゥリーPR)
〈Shorts Style 05〉
合うアイテムは変わらない!
今シーズンじわじわ人気上昇のデニムショーツ。大好きなデニムを夏でも涼しく楽しめるアイテムなだけに、上手に取り入れたいところ。大人にとってはどうもハードルが高いと感じるだろうが、コーデの方法は意外に簡単。フルレングスのデニムパンツに、いつも合わせているものは基本的に馴染みがいい。たとえばここで合わせたのが白Tにストライプのシャツ。これ、いつものデニムパンツで普段からやっていそうなコーデでしょ? 難しく考えなくてもいつもどおりにキマるってわけ。とはいえ、ショーツにしたことで小僧っぽく見えてしまうのは心配ですよね。それを避けるには、気をつけるポイントは3つ。まずは、ショーツのシルエット。丈が短いので、ポテッと幅広のものよりすっきりのほうが大人向き。次に、トップを長袖にすること。膝が見えるぶん、上半身の肌見せはできるだけ少なくしたい。最後は、足元。ここでビーサンなんかにしてしまうと虫取り少年のようになってしまうので、こんなふうに上品な顔つきの靴が望ましい。おわかりいただけた? これを押さえておけば、この夏デニムショーツも自信を持って楽しめる!
マルチストライプシャツ3万5000円(バグッタ/トレメッツォ)、タンクトップ9900円(8100/ロンハーマン)、デニムショーツ3万9000円(ヤコブ コーエン/ヤコブ コーエン 東京ミッドタウン店)、サーマルニット2万2000円(ハバノス/ヘムトPR)、サングラス2万4800円(レイバン/ルックスオティカジャパン カスタマーサービス)、腕時計49万5000円(ブライトリング/ブライトリング・ジャパン)、スニーカー2万3000円(トス/ヘムトPR)
●アイヴァン PR
TEL:03-6450-5300
●ハリウッド ランチ マーケット
TEL:03-3463-5668
●ブルーウッド バイ ハンドイントゥリーPR
TEL:03-3796-0996
● WAKO&CO
TEL:06-6263-8188
●トレメッツォ
TEL:03-5464-1158
●ブライトリング・ジャパン
TEL:03-3436-0011
●ヘムトPR
TEL:03-6721-0882
●ヤコブ コーエン 東京ミッドタウン店
TEL:03-3405-0852
●ルックスオティカジャパン カスタマーサービス
TEL:03-3514-2950
●ロンハーマン
TEL:03-3402-6839
●ニューバランス ジャパンお客様相談室
TEL:0120-85-0997
●ヘインズブランズ ジャパン カスタマーセンター
TEL:0120-456-042
●RHC ロンハーマン
TEL:045-319-6700
●グラビテート
TEL:03-3464-6588
●ステットソン ジャパン
TEL:03-5839-2098
●トヨダトレーディング プレスルーム
TEL:03-5350-5567
●モスコット トウキョウ
TEL:03-6434-1070
photo : Tomoo Syoju (BOIL) styling : Takumi Tagawa(remix),Takeshi Yanagawa(remix)
※価格は例外を除きすべて税抜き価格です